見出し画像

国共内戦の続き

毛沢東は1949年10月1日、北京で中華人民共和国の樹立を宣言、国民政府要人は台湾に逃れ、蔣介石は50年3月1日台北で総統に復帰し中華民国を存続させた。

世界史の窓、国共内戦(第2次)

人類が工業化社会から情報化社会を向かえるに連れ、知性が暴力を制し、平和で知的な世界が訪れると期待されてた。それが「物質的に豊なアメリカ人が、世界に富と平和を齎す」という幻想を生んだ。結局、学習能力を何処に使うかが文明で、物質的欲望を安易な方法で満す能力に先鋭化したのが、人類文明の最先端、アメリカです。しかも、先鋭化集団が世界中にネットワークを張り巡らせてるので、全世界的に緊張が高まりつつある。

中国政府もアメリカに反応して緊張を高めてますが、結構忘れられてるのが、国共内戦が終っても無いし、停戦もして無い。だから、中国と台湾の境界線が曖昧です。NHKも「台湾が管轄権をもつ水域」としか書け無い。此処に中国政府が、台湾の管轄権を認め無いと言ったのですから、明らかにレッドライン(赤線)を越えた。NHKの記事ではこちらの表現は避けてますが、他のソースとかで何の程度、中国政府が強く出てるか確認すると、報道機関の立ち位置が判ります。

という処で、台湾有事は着実に近づいてます。お侍さん達は、自分達も参加して育てた火の粉ですのでワクワクしながら見守ってるでしょう。一方、普通の官僚、特に外務省の官僚とか平和団体とか人権や平和を希求すると言ってた人達が何の様な気持で見てるのか、チョット興味です。何れにせよ、止める方法は無さそうですので、傍目八目、有用な体験学習とするのが賢いでしょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?