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リアルライフゲーム第6話『人生攻略の最強のツール「MAP」とは』

注)本作品は「人生をゲームのように攻略する」をテーマにした『リアルライフゲーム構想』において各種ツールや考え方を整理するための創作です。本構想を元にゲーム化・漫画化・コーチングサービスが展開されます。多分。

え?

「MAP」開かないけど?

そうでしたね
では前回の続きです

今回は
「MAP」

アンロックしましょう

再再三ですが
「MAP・マップ」は
リアルライフゲームにおいて
最重要項目です

質問ですが
ゲームでのマップ
イメージがありますか?

そうだな

実際のゲームでも

マップは色々あるよな。

ポケモンのタウンマップ

ゼルダもマップあるし

モンハンもあるし

要は地図だよな。

そうです
マップは地図です

では
そもそも

ゲームにおける
地図の役割
とは
何でしょうか?

急にまた

難しい話だな。

ゲームの地図でいえば

だいたい旅の序盤で貰う

お助けアイテムというか

もはや必須アイテムというか…

道に迷わないようにとか

どこに何があるか分かるとか

地形の情報が分かるとか

こういうことか?

すばらしい回答を
ありがとうございます

地図はお助けアイテム
どころか
もはや必須アイテムです

現実世界での
地図と言えば
地形情報だったり
町や道の情報
が多いですが

リアルライフゲームでは
「道に迷わない」
「どこに何があるか分かる」
という意味合いが
強いかもしれません

マップがないと
ゲーム内でも
迷子になりますからね

確かに

マップのないゲームは

想像すると

攻略が難しそうだな…

複雑なダンジョンとかは

自分の場所さえも

分からなくなるしな

リアルライフゲームも
高難度ダンジョンだと
思ってください

なので
「MAP」がないと
攻略が難しいです

「目的地が分からない」
「現在地も分からない」
「進むべき方角すら分からない」


という問題が
頻繁に生じますからね

そうなってしまうと
遠回りをしたり
無駄なリスクを負ったり
立ち往生してしまったり
プレイ時間が過ぎてしまいます

ポケモンでも
トキワシティから
トキワの森に行かず
ずっと左に行って
ぐるぐるしていると
話が進まないですからね

なるほどな

「MAP」が重要そう

というのは

なんとなく

分かってきたな。

「何をしていいか分からない」
「やりたいことがない」
「その場から動けない」

というのは
大きな悩みの種です

もしも
こうした悩みがあれば
「MAP」
を使ってみましょう

それに裏を返せば
「やることが明確」
「やりたいことがたくさんある」

のであれば
人生は充実しますので

MAPはすごいんだな

「何をしていいか分からない」

って思ったことは何度もある。

なんというか

「無力感」

がすごいんだよな。

ちょっとした

人生への絶望というか…

それが解消できるなら

早速「MAP」を知りたいな。

もっと具体的に

使い方を教えてくれ。

いいでしょう
この後【マップ屋】
案内しますので

その前に軽く
説明しておきましょう

リアルライフゲームにおける
「MAP」には

「ゴール」
「行程・道のり」
「現在地」
「次の目的地」
「未開の地」

などの要素が記されます

最初は情報量が少ない
白地図のようなものなので
驚かないでくださいね

【マップ屋】
なんてものがあるのか

まあパークも

【ショップ】で売ってたんだから

店があっても変じゃないか。

ところで
MAPに記載される項目で

ゴールとか

現在地とかは

実際の地図でも

なんとなく分かるんだが

「未開の地」

ってのはなんだ?

文字通り
「未開放である部分」
が表示されます

現実世界の地図とは違い
リアルライフゲームの地図は
多くの「未開の地」があります

特に
行程の途中や
ゴールの先などにある
「ハッキリしない部分」
「情報のない部分」


これらが
「未開の地」
として表示される
ことが多いです

モンハンでも
初めて訪れるエリアでは
マップに表示されない
未開のエリアがある
そんなイメージです

そんなものなのか?

未開の地が多くある

そんな地図は

不良品だと思うが…

どうにかならないのか?

それをどうにかするのも
攻略ということで
受け入れてください

それに
【マップ屋】では
「未開の地」の
解放ヒントも
得られると思いますよ

では
【マップ屋】
いってみましょうか

今回は
サブクエに追加された
『早起きできるようになる』
のMAP
作ってもらいましょう

お、おう
行ってみるか…

着きましたね
ここが【マップ屋】です

早速ですが
【マップ屋】
「店長」を呼んでみて下さい

(NPCみたいなのがいたら)
(ゲームっぽいし分かりやすいから)
(店長らしい人を創造してみました)

おーい
店長さん

はいようっ!
はいようっ!

どうもっ!
【マップ屋】店長だっ!

話は聞いたぞっ!
『早起きできるようになるMAP』
が欲しいんだよな

よくあるマップだから
作りやすいと思うし
資料も十分揃ってるぜ!

ちょっくら作ってみるな

なんかいつもと違いますね

こんな感じなんですね

【マップ屋】って

よろしくぅ!

まずは大枠からだな

(ザッザッザッ)
(地図描いてるっぽいSE)


製品版ではちゃんと作りたい…
デザイナー募集中!

できたぞっ!

なんだこりゃ…

「もや」みたいなのが

たくさんあって

全然分からないじゃないか…

まあ
「最初はそんなもん」
だろうな

分からないところは
あって当然
だからな

それを1つ1つ
明確にしていって
MAPを完成させる

それが重要だぜぃ!

そうなのか…

でこれから先は

どうしたらいいんだ?

まあそう焦るな!
1つ1つ進めていくぞ

現在の状況としては
「行程が分からないこと」
が大きな課題だな

ということでまずは
「行程」「道のり」
を明確にしていくぞ!

今回のケースでいえば
「早起きできるようになる」
という状態になるまで

そこまでの
「1つ1つのステップ」
「具体的な手順」


これをはっきりさせる
と言えばいいだろう

まずは「行程」ね…

そういわれても

「早起きできる」

ということなら

頑張って早く起きるとか

夜早く寝るとかが

思いつくけど

そういうことなのか?

そいつはずいぶんと
「場当たり的」
な考えだな

ここで大事なのは
「具体的な手順」
なんだ

1つ1つ進めていけば
最終的には
「早起きできるようになる」
「高い確率で成功しそう」
「信頼できるルートである」

それが重要なわけだ
それが出来れば楽勝なんだ

だが!

それが難しいともいえるんだな…

だから店長のオレが
こうして作ってるわけだ!

分かりました
店長さん!

じゃあ
早速作り方を

教えてくださいよ!

よおーーしっ!

まずやることは
「具体的な手順」

明確にできるような
「情報源」
を探すことだな

いいか大事なことだが
だいたいのことは
既に攻略済みのやつがいる

MAPでいえば
「すでに踏破したやつ」
がいるわけだな

つまり
どういうことか分かるか?

既に踏破しているなら

その人と

同じ道を行けばいいってこと?

大正解だ!
やるな!

「パクってなんぼ!」
ということだからな

今回でいえば
「早起きできるようになる方法」

「具体的な手順」

「明確にしている奴」

そいつを探して
「そいつのMAPをパクる」
これが
ベストな方法なわけだ

出た「パクる」

リアルライフゲームでは

パクっていいんだもんな

そりゃ

すでにルートがあるなら

それ通り進めばいいのか。

良く分かってるじゃねえか
チュートリアルばっちりだな!

金持ちになりたい
社長になりたい
異性にモテたい
自信を持ちたい
転職したい
働きたくない
ダイエットしたい
幸せになりたい
楽しい週末を過ごしたい
ゲームが上手になりたい
早起きできるようになりたい
さぼり癖をなくしたい
メンタル強くなりたい
イタリアに行きたい
大学院に行きたい

この世のだいたいのことは
既に踏破してるやつがいる
んだ

それで
その手順を丸パクリする
同じルートを行ってみる

そうすれば
同じような景色が見られる
少なくとも
近い場所にはたどり着ける

そういうことだな

なんかそう聞くと

出来るような気がしてきました。

他の誰かが行けるなら

その人と同じルートで

行けばいいということか。

でもそのルートって

どうやって調べたらいいんだ?

次は調べ方だな!

リアルライフで
「行程」や「手順」を
明確にするには

で調べる」
Youtubeで探す」
ChatGPTに聞いてみる」
プロの方法を調べる」
プロのアドバイスを受ける」
学校やセミナーで学ぶ」

とかいろいろな方法があるな
分野や内容によっても
変わってくるかもしれない

今回の
「早起きできるようになる」なら 
お前さんにとって
どの方法がよさそうだ?

うーん

何か本を読んでみるか…

(でも本はめんどいからな)

それか

まとめ動画みたいなのを

Youtubeで調べてみようかな…

よし!
そうとくれば…

(ザッザッザッ)
(地図描いてるっぽいSE)


「行程を明確にすることが最初の行程」

できたぜっ!

これでいくつか
「もや」が晴れた

今回の
「早起きできるようになる」
最初の行程

「早起きできるようになるまでの
行程を明確にする」


ということになるな

ありがとうございます。

行程を明確にするのが

最初の行程
って

なんだか

トンチみたいですね。

じゃあ実際に
今回の行程を
調べてこーい

今回は
ゲームマスターの
「時魔法」
調べるのにかかる時間を
一瞬で済ますから

次回までには
必要な情報は
揃っているはずだ

安心して
Youtube見てこい!
本を読んでこい!

はい!

張り切って調べてきます!
(これ次回の流れだ…)

次回
『最強ツール「MAP」の作り方』



作者あとがき

MAP

この構想を考えた当初は「UI」と「MAP」の2本立てでした。ゲームUIの分かりやすさを人生に導入できないか、人生を旅だとしたらMAPが必要だ、そうした発想からゲーム内要素としてのUIとMAPをリアルライフにも導入できるだろうと踏んだわけです。行程が分かっていれば、あとは進むだけです、もちろん大変な道のりかもしれませんが、これを進んでいけばその先には○○が待っていると分かれば、進む1歩1歩にも力が入るものです。逆に言えば「地図も持たずにフラフラと生きている人間」にならないように気を付けたいものです、せっかくの人生ですので、旅に出ましょう。

料理に例える方法も考えました。私も料理担当として日々料理をするのですが「レシピスゲー」と思うばかりです、リュウジさんいつもお世話になっております。料理は食材が手順がだいたい同じなら、だいたい同じようにできます、もちろんお店に出すレベルではないかもしれないですが、遠からず同じものが出来ます。「同じ手順なら同じものが作れる」というのはスゴイことです、「再現性」という言葉になるのでしょうが、これはスゴイことですよ。才能・環境・遺伝子・教育・言語、色々な素材の違いでブレが生じることはあるかもしれませんが、それでも近いものが出来ます。MAPも同じ考えで「同じルートを行けば、似たような景色が見られる」という「再現性」があるわけです。東京タワーや自由の女神は誰だって見に行けます、同じ行程を行けばいいのです。

MAPのデザイン

今回のnoteで実際に作ったMAPは、私が実際に自身のMAP作り、行程整理に使っている「drawio」の画像から張りました。実際のコンサルティング現場でも使いやすいチャート作成ツールですのでおススメですよ、クラウドでも使えるし直感的に使えます。

実際の製品版では「よりゲームらしく」作れたらいいと思っています。色々なゲーム作品の地図もそうですが、リアルライフゲームでの地図はどちらかというと「チャート」や「工程表」という要素が強いと思うので、そうしたものをゲームライクに作れたらいいと思っています。製品版では「ユーザーが自分でMAPを作る」ようになれば理想なので、自分の手で「ゴールがこれで、現在地がココ、次やることはこれで、ここはモヤだな」みたいなことを直感的に作れたら良いですね。こうしたデザイン性のあるものを私自身で描くというのは大変そうなので、デザイナーがいたら丸投げしたいですし、無理なら自分で作りますね、行程が結構ありそうですが、まあ仕方ない。

ゲーム内のNPC

設定が難しいよなーと思っています。キャラが立っていればなんでもいいともいますし、いてもいなくてもいい存在ではあるのですが、ゲームらしさを考えるとNPCや登場人物がある方がいいと思うんですよね。ポケセンのジョーイさんみたいなことです。この辺はデザイナーに任せたいですよね、○○屋の店主みたいなのはいくつか出てくる予定で、MAP屋、武器屋、防具屋、占い師とか?ありそうですね。

Youtube大好き

普段からYouTubeばっかり見ています、家にはテレビがありません、TVerはたまに見ますけどもね。Youtubeは娯楽としても情報収集にも大変有効だと思っています、英語が分かるので海外の情報もダイレクトに仕入れられますし。今回の「リアルライフゲーム」についても実際に調べてみたのですが、ここまで全体的な構想はありませんでした、こういうのはあったので参考になりますが、やはり部分的というか。本の要約チャンネルとかは便利です、とりあえず要約をざっと聞いて、面白ければ実際に読む、書評を見るよりも「この本はココがいいよ!」みたいな良いところにフォーカスした内容が多いので見ていて毒が少ないで。気になることはYoutubeで調べてみて下さい、なんだって先駆者がいるはずですので、パクっていきましょう、法律の範囲内で。


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