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双子座は相手に合わせるのが得意で優柔不断!天秤座は口論に強く意見を通したがる!ホロスコープ(西洋占星術)における、12サインの解釈は何かがおかしい!?~風のエレメントで考える12サインの問題点~

占星術界隈では、冥王星が水瓶座に入り各々が自由な解釈を繰り広げている。
世間では、近年の暴露ブームで「風の時代」という
キーワードもよく聞くようになった。

今回は、「水瓶座とゆかいな仲間たち」である
双子座と天秤座を中心とした、12サインの「謎」について考える。


二区分、三区分・・・という「区分」による、12サインの「なぜ?」


さて、早速本題に入る。
私は前から12サインの解釈について
違和感を覚えていたがやっとその「違和感」を
言語化出来るようになったので今、このnoteを書いている。

そもそも天秤座は「柔軟宮」でもないのに
何故「周りに合わせる」という解釈が主流なのか?
という疑問があったのが「違和感」の根源だった。

そして、12サインと惑星(守護星)を混同しすぎではないかと・・・。

上記の「周りに合わせる」という特徴は「区分」を見てみれば
どのサインの特徴か、分かるはずである。
そう、双子座である。

双子座こそが、「空気(風)」の「柔軟宮」であるので
「相手や周りに合わせる」「空気を読むのが得意」「優柔不断」
になるべきなのである。

ということで今回は、「区分」による論理的なサインの「新解釈法」
をここに示す。

どこから出てきたこのキーワード

天秤座のありがちな特徴を、一度確認してみよう。

「社交的、コミュニケーション」①
「相手に合わせて協調、気を遣う、流されやすい
優柔不断、八方美人」②
「オシャレ、美容」③
「合わせすぎて自分を見失う、意志が弱い」④

「区分」から考えると、もはや意味不明である。
一度、説明しよう。

まずは①、これは風のエレメントに共通する特徴である。
だが「周りと協調する社交性」は「区分」を見ると
明らかに双子座の性質だ。

もう一つの風のエレメント「コミュニケーション」の
スタイルの違いを表すなら・・・

双子座は「空気を読む」柔軟宮
天秤座は「意見交換、議論」活動宮
水瓶座は「自立した、尊重する」不動宮

というところではないか。

②、これも「区分」を見れば明らかだ。
ここまで見てきたあなたならもう分かると思うので、説明を省く。

③、金星によるイメージだろうか?
感覚的だし、牡牛座の方が妥当では?

④、もはや双子座ではなく魚座の特徴だ。
天秤座と魚座は「150度」になるぐらい相容れないのだが、なぜか混同されがちだ。
(単なる「イメージ」のせいだろうか?)
※特徴がただの悪口・・・。魚座すまない。

なぜ、「混同」するのか?


恐らく、占う側が「フィーリング」を優先しているので、サインの明確な「性質」を見落としてしまっているからではないか。

そしてこの「フィーリング」とは主に「惑星(守護星)」のイメージによって
生まれるのではないか。

だから「ハッキリさ」がなく、「ふわふわ」した主観的な解釈が蔓延っているのだ。

守護星と混同した解釈の問題点について、可能性の話


守護星はサインよりも「定義」が曖昧である。

守護星と混同した例としては「水瓶座」の守護星が
「土星」から「天王星」が主になり
「水瓶座」は正反対の解釈をされるようになった。

これについては最初から「区分」を考察しておけば
ここまであからさまに解釈は変わらなかっただろう。
※個人的にこのままいけば、天秤座も水瓶座の二の舞になる気がする・・・。

そして、昔は「金星」は「争いを呼び込む」星として凶星扱いだった。
惑星は「定義」が曖昧なので、コロコロ変わりやすい。

そして「惑星」は「区分」のように、絶対的な「定義」がないので「無秩序」状態にもなりやすい。

守護星を前提にするとサイン本来の「性質」を歪めてしまうかもしれない。「区分」を前提としていれば、サインはこのようなものに影響されない。「ふわふわ」ではない、「ハッキリ」した論理的考察ができる。

「区分」を前提とした上で、守護星と繋げてみよう!


ということで、実際に考えてみよう。※あくまでも一例として。

《例①》

双子座は「空気(風)」の「柔軟宮」で、「周りに合わせて話す(空気を読む)」ことが得意だ。
そして、守護星は「水星」なので、このような解釈になる。

「周りと協調(コミュニケーション)して情報収集」。

《例②》

天秤座は「空気(風)」の「活動宮」で「議論に強く、意見を通したがる」。そして、守護星は「金星」なのでこのような解釈になる。

天秤座は「考えに従わせて平和を生み出す」。
※天秤座はルールと関係あり。象意に「法律」があるが、メディア御用達の占い師が言う天秤座の特徴よりよっぽど妥当な象意だ。

「区分」は無視するが、「星座のキーワード」はもてはやされる現実


このようなものを見たことがないだろうか?
魚座「I believe」、天秤座「I balance」みたいな「アレ」である。

これをやたらと持ち上げる占い師が多いが、このようなものを意識しすぎてズレた解釈をしたり、12サインの理論的一貫性を失ってしまっている人もいる。

これでは曖昧な理解を促すだけである。
もう少し大事にすべき「キーワード」がある。

もちろん、「区分」のことだ。

これを前提として「理解」することで、やっとサインを「理解」したことになる。
(サビアンシンボルみたいなものもあるが、これも個人の先入観によって歪みやすい※パターンが似ている)。

※「区分」を主体としていれば、このような「キーワード」を利用してもいい。個人の自由に任せる。

「区分」はサインを理論的に、そして明確に考察出来る「唯一」のシステムである。


「曖昧な理解」で終わらせない為にも、サインを「雰囲気」や「フィーリング」のようなもので想像するより「頭で考える」こと進めたい。

特に「風の時代」やら「水瓶座の時代」みたいな、情報に流されやすい
人ほど有益かもしれない。

「風」や「水瓶座」の時代が真実であるならば
今後ますます、「理論」や「客観性」が重視されることだろう。

そして、「情報」と「共有」これも風のエレメントのテーマで
あるので、私は私が「考えた」ことを「共有」する。
※まだ終わりじゃないぞ!もう少し付き合ってくれ!

まとめ 12サインの真に正しい解釈


・「守護星」ではなく「区分」を前提とした解釈を

実は「サイン」を正確に成り立たせているのは「守護星」
ではなく「区分」だ。
「区分」を前提とすることにより、初めて「守護星」と「サイン」の差が明確になる。

なので「サイン」を考察したいならば、最低限守るべきルールは
「守護星のイメージ」ではなく「区分」である。

終わりに、面白い「可能性」の話


昔「へびつかい座」というものがあって占星術界隈では問題になったが、
結局「へびつかい座」は採用されなかった。

だが、もっと昔「天王星」が見つかった。
その時は結果的に採用された。

なぜだろう?

これは「サイン」と「守護星」の力関係を揺らがすかもしれない
可能性である。

「惑星」よりも「サイン」のシステムの方が「完全なシステム」であることを証明しているのかもしれない。
※この世界では「12進法」のものが多いよね。

「支配星」と「サイン」の独立的対等関係

ということでこれで本当に最後である。
「『支配星』なので『サイン』は下である。」という「前提」自体が間違いであるかもしれない。

「支配星」と「サイン」を明確に、別のものとして扱うことを進めたい。
お互いに「独立」させて、繋げる。

これがこれからの「時代」の理想的な解釈になるのではないか。

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