のの

本を読んだりハロプロ(特にビヨ)にきゃいきゃいいったり体絡みでしんどくなったり。非常に…

のの

本を読んだりハロプロ(特にビヨ)にきゃいきゃいいったり体絡みでしんどくなったり。非常に私的な記録です。

最近の記事

ねこ

なんで落ち込んで疲れてるんだろうと思ってたけど、多分「失明の人を光の世界に救い出す、といった記事を見ると本当に吐き気がします。」みたいな語りが載ってる論文を読んだからだ。全般的にすごい好きな論文だったけどその語りは私に結構直撃した。まじで吐きそうだなと思って。やるせない。 大変さ、困難の程度を表現することと、人から勝手に可哀想だというレッテルを貼られることは別で、切り分けられるものだ、ということが約30年かけてようやく分かったのかなと思う。それが今回の自己開示につながってい

    • 自分の気持ちに嘘をつくなとあの人は言った

      書かないけど色々なことがあった。変革期、あるいは繭期に入ってるんだろうなと捉えている。 高校時代、可愛がってもらっていた社会の先生に、会話の流れと少し外れたタイミングで「自分の気持ちに嘘をついたらだめだ」と言われたことがある。日頃と違うその真剣な雰囲気に、今は分からないけど、歳を重ねると重みがわかる言葉なのだろう、と思ったのを覚えている。 今になってあの言葉を思い出す。確かに嘘をついてきてしまったのかもしれない、ずっと蓋をして嘘をついてきた反動での今かもしれないと思う時も

      • ねむ

        苦しかった、或いは「異世界」で過ごした中高の時の記憶がどんどん薄れていく。私にとってそれらは本当に大きい出来事で、人が理解できるとは思わないけど(私も他の人のことを理解できないのと同様に)ずっと抱え続けたい原点でもあるのだ。記憶が薄れていくのと裏腹に、というか薄れていくからこそ、思い出への屈折した愛着やこだわりが強くなる。この愛着やこだわりが思い出を変な方向に捻じ曲げたり解釈して定着させそうで、それもまた怖い。そういえば某学術書に書いてあったとおり、未来が不定形なのと同様に過

        • 11

          寝れね〜〜〜。なぜ。昨日からなんかだめだ。枕変わると寝れないほど繊細な人間じゃなかったはずなのに。 ・日プ女子に急にハマりすぎてる。桃奈きっかけで見始めて今はりのん1pick(とはいえ勿論桃奈が2pickですごめんね桃奈)。御多分に洩れず美人のパフォでハマった。ハマり方も、初見で見た時に一目惚れとかではなく、なんかじわじわと「もっかい見たいな……」と美人全体を1日に一度くらい見るようになっていき、ある日ちゃんみなご本家のfirst takeを聞いて感動し、本家に感動したから

          卒業

          譜久村聖さんの卒業コンサート観てきた。 喝をいれてもらった気分だなー。見にきてよかった。 私個人的には「アイドル」としてふくちゃんが好きというよりも、歳の近い、「若いころから厳しい世界で戦ってきた女の子」として見てしまう部分が大きくて。これまで複雑な思いを持つ部分もあったんだけれども、やっぱり今日のコンサートを見ると尊敬と、報われてよかったなぁという思いで一杯です。予想外のトリプルアンコールと場内を回ってペンライト一つ一つに丁寧に感謝を伝えていく姿、本当にふくちゃんだからこ

          11月に入った

          ねむーい。 特にこの4連休、毎日楽しく過ごしてる。 やっぱ今年から一気に変わったなー。去年までは意地はってた部分も含めて、わたしは「仕事」をしていないという自己認識だったんだけど、今年から有難いことに「仕事」になった。「多少辛かったり嫌でもやらないといけないこと」「求められていることに応えようとすること」をやって、色々な人に揉まれて、傷ついたり悩んで、その対価として「お金をもらう」ようになった。 総合してみるとポジティブな変化のように思う。気持ちの上でのメリハリも付けやすく

          11月に入った

          雑記2023/10/1

          noteの「1スキ達成おめでとうございます!次は5スキを目指しましょう!」って通知いや。承認欲求を露骨に駆り立てるんじゃない。私はそのために書きたくない。 昨日は星を継ぐものも読んだけどサイコ〜〜〜だった。好きな小説ベストに間違いなく入るというか入れる。好みのものが面白い、こんなに嬉しい事はない。こういうのもっと読みたい。 クイズノックにハマり始めて1ヶ月、毎日動画を何本も見続けてるけど見尽くす予兆がしなくてほんとすごい。みんな好きだけど山本さんと河村さんが推し。クイズノ

          雑記2023/10/1

          『朝が来る』

          「朝が来る」を読んだ。 最後救いのある終わりでよかったけど、ひかりのターンがしんど過ぎる。借金取りが出てきたらもう辛い話確定だもんな。現実の世界にも今もまさにいる存在で一歩踏み外したら自分もそっちに行くのも相まってこわすぎる。 なんか疲れちゃって感想もあんまりないな。不妊治療の苦しみもリアルに感じて、描写力が流石作家と思った。が、私は今のところ非当事者なので(予備軍ではあるのかもしれないが)、当事者がどう思うのかは分からないけど……。 女性2人を主人公にしてるおかげで、

          『朝が来る』

          星のように離れて雨のように散った

          『星のように離れて雨のように散った』を読んだ。 ・久しぶりに読んだ、これぞ小説という趣の本。普段は読むとしてもミステリとかSFとか、そういう心より頭を使うものばっかり好きだから。 ・小説後半、春が自分の物語を生きれるようになった時に描写される生活・部屋の様子が健やかで心地よい(百均で買ったサボテンの棘、光溢れる室内、大好きな本を積んだ机、抱き心地のよいビーズクッション、美味しくて食べすぎてしまったポテトチップスの空き袋、YOASOBIをかける、など)。大好き。 ・読み初めの時

          星のように離れて雨のように散った

          モザイク

          手書きで思考を整理したりストレス発散することから逃げてさぼっていたけど、やっぱりやった方がいいのかもしれない。澱がたまる。 noteでも一部は書けるかもしれない。 何でもかんでも身体のことに結びつけようとする癖良くないんだけど思考がそちらに流れがち。そして実際に、身体とそれ絡みに纏わる経験と問題もそれなりに沢山あり、苦しい。誰にどう言えばいいのかわからない。 喧嘩苦手だなぁ。喧嘩というか人に不満や要望を建設的に伝えるのが苦手だ。どこまで言っていいのか分からないし。なんかも

          モザイク

          祝いと怒りと

          ハンチバック受賞して嬉しいし絶対読むと思ってる。こんな注目の仕方をしてしまって大変申し訳ないし恥ずかしいというか綺麗な感情ではないと思うけど、こう、大衆に向かって怒りをぶつけてくれてありがとう!!!!!という気持ちは正直かなりある。私が抱えている問題自体は重ならないけど、声を上げにくいマイノリティ、そして社会における少数派であることの不利益を被っていて本来怒るべき人、が、漸く日の中で主張できて怒りをぶつけられているというのが比喩でなく涙が出るほど嬉しくて教えてくれてありがとう

          祝いと怒りと

          とれたての、、

          麻耶雄嵩の鴉読み終わった。 ほんと麻耶雄嵩さ〜〜〜、という気持ちにさせてくれる名作。彼の作品は常に読了した時の感触が気持ち悪くてこれなんだよな〜〜ってなるけど、鴉も期待を裏切らなかった。これを勧めてくる人は悪趣味か人が悪い。でもまぁ実際、人に読ませて感想(阿鼻叫喚)を聞きたくなる本ではある。 以下若干ネタバレありの新鮮な悲鳴です。 とはいえやっぱりミステリとしては魅力的な謎、いかにもな閉鎖的な空間と気味の悪さ、よそ者と中の人の両方の視点から進む推理パート、と謎が解けはじめる

          とれたての、、

          継承の難しさ

          書きたいことが二つあって、書いた後で見返してみるとどちらも継承の話でもあるなと思ったのでタイトルを変えた。 ・かはくのクラファンの件、バックヤードツアーめーっちゃいいなと思った。全然知識ないけど思い切って申し込んだろかと思ってたけど鯖落ちしてて目を離してるうちに売り切れてた。やむなし。 ・在庫復活を待って買う手もあるにはあるのだが、これだけ有名な科博でさえクラファンやるって、他の博物館はおして知るべしって感じで怖いニュースだなとも思った。いっそのこと耳目の集まりがちな科博

          継承の難しさ

          愛してるって最近言わなくなったのは

          タイトルは何も関係ない。 最近寝れないのは日中に珈琲を飲み過ぎているからと、障害に関して考えざるを得ないからだろう。比較的信頼している人に話したが、やはりまだまだ理解が足りないなと思った。ただ、私が彼を一定程度信頼し尊敬する理由は、理解が足りないことを分かっていて、聞こうと心から思ってくれるところでもある。自分としても説明できるようになりたいなと考えていて、昆虫食のことを想像した。 昆虫食、最近はブームになったり抵抗が薄れてきてるけど、そこまで全員に両手を挙げて歓迎されて

          愛してるって最近言わなくなったのは

          放言

          昔から、言語化出来ないまでもぼんやりとずっと思っていた。 私は自分の世界で生きる限り別に自分の体の某機能には不満がないのに、何でケアが必要な人とみなされなければいけないのか。 もし仮に他の人々が私と同じ機能をもつ体で生きる世界なら、別に私は何も苦労はしない。だから、今の苦しみは、単に少数者としての苦しみである。多数者が多数者としての特権を自覚のないまま享受していて、勝手に哀れんだり治療対象とみなしてくるのだと。 自分が抱えるいくつかの体の問題のうち、上記のような考えを持た

          休日

          先輩とパラサイト観劇してきた。あとセールで服を爆買いしてきた。 素晴らしかった。脚本も問題提起の仕方も見事だし、それを血肉の通った人間のドラマにする役者さんの凄まじさ。期待したものが120%で得られて嬉しい。特に私は江口のり子と伊藤沙莉が元々好きなんだけど、実際見ると改めて惹き込まれてよかった。2人の元々の人間性やキャラクターの上に役が乗っかっている感じがして、つまり彼らだから出る「味」をベースにしつつ、しかし舞台上ではその役の1人の人間として確立してる感じがした。元々彼ら