近世大名は城下を迷路化なんてしなかった:第3章(9)集計結果

## 3.5. 集計結果と地図調査の結論――城下町と非城下町に極端な差はない。そして、やや城下町の方が道が良い。

### 3.5.1. 集計結果一覧

城下町の集計結果を表 3.5.1と表 3.5.2に、非城下町の集計結果を表 3.5.3と表 3.5.4に示します。

表 3.5.1: 城下町集計結果(1)

表 3.5.2: 城下町集計結果(2)

表 3.5.3: 非城下町集計結果(1)

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近世大名は城下を迷路化なんてしなかった:第3章(8)九州編

### 3.4.7. ■九州編

#### 3.4.7.1. 小倉城(福岡県)

図 3.4.7.1: 小倉城

こんなん笑うわ。卑怯!これは卑怯!
「大名が防衛のために城下を複雑化させたって本当?」
と調べてる人間に、小倉城の東半分を突きつけるのは卑怯と言うほかないでしょう。笑うしかないじゃないですか。

一方で西半分、主郭の存在するエリアはどうでしょう?

上級武士の侍屋敷は二の丸にあります。

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近世大名は城下を迷路化なんてしなかった:第3章(7)四国編

### 3.4.6. ■四国編

#### 3.4.6.1. 丸亀城(香川県)

図 3.4.6.1: 丸亀城

見ての通り、はっきりと方格設計が存在しています。

十字路の割合も、交差点総数が50~100の城下としては高い比率です。目抜き通りが南北に貫き、おおむね左右対称である都市設計は、中国大陸から伝わった都城制のフォーマットに沿っています。

北側の大手門の前に枡形のような広い空間が設けられ

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【佐久穂58地区地図】

佐久穂町は58の区または地区と呼ばれる行政区(=集落)で構成されています。

空き家対策や移住相談の対応をする中で、
私自身が町内にある58の区全てを把握したく、
区ごとの位置関係が分かる地図はないか役場で探したのですが・・・

ない! L(゜∀゜)ノ

地元の人は頭に入ってるんでしょうね。

でも外から来た地理感・距離感のない移住組は、
電車の路線図的に一目でだいたいの場所が分かる地図があったら

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恵比寿近隣の保育園(渋谷区2019.6)

自宅近隣の保育園を申し込むにあたって比較検討・申し込みをした保育園(区役所掲示地図)。

2019年6月、7月と連続で1歳児は空きがなく待機児童。

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近世大名は城下を迷路化なんてしなかった:第3章(6)山陽・山陰編

###3.4.5. 山陽山陰編

####3.4.5.1. 津山城(岡山県)

図 3.4.5.1: 津山城

おおむね、方格設計が見られますが、河川に近いエリアでは平行・直角の崩れが見られます。河川地形の影響と考えられます。

さらに、城の西側では正方形に近い地割なのに、北西・南・南東と南西の端のあたりでは短冊形の地割となっています。都市計画の不統一感、はなはだしーい!

注目せざるをえないのは

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迷子が歩く

である。非常によくない掛け合わせ。
電車でどう行くかわかっていても、北に進みなさいとか、、が著しく弱い。
今ではナビがご丁寧にスマホの向いている方向を示してくれるのでそれに沿って歩くことができるけど、それがなかったら厳しいぞ、、ということは結構ある。

東横線(渋谷→横浜)に乗っていて、なんで白楽の次に東白楽なんだろう、、?と一瞬思う。自分の中で横浜というのは地図上よりももっと西にあるイメージ。だ

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近世大名は城下を迷路化なんてしなかった:第3章(5)近畿編

### 3.4.4. 近畿編

#### 3.4.4.1. 膳所城(滋賀県)

図 3.4.4.1: 膳所城

本丸の不定形を内堀で解消し、二の丸より外では方格設計が強く出ている点が目を引きます。

にも関わらず十字路の比率はは低い結果となりました。

なるほど、城下の街路は複雑で、迷ってしまいそうです。

しかし、この城を攻めるなら、普通は琵琶湖から船で接近するのではないでしょうか?

陸路でも

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長久保赤水と江戸の地図

先日の茨城新聞に、このような記事が出ていました。

江戸時代の地図製作家、長久保赤水に関する記事。
彼の制作した地図の下絵や関連資料、そして書簡(手紙)などが発見されたそうです。

江戸時代の地図製作家と言うと、伊能忠敬

がやはり有名で、彼が制作した『大日本沿海輿地全図(以下、伊能図)』

が江戸時代を代表する地図…という印象を持つ方も多いと思います。

先日記事にしたシーボルト

が関連した「

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ありがとうございます!今日が良い1日でありますように!
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近世大名は城下を迷路化なんてしなかった:第3章(3)関東編

### 3.4.2. 関東編

■烏山城
城絵図に描かれた城下町の交差点数が50以下と少ないため、対象として不適当とし調査対象から外しました。

■沼田城
城絵図に描かれた城下町の交差点数が50以下と少ないため、対象として不適当とし調査対象から外しました。

■笠間城
城絵図に描かれた城下町の交差点数が50以下と少ないため、対象として不適当とし調査対象から外しました。

#### 3.4.2.1.

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