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中判フィルム

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中判フィルムを使用した写真を題材とした記事をまとめています
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二眼レフカメラで夜のストリートスナップ #4

データ化する度に、二眼レフカメラってシンプルな造りなのにこんなにも綺麗に写るんだと驚かされます。 さらに、撮影サイズ(フォーマット)でも写りがこんなに変わるんだと驚かされます。 とはいえ、私は大判フィルムは使ったことないし、中判も645と6×6しか使ったことないので語れるほどではありませんが、645と6×6でも明らかに写りに違いを感じることができます。 中判フィルムの一番小さいフォーマット645と一番大きい6×9では倍の違いがあるので6×9の緻密さは素晴らしいだろうと想

二眼レフカメラで夜のストリートスナップ #2

めちゃくちゃ楽しいです。二眼レフカメラでの夜スナップ。 最近、三脚を使用して中判フィルムでの夜スナップがどんどん増えている。 もともと三脚は使う頻度が少ないと思っていたので何年か前に安価なアルミ素材のを購入し、付属していた雲台も重く嵩張る3WAY雲台でした。 ストリートスナップの時はかなり歩き回るので少しでも負担を減らすために今回から自由雲台に変更しました。 結果、452g → 196g (雲台のみ)の軽量化。 機動力が上がり大満足。 フィルム選び 初めての時は

二眼レフカメラで夜のストリートスナップ #1

ふと二眼レフカメラで夜スナップをしてみたいと思い「ケーブルレリーズはどこに?」とカメラを見てみると 「ん?どこに???」 となった。 今はとても便利な時代。インターネットって素晴らしい! 調べれば大体の答えは見つかる。 知識を記録として残してくれる全ての方に感謝!!! まずは「Yashicaflex ケーブルレリーズ」で検索をかけてみた。 ヒットした中からこれまでに何度も拝見している「二眼里程標」へ。 写真と共に「シャッターボタンは基部のリングを外し、バルナックライカ

「Kodak PORTRA 400」120filmで初めての夜スナップ

MAMIYA 645 SUPERはケーブルレリーズを使用する際に専用の電子接点が付いたアダプターをかますか電磁ケーブルレリーズを使わないといけません。 アダプターはいつかは夜スナップもしたいと思っていたので事前に安く買える時に手に入れていました。 これまで35mmフィルムでの夜スナップは何度もしてきましたが全て手持ちでの撮影でした。 せっかくの中判フィルム。 今回は三脚を使い丁寧に撮りたいといつもより重装備で出かけることに。 夜スナップ楽しい!!! 昔から夜に街を歩く

最後の「FUJIFILM PRO 400H」120film

最初に言ってしまうとこのフィルムはどちらかと言えば「苦手」だった。 ただ、最後の1本をデータ化してみて振り返ると苦手だった最初の頃よりもPRO 400Hらしい写真になったかな?と感じる。 生産終了し最終出荷分もそろそろ期限切れが近づいているのではないでしょうか? これからご覧いただく作例は、 ・カメラ:MAMIYA 645 SUPER ・レンズ:MAMIYA SEKOR C 80mm F2.8 N にて撮影。 締めくくりとして最後の1箱の中からお気に入りの写真をここに

桜 と 二眼レフカメラ

前回投稿した「桜 と オールドレンズ」と同じ日に撮影したフィルム写真です。 まだご覧になっていない方はぜひ! 毎度のことですが、ウエストレベルファインダーから覗く映像の左右逆転に慣れず「ん"〜」と悪戦苦闘。さらに水平・垂直も意識する必要のある構図だとイライラしちゃったり(笑) 左右逆像に苦戦することで露出の変更やピント合わせなど何かしらやり忘れて撮ってしまうことが1本中1回あったりします。 この日は巻き上げを忘れて狙わずして多重露光になってしまいました。なので良い感じにな

初めて使った「Kodak GOLD 200」120film

35mmでは何度も使っているフィルムですが中判で使うのは今回が初めてです。 中判ではISO400のフィルムを使うことが多い。 この日はいつものように絞るためにシャッタースピードを抑えて撮影することに不安を感じていましたがデータ化してみると問題なく撮れていて安心しました。 「Kodak GOLD 200」は良く言えば「癖がない」悪く言えば「個性がない」フィルムと感じる。だからこそ安価で気軽に使えるフィルムなんだと思います。 選択肢が少ない中判カラーネガフィルムの中で再販し