saburou

FIREを目指す投資家。 投資歴は9年ほどになります。投資関連のことを書いていきます。

saburou

FIREを目指す投資家。 投資歴は9年ほどになります。投資関連のことを書いていきます。

最近の記事

貸株のススメ

今回は、貸株について話していこうと思います。 貸株とは、読んで字の如く株を貸すことです。株を貸すことで、お金をもらうことができます。 下の画像は、これを書いている時点で楽天証券に掲載されていた貸株金利表の一部です。 すべての貸株の金利が高いわけではないですが、配当とは別に受け取れるものなので当然ながらやったほうが良いです。 SBI証券で貸株を利用する場合には注意が必要です。SBI証券では、配当金相当額を受け取ることしかできないようです。配当金相当額は雑所得扱いとなり、

    • Kindle版のグレアム氏の証券分析がセールで95%オフになっている! https://amzn.to/3mfA0Po

      • S&P500よりもNasdaq100のETFを買ったほうが良いかもしれない

        今回は、タイトルどおり、S&P500よりもNasdaq 100のETFを買ったほうが良いかもしれないという話をしていこうと思います。 いきなり結論ですが、 * 売買のタイミングを一切考えずに定期的に買い増していく人であれば、S&P500 * ある程度安きを買い高きを売るという行動をしていくのであればNasdaq 100 のETFを購入するのが良いと思いました。 下図を見てもらうとわかると思うのですが、Nasdaq100の重みの半分以上はTechnologyであり、Te

        • 短期債券の代わり

          最近の状況だと全て株式で運用するのは微妙。だけど、短期債券の利回りはあまりにも低い。 ということで、今回は、「短期債券の代わり」について検討したことについて話していこうかと思います。 自分が求めていたものは、現金に近い性質を持ちつつ利子がつくものだったので、米国短期債券ETFを基準に話させていただきます。 いきなり結論から申し上げると、「米国短期債券ETF購入の代わりにステーブルコインのレンディングを行う」です。 理由としては、ステーブルコインは価格安定性が十分にあり

        貸株のススメ

        • Kindle版のグレアム氏の証券分析がセールで95%オフになっている! https://amzn.to/3mfA0Po

        • S&P500よりもNasdaq100のETFを買ったほうが良いかもしれない

        • 短期債券の代わり

          株式投資をする際に普段使用している無料サイトまとめ

          Equities screener 1つ目は、Financial TimesのEquities Screenerです。 こちらは、(たぶん)世界中の株のスクリーニングが無料でできるため、よく使用しています。 自分の場合には、国、PSR、PER、売上高成長率、EPS成長率等を絞って見ることが多いです。 Yahoo Finance2つ目は、Yahoo Financeです。 こちらは、主にポートフォリオの管理と軽く株価指標と業績を眺めるのに使用しています。 複数の証券会社

          株式投資をする際に普段使用している無料サイトまとめ

          気づいたらFIREに向かって進んでいた

          最近FIREについてよく聞くので、今回は「気づいたらFIREに向かって進んでいた」っていう話を書いていこうと思います。 自分は、小学生の頃に「金持ち父さん貧乏父さん」を読み、漠然と金持ちになりたいなーと思っていました。 小学生の時には、将来の目標は「資産家」とか言っている人間でした。 ただ、お金を得る具体的なやりかたがよくわからなかったので、結局何もしないまま月日だけが過ぎていきました。 そんなときに、そういえば昔「賢明なる投資家」で株について学んだなと思い、株の売買

          気づいたらFIREに向かって進んでいた

          経営学の知見を投資に活かそう

          今回は経営学の知見を投資に活かすという話をしていこうと思います。 ウォーレン・バフェット氏が「経済的な堀(ワイドモート)」について言及しているのは有名です。 「経済的な堀」があるかないかは、経営学で言えば、持続可能な競争優位性を持っているか持っていないかかと思います。つまり、ウォーレン・バフェット氏は経営学の知識を投資する会社の分析に活用していると言えます。 経営学の知見がどのように活かせるか、Appleで簡単な例を示します。 経営学のプラットフォーム理論を知っている

          経営学の知見を投資に活かそう

          最近よく見るようになった投資の指標について

          最近、PSR、売上高総利益率、販管費率の内訳を見て投資するものが増えてきたので、今日はそのあたりについて書いていきたいと思います。 自分が投資を始めた頃はリーマン・ショックから日本があまり回復できていない状態にあり、円高に加えて東日本大震災による被害なども重なり、日経平均株価が8000円から10000円台でした。そのため、日本株の中には相場につられて下がってしまった、高成長率、高利益率、低PER、低PCFRを満たすようなものが見つけやすかったのですが、最近はコロナのタイミン

          最近よく見るようになった投資の指標について

          投資と投機の区別を忘れないようにしよう

          最近知人と話したりニュースを見たりしていて、投資と投機の区別をつけずに株等の売買を行う人が増えてきている印象を持ったためこの記事を書きました。 ウォーレン・バフェット氏の師であるベンジャミン・グレアム氏は著書「賢明なる投資家」の初めで、「投資と投機」を下記のように区別しています。(元は「証券分析」という著書の中で定義しています) 投資とは、詳細な分析に基づいたものであり、元本の安全性を守りつつ、かつ適正な収益を得るような行動を指す。そしてこの条件を満たさない売買を、投機的

          投資と投機の区別を忘れないようにしよう