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夜、鳥たちが啼く 舞台挨拶

俳優じゃない、演じてない山田裕貴は初めてだったから司会の質問にひとつひとつ答えていく中で、彼の素の言葉とか素の笑顔とかそういうの生で見れたのがいちばん嬉しかった🍃

内容重めの映画によくある“それぞれの人生がちょっとだけ良い方に向かう”ような結末で、私の中ではめちゃくちゃハッピーエンドで、見終わった瞬間、本当に満たされて莫大な感情溢れてきて映画前は何のこと言ってるのかさっぱりだった2人のコメントがスッて入ってきて
演じた本人たちの言葉を聞いた後に、まだ世に出てない映画を誰よりも早く見られるなんて(しかもいちばん好きな俳優の)こんなに幸せなことない⋯って心から思った🦜

舞台挨拶自体はじめてだったから、司会の人がいて、質問に対してその場でふさわしい言葉を探して、一生懸命自分の中から紡ぎ出して私たちに伝えようとする姿が本当に素晴らしくて愛おしすぎて(こんな簡単な言葉で片付けたくないんだけど)演じる上で感じた苦悩、喜び、共感できる部分、そういうのをまだ見てない私たちにも伝わるように例えてくれるところとか、総じて山田裕貴 × 松本まりかにしかできない空気感だなってただただ感じた

正直素の山田裕貴を見るのを楽しみに行ったから無邪気な彼は見られなかったんだけど、
内容が内容なこともあって、改めて自分の役と向き合って噛み砕いて質問に大切に大切に答えていく感じが私の知ってる山田裕貴そのもので
彼はひとつの役を演じるのにどれくらい台本読み込むんだろう⋯ どれくらいの時間を費やしているんだろう⋯ って考えれば考えるほど止まらなくて
“俳優 山田裕貴”
の偉大さ大変さ目の当たりにしてまた彼のこと好きになった

📌ambivalent
自分のこと構ってくれなくなるのは嫌だけど干渉されなくなるのも嫌、矛盾だらけの慎一をそう表現した司会の方の例えが本当に分かりやすくて、自分と重なる部分がありましたって山田さんが。そこがいちばん刺さったなぁ
結婚、とか愛情、とか別居、とかカテゴライズするんじゃなくてお互いに愛情はあるけど結婚はしたくなくて半同居生活してて、すっごーくぼやぼやした曖昧な関係性の2人だから、白黒はっきりつけたい何でも言いたくなっちゃう私としては全然理解できない!って前までは思ってたと思う
でも今日は2人のコメント聞いてから映画見たこともあってそういう曖昧な結果の出ていない関係も全然いいじゃん素敵じゃん、って思えたし正解なんてなくたって3人がそれで幸せなら良いじゃん、ってそう思えたのは私の中で大きな進歩👟

ハタチを過ぎたあたりから漠然といろんなこと考えるようになって、客観視でしか映画を見たことなかった私が珍しく感情移入して、私だったらどうしてたかな⋯って映画上映中でも頭ではいろんなこと考えてて、でも鳥肌と震えはなぜかずっと止まらなくて、本当にすっごくふわふわしてた異空間に包まれた 30 分と2時間だった⏳

社会人になる前の学生最後の秋、まだ社会に染まってなくて、純粋さがまだ残ってる時期にこの作品と出会えたことにただただ幸福を感じる⋯💫

質問の答えを必死に文字起こしするパソコンをカタカタ打つ音とか、フラッシュに包まれてカメラに向かって手を振る2人の姿とか、(もれなく私の大好きな彼の手も)原作ファンも多いから年配の方も多かったりとか、舞台挨拶っていうものを五感で体感して本当に幸せだったの、幸せ以外見つからないけど本当に本当に幸せだったの〜

彼の作品は本当に素敵で、彼はいつも私にいろんな初めての新しい感情をくれる、そんな彼の作品これからも追い続けたいし俳優・山田裕貴ますます好きになった、ずっとずっとずっと推し続ける🤞🏻
きっと彼が出てなかったらこの作品を見ようともしなかったと思う、いろんな偶然と奇跡に感謝💛

最後に
山田さんと松本さんは共演がもう5回目になるらしいんだけど、私が山田裕貴沼にハマるきっかけになったホリデイラブが彼らの初めての共演作で、そんな2人が主演の映画の舞台挨拶を今日この日に見に行けたのどう考えたってエモすぎるよね⋯

最高な作品をありがとうございました。
原作も読みます📚

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