こんにちは、にしうら染です。
月末に書いている月報も早くも３回目。と言う事はもう2024年の３月が終わる…!? 本当に？そんな事を毎回思いながら月報を書いています。

でも去年は毎週のnote更新や作業にわたわたしてて、年明けて気づいたら３月どころか夏位になってたので（…）こうして毎月何をしたのか振り返る習慣をつくるのは、なかなかいい事だなあと感じています。

あと今回から「その月に観た展示、映画」という項目を新しく作りました。ただでさえ長い月報がより長くなってしまった。
お時間のある方々は、よければお付き合いください。

１．三月のできごと

原稿の進捗

公開はまだ先なのですが、昨年からちまちまと作業していたイラストの原稿を納品しました。こちらは情報が公開されたら告知しますね。

あとは５月のコミティアで発行予定の『フランスふらふら一人旅 2023』の原稿をちまちまと進めています。４月中には目処つけたい。

2023年分の確定申告提出した

3/13提出で締切ギリギリでしたが、きちんと出せたのでえらい。（積極的に自分を褒めていくスタイル）

文庫『フランスふらふら一人旅』３回目の重版

見本誌が届いたら改めてSNSなどでお礼をお伝えしたいと思っているのですが、この度、文庫『フランスふらふら一人旅』に3度目の重版が決定して四刷になります、というお知らせを担当さんからいただきました。
本当に手にとってくださった方々に大感謝です…！

Mac miniが壊れた

８年くらい仕事用に使ってたMac miniが、３月下旬に起動ボタンを押してもディスクが動かず、立ち上がらなくなってしまいました…お仕事のデータ修正作業中だったので、横浜のヨドバシに走って新しいMac miniを購入してセットアップやらデータ以降をあわててしました。
８年はだいぶ頑張ったと思いますが、PCが急に動かなくなるのほんと困る。
かなり焦ったし急な出費も痛いけど、やはり新しいマシンの方が動作も速いし使いやすいくて、作業環境が快適になったのはよかったです。

ずっと使ってたPhotoshop CS4も新しい方のマシンでは動かなくなったので、LightroomとPhotoshopが使える、Adobe Creative CloudのPhotoshopフォトプラン（20GB）に加入しました。
UIが色々変わってて色々戸惑いつつも、あれこれ試し中です。

アナログらくがきの楽しさにハマる

DAISOで昔買ったB7くらいの方眼メモの裏にミリペン（PIGMA）でらくがきするのに最近ハマってます。PC作業の合間にペンを持ってちまちま手を動かしていると、ペンタブで書くのとは少し違う感覚で丁度いい息抜きになります。
楽しいので今後もぼちぼち続けたい。

上記以外にも某所の取材を受けたり（これも情報出せるタイミングになったら告知します）、家族で箱根に一泊二日旅したりとか、今年の三月は色々イベントがあった月でした。四月はちょっと落ち着いて原稿に集中したい。

２．三月の振り返り

活動について（漫画、事務作業など）

・同人誌『フランスふらふら一人旅 2023』の原稿を進める

これは現在進行形で進めています。４月も引き続き進めるぞ。

・年始に立てた週一のイラスト練習を3月中に仕切り直してスタートしたい

こちらはPCの移行や作業環境変更の方に時間を取られていて未着手です。
今月アナログらくがきにハマったのもあって、アナログの方の練習にも時間を取りたいなあ…なんて悩みも。

最初にたてた目標に固執せず、４月で原稿と上手く両立して続けられる練習ペースをちょっと探ってみたいと思います。継続できそうになったら、ちょっとずつ公開していきますので、ゆる〜く待っていてもらえたら嬉しいです。

それ以外

・今月中にnoteで一回くらい文具（ノート）系の記事を更新する

これは達成できなかったので今月やりたい。

・インスタの更新再開する

ぼちぼちとですが2月のパリの旅写真を中心に更新しています。インスタやっている方はよければ覗いてみてください👇

https://www.instagram.com/nishiura_some/

体調面に関しては特に問題なく過ごせました。
来月もこの調子でいくぞ。

３．三月に観た展示、映画など

① 『モダン・タイムス・イン・パリ 1925 機械時代のアートとデザイン』展（ポーラ美術館）

パリ現代産業装飾芸術国際博覧会（アール・デコ博）が開催された1925年を中心として、1920-1930年代から現代まで、パリ、ヨーロッパやアメリカ、日本における、機械と人間との時代による様々な関係性を紹介する展示。
モネの『サン＝ラザール駅の線路』から始まり、ラファエル・ローゼンダールのレンチキュラー作品まで、100年の間の機械を題材にしたアート作品を展示することによって、時代ごとに変わる人間と機械の関係（時には希望を持って歓迎したり、時には近代化への抵抗を示したり）が見えてくるのが興味深かったです。
展示の中心がアールデコだから仕方ないけど、1900年代後半の作品をもっと入れた方が、現代までの時代の変遷がより見えて面白かったと思う。

常設展で新しく収蔵されたモリゾの絵も見てきました。

常設展室に並ぶモネの絵5点。

② 『和田誠 映画の仕事』展（国立映画アーカイブ）

原画展示が思ったより多くて、展示としては小規模だけどかなり充実感があった。和田さんの迷いのないシンプルな線が素晴らしい。写真撮影OKなのも嬉しい。ポスターも素敵なデザインものばかりで観に行って良かった。

③ 『印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵』展（東京都美術館）

フランスの印象派が日本、アメリカ、北欧の画家たちに与えた影響とその受容をテーマにした展示。

19世紀末〜20世紀頭にモネの住むジヴェルニー周辺に印象派の影響を受けたアメリカ人画家たちが集まって活動し、その後帰国してアメリカ印象派として描き続けていたのは知識として知っていたものの、作品を実際に見る機会はあまりなかったので、この展示で色々と観れて楽しかったです。
数は少ないながらもウスター美術館所蔵のモネやカサット、ブーダン、ピサロ、ルノワールなどフランス印象派、印象派の前世代のクールベ、コロー、ドービニーの作品も見どころ。
逆にフランス印象派目当てで行くと物足りなく感じてしまうかも。

行ったのは平日だけど、春休みだからか人が多かったです。物販コーナーがものすごい混雑だったのでモネとカサット、サージェントのポストカードをさっくり購入して離脱。展覧会の物販コーナー、最近どこも混雑している気がする。

④ 映画『オッペンハイマー』

（ネタバレじゃないと思いますが簡単に作品の感想を書いてます。これから観るのでまだ読みたくない人はスクロール推奨）

シーンの大半が会話劇で180分という下手したら拷問のような作品なのに長尺を感じさせない演出と編集、物語の構成が好みな作品でした。あんなに時間軸あっちゃこっちゃに飛ぶのに、そこまで混乱せずに観れる作品になってるのすごいな。
あと観る前はバービーがらみのネットミームやロバート・ダウニーJrのアカデミー賞での失礼な態度とかで、自分の中で映画にもちょっとマイナスなイメージがついて回っていたけど、作品自体はしっかりと反戦、反核兵器を訴えた映画だったので観て良かったです。

どんなに優れた頭脳の人間でも自分の行動（研究）の最悪な結果は、それを目にするまで想像できないもので、強大な力はどんな国、組織、人間が持ったとしてもその手に余るし更に争いを生む…という、あまりにも当然の話でした。あとオッペンハイマーが特に神格化されることもなく、ろくでもない部分も描かれているのがよかった。嫉妬にかられるストローズと同じ人間だった。

（感想ここまで）

あと3/2にピューロランドで開催されたおめがシスターズのライブ、運良くチケットがとれたので行ってきました。ゲストのぽこピーもあおノジョもおめシスも全員素敵で楽しいライブだった〜！というひっそり呟き。

シアターオーブの『20世紀号に乗って』はチケット取れず行けなかった…

４．四月の予定、目標

活動について（漫画、事務作業など）

・同人誌『フランスふらふら一人旅 2023』の原稿に目処をつける

今月の目標はこれに尽きますね。頑張ります。
あとは余力があれば、5月のコミティアに合わせてノベルティか小部数発行のグッズを作りたい。

それ以外

『オッペンハイマー』が面白かったので、映画熱が久々に上がりました。
最近観てなかった映画、作業の合間に色々観たいな〜というふんわり目標。
あとはwebに新規イラストを２枚以上アップする、体調を崩さずに原稿頑張るのが目標です。

おわり

以上になります。
最近は暖かくなってきてお散歩日和の日が続いてますね。こんな季節は美術館に行きたいな〜（年中言ってる）

それでは、また次の更新で。

2024.04.01

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