見出し画像

主観分析:とぅば声質/音色まとめ(5人編)

ありがたくも10月15日のKCONへ行くことができまして。そうしたらあれよあれよとM&Gもレカペも当たる…人生においての運を全て使い果たしたのではないかと思うくらいの奇跡を体験しました…。
そんな体験の中、今まで彼らの歌声についてずっと感じていたこと…それが確信に変わったKCONでもありました。

ここから本編に入りたいと思います!

彼ら5人は “古代から伝わる神聖な魔法。唱えた時に現れる光は真珠のように一粒一粒が輝きを放つ” そんな声だと思っています。

魔法の世界があるとするならば、様々な魔法があって。現代魔法のように、人々を幸せにするもの、危害を加えるもの、利便性が良くなり生活が豊かになるもの、悲しみや寂しさを和らげてくれるもの…用途に合わせて使い分けるものが多いと思います。ただ、古代魔法は現代魔法とは違うんです。古代魔法は神聖なものとして位置づけられており、使える人が限定されている。強い威力を発揮する分、扱いづらい印象。扱いづらいはずなのに、魔法を詠唱する時に見えてくる光は繊細かつ芯のあるような…

そんな5人の声についていままでの個人別主観分析を元にし、まとめてみようと思います!


声質と音域のバランス

今までの個人別主観分析を元に考えていくと、全体的にはMinor寄りの音色。MajorにもMinorにもなれるHUENINGKAIの音色が中心と考えると、

Major ←🐿>>🦊≧🐧<🐰<<🧸→Minor

のような声質配置になるかと思います。この時点で声質のバランスがめちゃくちゃに良いと感じていて、それが耳心地の良さに繋がっているのではないかと思っています。個人的に耳心地の良さ=ボーカルエフェクターをあまり感じない声なので、5人の歌唱力の高さもあるんですよね…本当に凄い…
次に、音域になると順番が少し変わって中心はSOOBIN。

高音域←🐿≧🐧>>🐰<🦊<<🧸→低音域

のように感じ取れます。これはあくまでも楽曲からの印象が強いので、地声とはまた別の話だと思って聞いて欲しいです…。音域について考えた時にも同様にバランスがめちゃくちゃいいな…と感じて。つまりは音域の高低差があろう楽曲でもそれぞれに特化した人が居て対応できちゃうってことな訳で…というか、声質も音域両方ともバランスがいいって何事???


声の類似点と相違点

彼らを個別で分析していた時に感じていた類似点を。
先ず🐿🐧の2人が奏でる高音は本当に似ている部分が多いと思います。それぞれの音色はもちろんあるのだけれど、美しさが本当に一緒。高音を出す時って無理に出してしまうと喉への負担が大きくて、よく喉を閉めちゃう場合があると思うんです。そういう歌い方だと聴く側の耳が痛くなる高音になりがちなんだけど、この2人はそれがない。むしろ気品のある音を出してるよね…

そして相違点。
🐰🧸の息の量が多めな音色と🦊🐿🐧の直線的な音色。🐰🧸のウィスパーな声って練習してできるものではない部分が大きいと思っていて(ボイトレ続ければ出来るのかな…?とりあえず私は無理(聞いてない))、そういう声は本当に多彩に変化するんです。暖かさも不穏さも…真逆のイメージのものも作れる音色。すんなり耳に入ってくる音だから印象に残りづらいかと思うけど、そうじゃない。それは(ある意味)正反対の直線的な音色の3人が居るから。特に🦊の唯一無二の声で曲全体が締まる感じとの違いは聴き応えあるなぁ…とついつい感心しています。
また、RAP…というか🦊と対になるメロディーライン。🦊は作り出す曲の世界観+リズムの強さをメインで感じ取れるのですが、それとは別に明瞭な音(発音含め)で表現する🧸🐧が聴けるのも面白いかと。


結論

彼ら5人それぞれの音色は違っていても、声質・音域のバランスがほぼ均等であること。そして声の気品あふれる美しさと印象の違いでのメリハリが良く、耳心地のよさを感じる。

=全てにおいてバランスの取れた最強の音色

ということなんですよ。バランスが良いからどんな曲調にも挑戦できるし、それを昇華出来てしまう彼らのスキルと表現力(歌声の部分で)の高さ。
だからこそ最初に例えた古代魔法に通ずるものがあって。古代魔法は強い威力を発揮する分、必要な感覚とスキルが高くないといけない。その至高の境地に見合った想像力も必要。魔法を使うのであれば、相手をどういう風にしたいのか想像力を働かせて詠唱しないと魔法は発動しないと思うんですよね。彼らの声にそんなイメージをもの凄く感じていた今日この頃です…魔法使いって本当に居たんだね。


まとめ(感想)

彼らの歌声を日々聴き込んできて、上記のイメージを持っていた訳で。サマソニでも勿論なのですが、今回のKCONで正に古代魔法を使ったような印象を受けたんです。一気に彼らの世界に誘われたかのような感覚…
もちろん演出やパフォーマンスで圧倒された部分も大きかったのですが、音色大好きマニア( )として1番鳥肌が立った瞬間があったんです。それがItoの「愛ずっと」の部分(2:30~)

この部分でステージのリフターが上がっていたかと思うのですが…(もはや記憶が曖昧)この時の🧸🐿のハーモニーが会場全体を包み込んだんです。一気に魔法が広がっていくような、そんな感覚を。
もちろんOPのGBGBで会場をKCONというLIVEに引き込んだ瞬間だったり、Opening Sequenceの世界観でじわじわと空間を侵食し始めていったり、Ringで全ての視線を掻っ攫ったり、0×1で儚さ全振りで終わらせた瞬間だったり…どの部分も捨てがたいところではあるのですが、🧸🐿のハーモニーの魔法は強力でした…

皆さんも感じていらっしゃるとは思いますが、とぅばちゃんのセトリって必ず意味が込められていると思っていて。今回のKCONではイルMOAへの愛溢れる思いと、初めてとぅばちゃんたちの楽曲に触れる人たちに向けたセトリだったと思うんです。とぅばちゃんたち特有の世界観にどう誘っていくのか…魔法に必要な力を少しづつ集めて解き放った瞬間…それが私にはItoのハーモニーだったんです。この瞬間に私は確信しました。「あ、これがとぅばちゃんの魔法だ」と。

歌っている彼らの周りには大小様々だけれど温かな光が輝いていて。その光は個人の魅力ある歌声が結晶や真珠となって表れているかのようで。そしてお互いの魅力を打ち消すことなく繊細。だからと言って弱弱しいわけでは無く、芯の通った光…(伝わりますか?笑)
こんな素敵な音色を持っている5人に惚れない理由がない…それくらい魅力溢れる音色なんですよね…狡いなぁ…

ここで進化を止めるわけではなく、常に前進し続けようとしている姿にも脱帽ですし、そんな彼らを見届けられる幸せと応援し続けたい思いを強く感じています。

次のカムバックではどんな進化を遂げ、MOAに新たな魔法をかけてくれるのか…楽しみで仕方ありませんね!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?