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20. 有馬記念 2022 考察

今年もこの時期がやってきた。昨年この記事を書いてからもう1年。
本当に1年早いなあと思いつつ、いろいろ思い返してみるととっても長かった1年でした。特に仕事のプロジェクトが変わった6月あたりからの半年間は本当にきつかったと言うしかなく、とても1年早かったなんて言えない1年だったなあと思います。

毎年書くことが恒例化しつつあるので思考整理も含めて今年も書こうと思います。いつもは何日かでちゃんと書くのだけど、今年は仕事で時間もとれなかったので軽めに書こうと思います。ちなみに昨日23日から38度の発熱をしており、その中で気合で書いていきます。

昨年までの結果

2019年は本命◎リスグラシューが1着も、アーモンドアイも思考停止で軸にしてしまい、はずれ。
2020年は本命◎クロノジェネシスが1着、△11人気 サラキアが2着、▲フィエールマン3着で大当たり。払い戻し17万円
2021年は本命◎タイトルホルダーが5着ではずれ。
あまり大荒れしない傾向の有馬記念だし、今年もその傾向になりそうだからこそ、荒れ狙いではなくある程度絞って勝負したいところ。


今年の予想のポイント

今年はまず何と言っても逃げ馬がタイトルホルダーでほぼ確定なので予想がしやすい。タイトルホルダーはスタミナに秀でたバテない馬なのとスローペースからの瞬発力勝負に強い実績馬が多く集まった今回のメンバ―を考えると、ミドルペースを刻むこともほぼ確定でしょう。

タイトルホルダーが逃げた時もしくは番手の時(=この馬が逃げられないほどハイペースで逃げる馬がいた時)には、1つ特徴があって「後ろから馬が差して来れない」こと。2年ほど前から遡ってみて確認しても、最終コーナーで半分より後ろにいた馬は1頭も馬券に絡んでいない。これはそれだけタイトルホルダーが「他馬に脚を使わせる逃げ」を打てていることの裏付けである。(すべて中山・阪神の内回りコースなのでその影響も勿論あるが有馬記念自体も中山なので問題ない)
なので、最終コーナーで中団より前にいそうな馬を狙いたい。

弥生賞 2021
皐月賞 2021
菊花賞 2021
有馬記念 2021
日経賞 2022
天皇賞春 2022
宝塚記念 2022

あとは昨年もあげた通り有馬記念で好走する馬の特徴をもう一度振り返ると、
① 持続的な末脚勝負で強く、スタミナを兼ね備えた馬
② タフな馬場が得意な馬
③ 3歳馬に有利な斤量設定
上記を備えている馬が強い。昨年も③のエフフォーリアが1着、①②のディープボンドとクロノジェネシスが2,3着であった。


今年買う馬

◎ 13 タイトルホルダー  / 2人気
今年も本命◎はタイトルホルダー。昨年はパンサラッサの番手で中途半端ペースになってしまい、バテてないのに最終コーナー曲がった後の瞬発力勝負気味になってしまい5着に。当時は横山和騎手も乗り替わり初戦だったので能力をうまく引き出せなかった印象だが、今年はタイトルホルダーとコンビで4戦組んで彼のストロングポイントを活かせているように見える。なるべくハイ気味のペースを淡々と刻んで、早めに追い出して持続勝負にしてほしい。なによりも昨年本命を打った大好きな馬のリベンジを期待して。

○ 9 イクイノックス / 1人気
対抗○は今年のハイレベル3歳馬の大将格のイクイノックス。1番人気になるのも妥当of妥当。能力で考えれば現役最強格なので的中率重視であればこの馬から入るべきな気もするが、馬券戦略上、イクイノックスは軽視気味にすることとした。(人気馬が堅い有馬記念で切るのはやりすぎだと思ったので買い方で工夫する)
・天皇賞秋で魅せたように瞬発力勝負に秀でており、有馬記念自体の適性は低い可能性がある
・今までスローペースしか経験しておらず、タイトルホルダーの刻むミドル~ハイペースでいつもの差し脚が使えるか不明
・9番枠自体は悪くないが4番枠~10番枠まで同じ位置を取りたいような馬が揃っており、多少ポジションが後ろ気味になる可能性がある

▲ 10 ジャスティンパレス / 7人気
▲  18 ディープボンド / 8人気

相手本線はジャスティンパレスとディープボンド。
3歳馬でスタミナ寄りの持続性能の持ち主と考えると相性の良い菊花賞組(ジャスティンパレス、ボルドグフーシュ)だが、菊花賞は前にキツイレースだったので内容はジャスティンパレスの方が上、且つ神戸新聞杯を見てもジャスティンパレスのほうがスピード性能がある(ボルドグフーシュはスタミナに寄りすぎていてステイヤー気味に見える)こと、あとポジションが前目を取れること、これらを理由にジャスティンパレスを選択した。
昨年2着の実績もあるディープボンドは大外を引いて人気が落ちているが、大事なのは枠番より並びであり、先行したい馬が外に揃ったことからタイトルホルダーの後ろを14,15,16がすーっと追いかけていけばすんなり隊列も決まりそこまでロスを被らない(ロスを被ったとしてもスタミナでカバーできる馬だし)ことからディープボンドも相手に指名した。

△ 3 ボルドグフーシュ / 6人気
△ 14ボッケリーニ / 15人気

こちらは3着がありそうな穴馬の2頭(馬券で買うかは迷い中)。
ボルドグフーシュは後方待機からの馬なので1着は厳しいが、3着に最後突っ込んでくる(2019年のワールドプレミア枠)可能性は全然あるため、3連系馬券なら買い。
ボッケリーニは少なくとも有馬記念と同舞台(中山2500m)の今年の日経賞でタイトルホルダーと僅差の2着なのに前走の大敗で過剰に評価を落としすぎ。前走の大敗着順自体は直線で不利を受けてのもの&&イン有利の馬場で大外枠。データで見ると確かに買えない要素はたくさんだが、穴馬は加点方式。馬体重が戻って→先行して→先行が恵まれれば3着くらいあってもおかしくない。


買わない馬

ヴェラアズール / 4人気
→この馬は父親のエイシンフラッシュ譲りのスローからの瞬発力が武器で中山に適性があるかどうかが不明。というかジャパンカップを見る限り瞬発力は極限の切れ味を誇っており、明らかに高速馬場向き。ここで持続性能などもあれば化け物級ということになってしまうのでさすがに適性的に今回は軽視で行きたい。前目の位置を取りに行く騎手じゃないしね。

ジェラルディーナ / 3人気
→取捨選択に一番迷った馬。適性は悪くないはず。馬券期待値的にも1~3人気全部買うわけにはいかないので、今回はこの馬を軽視。前走のエリ女は圧倒的外伸び馬場の大外枠からの外差しで1着、前々走のオールカマーは圧倒的内伸び馬場の内枠からの内差し。さすがに恵まれすぎてて能力の判断に困る。となるとその一つ前の小倉記念は・・・、マリアエレーナにぼろ負け・ヒンドゥタイムズに僅差と考えると買いづらい。(成長曲線を描いているのはわかるんだけど、判断材料がなくてつらい・・)◎▲との組み合わせならギリ買えるオッズか。

エフフォーリア / 5人気
→復活してほしいが古馬のエピファネイア産駒の活躍のできなさや横山武騎手のインタビューを見ると買える要素は少ないように映る。復活した時は馬券関係なしに拍手を送りたい。


買い方は本命からの馬単を本線で、対抗と絡めた3連系も少し買っておく感じにしようと考えております。
にしても有馬記念って年末の競馬のお祭りって感じがして考えるだけで楽しいなあ。


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