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波に乗って

あんなに話したい欲がぐわっと湧き上がったのは久々だった。間違いなく忘れられない夜。
最初は単なる偶然だと思った。同じ中学だった、同じクラスにはなったことはないけど、今シドニーにいて、異国の地で何かと必死に向き合って頑張っている、所謂同志と話したかった。それ以外に共通点はない。ただ不思議と会ってみたいなあって、ふわっと。

心にあった緊張はすぐ吹っ飛んで、あり得ないくらい一気に色んな過程をスキップした。多分ほんの数時間で爆速で距離を縮めたと思う。この速さでギネス狙えるくらい。
中学生の頃に抱いていた彼女へのイメージとはかけ離れた、きらきらして、優しくて、繊細で、柔らかい心に触れて、シンパシーを感じてものすごく胸が高鳴った。同じもの、まなざし、話題をシェアできるってすごく幸せだなあって。

好きなアイドルの話、最近誰に目を奪われているかの話、はたまた日々の生活から得た気付き、学びがあったけどすごく緊張したあの瞬間、色んな温度感・テクスチャーのコンテンツを行き来して、一緒に楽しめる人って、すごく貴重な存在だと思う。
同じ波に乗って、感情をシェアできて、お互いの持つピースをくっつけて未知の作品が出来上がる。化学反応みたいで、心躍っちゃうの。
ここには、日本以上にそういう出逢いがたっぷり転がっている。

まだ心が熱い。楽しかったなあ。ありがとう <3

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