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デリバリー、初体験

派遣バイト、2回目。
今回は、単発バイトの星(?)、フードデリバリーである。
Uber Eatsが流行っている。
私も部活の仲間と始めようと考えたこともあったが、居住区域に繁華街はなく、自転車レンタルサービスがあるとはいえ、億劫になって始めないでいたのだ。
いわば、やりたいなぁと思い続けていることだ。

単発バイトの募集サイトを見ていると、"自転車デリバリー"の文字に目が止まった。
あるではないか。
お昼の2時間デリバリーすると、2700円もらえるようだ。
お金もさることながら、なんといってもやってみたかったデリバリーができるのである。
単発バイトは職業体験でないことは分かっているが、自分はそのような感覚で使っているかもしれない。
今日も早朝のバイトを終え、京浜東北線で40分も睡眠を取ってから、都内のある駅へと向かう。

綺麗な街だ、こんなところに将来住みたい。いや、でもやはり地元に住みたい。

まあそれは良いとして、指示に従って建物の中に入る。大型ショッピング施設のバックヤードである。
休憩室に入る。
普段は笑顔で販売しているであろう人たちが、疲れ切った顔でスマホをいじっている。
少し悲しくなりながらも、デリバリー用のバックを取る。
社員との接触は一切ない。LINEで指示が飛んでくる。
暫しの待機時間ののち、1件目の仕事が入った。
エビの料理屋さんだ。配達場所は、ショッピング施設から程近いマンションだ。
早速専用のバックに入れ、自転車を借りる。
普通のママチャリだ。十分だ。
ほんの5分も漕いだら、マンションに着いた。

インターホンで部屋番号を押す。

出てきたのは、在宅中だろうか、サラリーマン風の男性だった。
丁寧にお礼を言ってくれる。
支払いはアプリで済んでいるので、ただ商品を渡すだけだ。
簡単だ。

その後、休憩室へと戻る。
すぐに次の配達要請が入った。

次は、エスニック料理のお店。自分も食べたいくらいだ。
届け先は、タワーマンションの上層階である。
しかも運悪く、引っ越し業者が作業中だった。10分ほどエレベータの前で待たされ、ようやく向かう。
まるでホテルのような廊下を歩くと、目当ての部屋に着く。
インターホンを押すが、玄関前に置いておいて欲しいとのこと。
感染リスクか、防犯上の都合だろうか。
どんな方なのか会ってみたかったが、仕方ない。
玄関前に商品を置き、私の任務は終了だ。
バックや自転車を返却し、施設を後にした。

Uber Eatsとの大きな違いは、時給制であることだろう。
出来高ではないので、安全に運転することができた。
しかし2時間で2件しか配っていない。これで企業の採算が取れているのかは気になるところである。

このようにして、無事にデリバリーデビューを果たしたのである。

純粋に楽だったし、新たな土地を自転車で走り回るのは、新鮮な気持ちがした。
今後もぜひ、やりたいと思う。

色々な世界を体験するのは、やはり、面白い。
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10月7日(水)
○部活のタスクかなり進めた
○ここまでの小遣い帳つけた
○電車で本を読めた
●英語。。
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明日も素敵な日になることを願っている。


ちなみに私は、とあるカフェで見つけた150円チーズケーキが美味しすぎて素敵すぎたので、今日はもう素敵。
あとはなんでも良いのである。

では、また。

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