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Meglog【Aneshという人】

Introduction

今日の主人公はこの男。


Anesh(あねっしゅ) です。
彼は筆者MegのEnglish coachであり、友達でもあります。

この男、普通の人ではありません。
例えば、7言語を話すマルチリンガルであるということ。
でもそれだけではありません。

今日お話しするのは、エネルギー溢れる彼の人となり、世界を飛び回った経歴とEnglish coachを始めた経緯、そして彼の仕事English coachとしての仕事ぶりや信念、目標です。

今日書く内容はなんだか面白くなりそう。

最後までお楽しみください。

人となり

もし私がAneshを一言で言い表すとしたら、「コミュ力と躍進力の塊」です。
彼は会話の進行も自由自在にしますし、営業なら効果的に相手に伝える能力を持っています。相手を笑わせることも、友達になることも自由自在。ましてや自分を雇ってもらおうと思ったら、彼なら相手をロックオンできます。

このコミュニケーション力と持ち前の明るさでどんな人とも知り合いになります。

さらにストイックさ、目標達成への意欲の強さに信頼を置き彼の事業に賛同する人は多く、多くの仲間が彼を支えています。

さらに自分の胸の奥底にある願いや目標や夢を、大きく掲げることを大切にしていて、
論理的にそこまでたどり着くためのプロセスを考え、継続する力も持っている人です。

Affirmation(自己肯定感を高めたりや周りへの感謝を感じるために口で発する活動で、北米では多くの人がルーティンにしているそう。)や瞑想で毎日心も健康に保ちながら、自信を持って人に接するのが彼のスタイルです。

彼と2カ月間プログラムを共にしている間にも、彼が自分の英語プログラムを、偶然出会う多くの人に伝え、実際に仲間を増やす様子がありました。


経歴

カナダで生まれ、南アフリカ生まれの両親を持つAnesh。
12年前に英語プログラム、OSLを起業させた起業家であり一児のパパです。
世界の約30か国に渡航経験があり、7か国語話すマルチリンガルでもあります。

その7言語とは
English/ French/ Spanish/ Mandarin(中国語)/ Hindi/ Gujarati(インド・グジャラート州の公用語)/ Africans

いわば語学マスター。現在はアラビア語を勉強中のLanguage learnerです。



「ポン、よしここにしーようっ!」


私は実は中国語を2年以上学んだあと、慎重に検討した上でいま今台北にいます。

そして彼も台湾にいたことがあるのです。
でもなぜカナダから遠く離れた台湾??


どこかに行きたいと思い立って地球儀を回し、
目を閉じて指を指した場所、

そこが台湾だったそうです。

彼は即航空券を買い、渡航当日、飛行機の中で気づきます。

(・・・・・・パニック!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
計画もない、台湾に知り合いもいない、言語も知らない、今何をしているんだ、どこにいるんだ、私は誰…!?!?!?

渡航まで本当になにも気にしていなかったそうです。

言語を教えてくれる知り合いもいなかった彼が台湾で始めたのが、人に話し掛けて中国語を自ら学ぶこと。

毎日朝から夜まで一日100人に話し掛け会話し、彼の話す間違えさえも口頭でランダムに会った人に正してもらっていたそうです。
だから文法や発音記号を完全に知っているかどうかといったらそうではありません。でも言語を習得するって本来はそういうものなんですよね。母語の文法や発音記号は知らないものです。

そうして完成していくFocus sentences(*)を使い、使っては覚えることを繰り返し、物凄いスピードで中国語上達させました。

彼が言うには語学に何年もかける必要なないと言います。数カ月あればいいと。

OSLと同じ学習法で参考になる動画があります↓
斬新過ぎて信じられないかもしれませんが、実際に実践するのとしないのでは大きな差があるんです。


この語学学習方法をもってしてスタートさせたのが、英語プログラムOSL(On the spot language)です。

彼自身が台湾で町の人に話し掛け会話をもち言語力を伸ばしたように、生徒を街へ連れ出し、街の人と会話をもつための文章と方法を教えサポートをするEnglish coachとして、”教室を持たない学校”を開きました。

今年で12年目、次にEnglish coachとしての彼をご紹介します。



English coach

「教えてるんじゃない(Teaching)、コーチングしているんだ(Coaching)‼」とAneshよく言います。

彼は分からないことがあればすぐ答えを教えてくれるわけではありません。また文法や発音記号も教わりません。発音記号を教えてくれるなんてことはこの授業で絶対に発生しません。

日常で本当に使う英語文を、発音もネイティブスピーカーの言うそのままに生徒に伝授します。どうやって会話を展開させていくのか、そのままの方法を生徒に見せ実践させます。

どういうことかと言うと、教科書でよく書かれている文は、ネイティブスピーカーたちが日常で本当に、本当に使う文とは違い、いわば使う状況があまり考えられない文、
または文法に全く間違いがなく、日常では言わない言い回しも日常で省略される部分も全て記した非日常文です。
それを本に向き合いながら教わっても話せるようにはならない、ネイティブスピーカーが話す文とその音をそのまま学習者に伝授するというのが彼の考えです。

例えば、教科書に「来週おばは私の家に一週間滞在する予定です。」と日訳される文があったとして。
一生に一回使うか使わないかですよね。学習者が初歩からスピーキングを伸ばすためには使われない文です。


さらに例えば、ありがちな間違え”Can you take a picture with me?”
「(あなたと)一緒に写真を撮ってもいいですか?」は”You mind taking our picture?”と言います。
これは「Do you mind~?」構文です。この型のDoは本当によく省略されます。
さらに発音もポイント。”Yu-mai-teki-na-picture?”と発音するのですが、これは知らないとなかなか聞き取れないものです。

このような教科書英語と実際の会話表現や発音のギャップは、英語を話せるようになりたい人を困らせます。会話場面でリアルを聞けば、理解するのにも、会話のスピードにも影響がでます。


一般的な教室の中に籠って、リアルを知らないまま何年も英語を学び続けるのと対局にいるのがOSLです。

人間が育つときに学ぶように、Aneshの背中を見て学び自分で考え、自分で行動して成長するのです。これらの自然な日常会話文と発音をそのまま教えるのがAneshスタイルです。文法は気にせず、まずは話す事、また一単語ずつ発音せず、耳で聞いたままに発音する事を教えてくれます。

(*Focus sentences とは何か、OSLの講義概要と合わせてこちらをお読みください↓↓)

講義中Aneshは生徒を率いて積極的に街の人と話すように生徒を促します。
彼が最初に話し掛けて生徒に話を振ったり、生徒に会話に入り込むよう後押ししたり、
生徒から最初に知らない人に話しかけるのなら、そのときには質問だけ渡して自由に会話をしてくるよう背中を押してくれます。

会話中生徒がもっと英語を話し人とつながれるように、会話の中に生徒がはなすきっかけを作ってくれたり、話し掛けた相手にフックが見えたら突っ込んで聞くよう促したりして、会話の中に垂れた話す機会または相手に質問する機会を逃さずこちらへ”トス”を渡してきます。

そうしてAneshが生徒をプッシュ+アップする会話は生徒にとってスピーキングを鍛える時間であるとともに、コミュニケーション力を学べる機会であり、また現地の人とつながる会話なのです。

もちろん生徒が自分で人に話し掛けたり英語が話せないのにネイティブに混じって発話するのにはストレスがかかります。
さらに分からないことがあればすぐ答えてくれるわけではありません。
自分でまずは予想し、答えを探し、整理して話すのです。なので毎日疲れるし、毎日困ります。

しかし彼は、緊張したり、興奮したり、感動したり、困ったり、悩んだり、恥ずかしくなったり、プライドに反する感情などを餌に生きています。
生徒たちにもこれらの感情を感じて欲しい、と彼は生徒を居心地の悪い場所へ押し出させます。だからOSLを通して心が動くし、成長するのです。

OSLの講義が終わったら、生徒はAneshなしで、自分自身で行動して知らない人に話し掛け、会話をもちます。
もしやらなくてもAneshに変に期待されたり落胆されたりことはすることはありません。
いつもいつも軸は自分にあるべきで、自分で行動すれば、心が動く出会いがあり、しなければただ学費を捨てるだけなのです。

Aneshは、生徒が目指す目標や願いを生徒自身で叶えられるよう応えてくれます。彼がエネルギーを持って行動し生徒を扇動します。OSLでの積極的な活動が目標への原動力となることを望んでいるのです。

彼自身の目標は世界の英語教育の在り方を変えること。
世界中にOSLを広げて、どの言語を学ぶにもOSLの学習方法を採用した“Coaching”を実施することです。

既に日本に拠点を置く言語サービスを提供する企業との協力も始まっておりこれからの展開が期待されています。


Conclusion

今日は友達でEnglish coachのAneshについてご紹介しました。
私のEnglish coachは台湾で毎日100人に話し掛け、英語プログラムを始めた7か国語話すコミュ力の塊だったんですね。
彼の教え方と信念には本当に驚かされます。
こんな人もいるんだ、と思ってもらえたらこの記事は成功です。


今日はこれで。
また次回お会いしましょう;)

次回Meglog【OSL エピソード#1】
OSLでの実際のエピソードの一つをお話します。お楽しみに!

#Meglog
毎週水曜日日本時間19時公開です:)

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