家事代行、家事代行を利用する
他の方に頼むことは、自分を知れるということだと思っています。
同じ仕事をされている方がどういう風にされているのか知りたくて、今回初めて家事代行を利用してみました。
お願いした方
まだデビューして間もない方で、時給の値下げをされていました。
サポート回数は本日で3回目だったそうです。
クリンネスト1級の資格をお持ちの方でした。
不慣れなこともあるようでしたが、丁寧にメッセージのやりとりをしてくださったり、こちらの指示をメモに記入してくださっていました。
事前のやりとりで私が用意する掃除用具類を使うように伝えていましたが、かなりの荷物を持参していただいていました。
事前に用意したもの
すぐに掃除にとりかかっていただくために、事前に掃除用具や洗剤等はかごなどにまとめて用意しました。
浴室やトイレの掃除用品は、当日に場所を説明しました。
事前にメッセージのやりとりで他に必要なものがあれば、それも分かりやすいところにまとめて出して準備しておきます。
そうすることで、掃除をするときに「○○はどこにありますか?」という質問を少なくするためです。
掃除のタスク
今回お願いした掃除箇所は
浴室、トイレ、キッチン、掃除機かけ、床の水拭き、洗濯機の周り、洗濯機のゴミ受け、玄関、換気扇
時間が余ればベランダの掃き掃除、バランスボールのホコリ取り
を2時間でお願いしました。
2時間にしては割とタスクの量が多いと思ったので、「できるところまで」と伝えました。
掃除中、私はどこへ
私は近くのカフェで作業をしていました。
時間も決められていたので、とにかく作業が捗る捗る。笑
とにかく集中して作業をバーッとしていました。
やりたかった作業が終えられたので、かなり満足しました。
暑かったので帰りの途中、掃除をお願いした方にドリンクを買って帰宅しました。
自宅へ戻ってから
タスクが多かったこともあり、全てのタスクは完了できておらず、自宅へ戻った際も丁寧に掃除をしてくださっていました。
終了10分前だったので、片付けもあると思い「もう終了して大丈夫」とお伝えしましたが、時間ギリギリまでしてくださいました。
優先順位を付けたところからしてくださり、いつも掃除していない箇所がかなり綺麗になっていました。
気になった点
ただ何点か気になったことがあります。
・終わってもいいと伝えたが、片付けはせずしばらく掃除をしていたこと
・玄関の掃除をしてくださったが、靴下のままたたきに踏み入れていたこと
・浴室やトイレにも靴下のまま踏み入れていたこと
・掃除用具を別の場所に置いていたこと
・事前に説明をしたが、あまり聞き取れていなかったこと
割と気になることが多かったです。笑
この気になるということは、自分のこだわりなのだなということだと改めて感じました。
また、こう感じることはお客様も感じているかもしれないということも勉強になりました。
学んだこと
私は事前に「○○を使ってもいいです」ということを伝えていました。
例えば、私の家は洗面所が浴室内にあるので、床が濡れていることもあり、いつもスリッパを使っています。
来られたときも靴下のまま入ろうとされていたので、(靴下が濡れて床が汚れないように)「スリッパを良かったら使ってくださいね」と伝えました。
それでも最終の確認の際に、浴室をキレイに拭きあげていただいていましたが、靴下のまま入っておられたので、少し違和感を感じてしまいました。
私がその部分にこだわっていることに気が付きました。
私も業務中、たまに「○○使ってもいいよ」という言葉をかけられることがあります。
それはつまり、「これを使って掃除してね」というその方のこだわりがあるということなのかもしれません。
また、「終わってもいいです」という言葉にも私は気付いたことがあります。
私が自宅に戻ってきたため、私は自宅での作業をしたいと思っていました。
知らない方を家に呼んでいたため、帰ってから自分のペースで作業をしたかったのです。
だから、「もう終わっていただいて大丈夫です」と伝えました。
ですが、その方は約10分ほど掃除をされて、時間ギリギリまでしてくださっていました。
丁寧にしていただき大変有難いことなのですが、私はそこまで求めていなかったのです。
帰っていただいて、私の作業をしたかったと感じていました。
この言葉も時々、お客様より言われることがあります。
その方のお気遣いもあるかもしれませんが、そのご家庭のその後の生活があります。
この言葉をかけられた時は、すぐに片付けをして退出した方がいいのかなと私は思いました。
まとめ
家事代行を利用して、
その言葉の本当の感情を汲み取る
ことが大切なのだと感じました。
だからこそ、コミュニケーションをとることがどれだけ大切かということを改めて思い知った出来事でした。
気付きを与えてくださったことに感謝しています。
これからも、この仕事を続けるために気づきや学びを増やしていきたいと思います。
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