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汲み取る力


3月は、歩いては止まって歩いては止まってを繰り返した月でした。

自分の力不足を感じて、そして自信がなくなると言葉は出てこない。書きたいのに書けない、ぐるぐるもやもや。

余裕がないから悩んでいるのに、そんな状態の頭ひとつだけで新しい発想なんて出てくるわけがなくて。
だから、3月は人に相談したり弱音を聞いてもらったりすることが多かったです。聞いてくれた友人たちには本当に感謝。


それ以外にもうひとつ自分で何かできないかと、始めたのが国語の勉強です。

え、今更?って感じですが……。
今だからこそちゃんと向き合おうと。

悩みにぶつかったとき、本質を理解しているフリをしているだけで、意図を汲み取れてないし、自分自身もそれをわかっていない、伝えられていないのが原因だと思ったのです。

でも、もう少しスムーズにお話や説明がしたいし、自信をもって会話したい。相手のこともわかりたい。

だからって国語?と思う人もいるかもしれませんが……

いざ、国語をやってみると、恥ずかしながら、小学生の問題でも満点をとれないのですよ。Webライターなのに。

子どもの頃、国語は得意だと思ってたのに、当時から本質ではなくその場の答えだけを出していたのだなあと痛感しました。

数日は普通に問題を解いてましたが、それじゃあ意味がないと思い、ただ問題の答えを解くのではなく「なぜその回答をしたのか」までを課題にしました。

間違えたら答えを読んでみて、こういうことかと納得できるか、できなかったらなぜ納得できないのかを考えて書き出して。

ちょっとずつではありますが、本質を読み解きながら、少し自分の意見を書けるようになった気がします。

ここ数年、ずっと表面的な文章を読み書きしていたけれど、感想や意見を書くことはなくて(表面的な文章がダメとは思っていないけれどね、むしろ必要だけれどね)

だからnoteを書き始めたのですが、楽しく書きたい以外の欲も出てきたり、自分の駄目さを痛感したり「できない」が私生活のコミュニケーションにも現れて……。悩んで抜け出すためにちょっと行動したぶん、3月が始まる前の私よりは少しできるようになってきた、気がする。

まあ、まだ悩んでいるから意識しているだけとも言えるので、習慣化できるように、あえて暫く苦しんでみます。


ということで、3月は書くことすらビビっちゃったけど、4月はもっと書ければいいなあ。

最後に、うちのちまき(文鳥)です。
彼はすくすくと大きくなっています。かわいいね。

私も初心に帰って、本当にわかりたいことを理解できるように、やりたいことをできるように頑張ります。

私の心と体の養分になります。ありがたや。