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宇多田ヒカルのベストアルバムが素晴らしい

昨日発売された宇多田ヒカル初のベストアルバム「Science Fiction」
デビュー曲の「Automatic」から最新シングルの「何色でもない花」までの代表曲が収録されているが、特筆すべきは多くの曲がこのベストのために再収録、あるいは再ミックスされていること。

Addicted To You、光、travellingの3曲はRe-Recordingと称して今回新たに歌もトラックも一から再製作されている気合の入りようで、特に「光」は原曲とはかなり違ったイメージの曲となっている。
「travelling」もオリジナル版の若くエネルギーに溢れた印象から、良い意味で歳を重ねた今だから出せる脱力感のような物を感じるトラックへと変化していて、とても心地よい。

その他にも過去(主に活動休止前)の曲はほとんどが新たにミックスし直されており、原曲の印象を残しつつ現代風の音や展開にアップデートされている。
先行して配信されていた「Automatic」も、サウンドの解像度や音圧が圧倒的に上がっており、空間の広がりを感じる音に変わっていた。

とは言え元の曲が古く感じるかと言えばそうではなく、新旧どちらにも良さがあり、聴き比べをするのも楽しい。

運よく夏からのツアーのチケットを手に入れているので、生で聴ける日が楽しみでしょうがない。

CDを再生する機器がないので、できればアナログで出して欲しいと思う。

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