ログを更新しました。

帰国して個展が終わって、仕事をしたり人と会ったり本を読んだり制作実験したり遊んだり、1月からレジデンスが始まるのでその準備をしたりしています。

ロシア出身の美術研究者の方や、オウム真理教の音楽を研究していた学生さんとお話しする機会があった。村上春樹がオウム真理教の信者/元信者にインタビューした本があることを知った。「神の子どもたちはみな踊る」を読み直した。ロシア宇宙主義とか、北海道とロシアの関係とか、私が生まれた90年代頃の日本の空気感とか、今がそれと似ているとか、ていうか2025年7月に日本は終わるらしいよ！とか、そういうことを何人かと話した。

過去の作品から空間に関心があるのかなと思っていたんですが、今回はかなり時間に注目した作品ですね、というコメントをいただいて、そうですね、と答えた。でもよく考えると、空間と時間は、あるいは土地と時代は、全然分離することができなくて、そういう特定の場で生まれるものや作ることについて考える。