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旅して糸日誌12

2023年8月4日

朝一番で室へ。今日、川で流せる発酵具合であることを確認し、コーヒーをいただいて、出かけようとすると、何か食べて行った方がいいんちゃうと、トーストをいただく。

落ち着いて。まずは1輪持って川へ。今日はまず、よい作業場を確立することから。いつもの場所から少し歩いて浅瀬で流れが真っ直ぐで底が平なあたりにする。竹棒を固定する大きな石を設置したり、流れてしまったものが引っかかるように、少し下流に棒を設置したり。快適な青空と森に囲まれた本日の作業場完成。一輪流して帰宅。

川の作業場
川の作業場から見上げた空


日向に干してからニ輪。また帰宅して一輪。川で冷えてしまうから、時間をかけて歩いて帰ってちょうど良い。1日かけて作業しようと思っていたのに、午前中で終わってしまった。

その結果日向でしっかり干せてよかった。干すことも大事な工程。干しあがると白く光る。15:00前には夕立、雷。

草の上に干す

午後からは少し機ごしらえの手伝いをしたりしながらひたすら糸作り。

夕方、お一人合流する方がいて、さらにわいわいと。お住まいの尼崎市で自然林再生実験活動をされている方。次の世代に自然林を残すためにできること。エノキ、ムクノキなどの自然林が、クスノキ、ヤブニッケイなどの照葉樹により、暗くうっそうとした林に変わってしまったのを、照葉樹の伐採などにより、再生させる活動。とても興味深いお話し。

明日も川へ。

#東吉野村
#葛
#葛布
#染織工房空蝉
#濱口さえこ

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