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「私は〇〇だ」のレッテルに要注意〜いつだってなんでもできる!

「御影石さん、6月生まれだったよね。僕と一緒で、〈器用貧乏〉 でしょう?」

上司にそう言われたのは、私が40歳前後のころ。

彼曰く、

俺は5月生まれで身体も大きくなる、小学生時代は、勉強でもスポーツでもなんでもできた。
でも結局、なんでも〈そこそこ〉できるけど、〈極めたもの〉がなかったんだよね。

えっと……それって、つまり……6月生まれの私も、〈昔神童、今ただの人〉とおっしゃってる?

しばし、返事ができませんでした。


自覚があるから反発する


〈昔神童、今ただの人〉
というのは、かつて夫が私を指して言った言葉です。
(「十で神童 十五で才子 二十過ぎれば只の人」を略しての表現)

「そんな言い方ある!?」
と反発したのを覚えています。

でもね、「反発した=自覚がある」ということなんです。

私の略歴はこんな感じでした↓

・小学校:すべて「よくできる」
・中学校:すべて「5」(10段階だと「歌のテストがあった時の音楽だけ9」←超絶音痴、笑)
・高校:どんどん成績が低下(多くの生徒が国公立に行く進学校)
・大学:浪人して私立(※)
・就職:関西限定のドメスティック企業
・昇格:40歳の段階で担当のまま

(※)私の小学校からの夢・アメリカ留学を叶えてくれた、愛すべき母校。
にもかかわらず……
高学歴で士業・有名企業勤めが多い高校の同窓会を避けていた当時の私は、コンプレックスを拭えないままだったのです。

〈器用貧乏〉というセリフから、〈今ただの人〉と言われたように感じれ、はたと気がついたんです。

〈ただの人=芽が出なかった人〉というセルフ・イメージを抱えていたってことに。

人にも自分にもネガティブなレッテルをはらなくていい


「私らしくない!」にも ほどがあります ^^;

いまの私だったら、即答します。

「器用貧乏?まさか!
 私、人財育成のプロですよ。
 Aさんも、人を育てるプロじゃないですか!
 私、Aさんにどれほど助けていただいたかしれません」
って。
(当時はまだコーチングには出逢っていませんでしたが、社外交流を含めて、いろいろ学び、職場に企画・提案・導入しているところでした)

そう。
上司Aさんと私は、会社全体に人財育成の文化を醸成すべく、二人三脚で歩んできた同志だったです。

そんな私たちに〈器用貧乏〉なんてレッテルは不要!

持つべきセルフ・イメージは〈人財育成のプロ〉です

「あなたって〇〇よね」
「どうせ私は〇〇だから」

ネガティブなレッテルは、即刻はがして捨ててしまいましょう!

ネガティブなレッテルは、ネガティブなセルフ・イメージを強化し、無限に広がるはずの可能性を狭めてしまうからです。

↑なんでもできるよ

\誰だって、いつだって、なんでもできる/


「私、〇〇だから」
「あの人は〇〇だから」

もしも、そんなセリフが口をついて出たときには、
「ウソ!いまのなし!」
すぐさま取り消して、上書きしましょ♪

「私、天才」
「あの人も天才」
「あの人にできることは、私にもできる!」


「私が私である」ことの確信へ導く魔法使い
御影石 千夏


*しつもん*
「私、〇〇だから」
どんな言葉が浮かびましたか?
それは真実を表していますでしょうか?
きっと、ただの一面でしかないはずです。





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▼家族も自分も幸せになる秘訣を綴っています
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