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03.私らしく生きる秘訣〜必要のないセルフ・イメージは「私らしくない」で

「私らしく生きたい」

そう願うなら、
人からどう見られているか?
どう思われるか?

他人軸を手放して自分で選択することが不可欠、というお話の続編。

今回は、無意識に取りこんでしまっている他人軸の手放し方をご紹介します。

自分に対してネガティブな声かけをしていませんか?


人は誰でも、脳内でひとり言(セルフ・トーク)を毎日何万回も無意識につぶやいていると言われます。

なかでも、
「私は **」
というセルフ・トークは、ネガティブな表現になる傾向があります。

たとえば……

・また、失敗しちゃった
・**したから、ダメだったんだ
・◯◯しないから、△△できないのかな
・私、いつもこうなんだよね
・私は◇◇とは違うから
・どうせ私は◆◆だし

他にも……

私は
・地図が読めない女
・雨女
・人の顔と名前が覚えられない
・数字が苦手
・料理が苦手
・集合時刻によく遅れる
・肩こりがひどい
・雨の日は頭痛がする

セルフ・トークは、自覚がないことがほとんどです。

自分で自分にかけている言葉に思い当たることがない人は、少し視点を変えてみましょう。

たとえば、友達とのやりとりの中で
「私は **だから」
ネガティブな言葉が、口をついて出ることはありませんか?

「私もそう!」
「あるよねー!」
と相槌を打つのは、ポジティブネガティブ、どちらの話題が多いでしょう?

人との会話を客観的にふりかえってみましょう。

セルフ・トーク が及ぼす大きな影響


「できない」
「苦手」
と思っていることをセルフ・トークに気づいた方は、要注意!

「そうよ、そんなの無理よ」
「それは難しいわね」
ネガティブな話題に相槌を打つのも同様です。

というのも、こうした言葉を使うと、
「私は**ができない人だ」
というセルフ・イメージ(自我)を作ってしまうからです。

そして、そのネガティブなセルフ・イメージによって、
「私は "いつも" **ができない」
といったネガティブなセルフ・トークが強化されます。

一度しか起こっていない出来事に対してすら、
「私は "いつも" こうだ」
と過去の失敗例と関連づけてしまうこともあります。

こうしたことが起こるのは、ポジティブなことよりもネガティブなことのほうが記憶に強烈に残る、という脳の仕組みがあるためです。

セルフ・トークとセルフ・イメージの関係


過去に一度、自分が思ったようにはいかないことがあった。

この事実に対して、
「できなかった」
に焦点を当ててしまうと、
「私は "いつも" うまくいかない」
と変換して認識してしまいがち。

そして、
「また、できなかった」
自分に言葉を投げ続けていると……

ちょっとしたアクシデントがあるたびに
「ね!やっぱりうまくいかない」
と、無意識に判断し、ことの顛末が決まる前からうまくいかないほうを選んでしまうのです。

しかも、これをやっている本人にはまったくその意識がないのが曲者です。

ことあるごとに過去の 失敗と思っている経験を思い出しては、
「私はダメだ」
という烙印を押すなんて……

必要ないですよね。

「私なんて」
「どうせ無理」
といった口癖がある人は、要注意!です。


ネガティブなイメージを取り込まない秘訣


そうはいっても、思った通りにいかないことも起こりえます。

そんなとき、どうすれば
「私なんて」
と自分を卑下せずにすむのでしょうか。

まずは、
「失敗した!?」
と思える状況が起こったときの初動が肝心です。

自分を批判するような言葉が浮かんだら、即座に否定します。

たとえば……
「あ!寝坊した!」
となったとき。

「どうしよう……どうしてこんな大事な日に。私ったら、いつもこうだ」

なんて、セルフ・トークが始まると、ますます状況は悪化します。

・洋服選びに迷う
・メイクがうまくいかない
・手がすべって食器が割れる
・ストッキングが破れる
・忘れものをして取りに戻る
・赤信号に引っかかる
・電車が遅れる

思い当たることは、ありませんか?

こんなとき、あなたが自分に言い聞かせる言葉は、


私らしくない!

そう!

寝坊するなんて、私らしくない。
慌てるなんで、私らしくない。

本心でそう思えたら、コップを割ったり、お財布を忘れたり、なんてことは起こりません。

「またやっちゃった」
って自分に暗示をかけるから、無意識が過去の「しまった」の記憶を総動員して、同じことをやろうとしてしまうだけ、なのです。

私らしく生きよう

あなたがあなたらしく生きる道、それは、あなたがあなたそのままを受け入れること。

失敗した
→私ってだめだ

というのは、そのままを受け入れるとは言いません。

実際、失敗なんて、していないのです。

事実は、

朝6時にアラームをかけていた。
目が覚めたら7時だった。

ね?

事実とは、誰がどうみて見ても同じこと、つまり、客観的なこと、ですから。

寝坊した!?
私らしくない!
じゃあ、どうする?

頭をサッ!と切り替えましょう。

そうしたら、きっと、パパッとメイクを済ませて、ばっちり髪型も決まって、一瞬で洋服を選んで、スルリとストッキングをあげて、必要なものをすべて手にして、家を出れば、駅まで信号はすべて青!

朝食を抜いた事実を
「プチ断食したかったんだよねー♪」
と考えて駅のホームで笑顔になったところに、電車がすべりこんでくることでしょう。

ぜひ、お試しあれ♪



ちなみに私。

電車の乗り換えを間違えたり、降車予定駅を乗り過ごした経験は数えきれません。

それでも、自分に笑顔で声をかけるのです。

「あら?私らしくない」って。

そうすれば、電車を間違えても、ちゃーんと約束の時刻に到着します♪

「私らしくない」を知る前は、「ちょうど5分遅刻する人」でしたけれど、ね (^^;;

*しつもん*
「私は**な人」
どんなポジティブな言葉を選びますか?

↑ 才能全開で生きる私の娘は「私、天才!」が口癖です♪

あなたのドリームサポーター
御影石 千夏

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