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今日あった良いこと。

今日も午後、2人1組で行う実験があった。

普段は黙々と作業をしていて私語をすることはないのだが今日は1時間半、待機の時間があったため(溶液をスターラーで攪拌し反応が進行するのをただ待つだけの時間・・・)どちらからともなく、世間話が始まった。

iPadの話(相手が先日iPad miniを購入したらしいので)、好きな漫画や映画の話、バイトの話・・・

ごくごく普通のテーマだけれど恋人以外の人間でこんなにもたくさん話したのは久しぶりだった。

最近観た映画の話から好きな作品の話になった。どんな映画を観るの?最近、面白かった映画はある?と尋ねられて、一瞬ホノカアボーイが頭を過ぎったが何となく話す気になれず、人がたくさん死ぬ系は観ないかな、悲しい気持ちになるから。と答えた。

実験が終わった後、その会話が今日の実験内容より深く頭に残って何度もリフレインした。

もっと上手く返答できたな・・・。私は人が死ぬ作品であれば何でも苦手なわけではなくて物語の演出のために人がパンパン殺されるシーンが苦手なんだよな。人が1人死ぬことによって多くの人の人生が変わってしまうのに、名前も知らない登場人物がその場を盛り上げるためだけに殺されるのが悲しい、というか寧ろ嫌悪だ。その人が死ぬことによって誰かが悲しんで、苦しんで成長していくとかこの人を殺すにあたっての犯人の心理描写、殺人に手を染めるに至った経緯、が描かれているものであれば複数人が亡くなっても嫌な気持ちにはならない。


こういうことを伝えたかったのに。会話ってあまりにも反射的で、思っていることを正確に伝えられない。

それが悔しくて、もどかしくて、面白い。

きっとたくさんの人と話して、内容をブラッシュアップすることで段々、上手くなっていくのだろう。
だからたくさんの人と話すことって大事なんだ。


必要以上の人と会話することは好まなかったけれど、少し挑戦してみようかなという気持ちになった。



あともう一つ。会話のキャッチボールを意識することはとても大事。上手く話せる人は聞くことも、というか良く聞いて的確な質問をすることがとても上手い。一方的に自分の言いたいことを言うだけでは自分が気持ちいいだけ。そういうのは全部ここに書くことにしてなるべく相手の話を掘り下げられるようになろう。


今日は会話ができて楽しかったし、反省点やたくさん話すことが大切ということも気づけたし、改めて人と話すことって面白いなって思えたので良かった。

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