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07 MacBook Pro (Retina, 13-inch, Early 2015)

ずいぶん前の話ではあるが・・・

購入当初からRetinaディスプレイが綺麗だということで、保護フィルムも貼ることもなく使っていたのがいけなかったのか、液晶の汚れが目立つようになっていた。

ネットで調べてみると、どうやら汚れではなく、Retinaディスプレイのコーティングの剥がれらしく、2013年〜2017年に製造されたMacBookやMacBookProで頻発している症状のようで、同じトラブルが多く寄せられているとのこと。

そう言われてみると、知らず知らずのうちにアルコール成分の入ったクリーナーを使ったこともあったかもしれないし、気無しに使っていたウェットティッシュなんかも原因の一つらしい。蓋を閉じれば液晶画面とキーボードが接触しただろうし。

とっくに保証期間外だったので無償交換も諦め、有償での交換だと、5万円から6万円もかかるようで、それならば自分でコーティングを全部剥いでしまおう、とネット情報を検索。いくつかの方法の中から、「アルカリ電解水」を使うことにした。

アルカリ電解水はDAISOで購入。
液晶画面の上にティッシュを敷き詰め、画面全体を覆う。ティッシュ全体(画面全体)にアルカリ電解水を吹き付けて染み込ませる。しばらく放置。
しばらく経ったら、敷き詰めたティッシュをはいで、そのティッシュで画面を拭く。多少だがコーティングが剥がれてきている。

この作業を繰り返す。三度目ともなるとだいぶ画面のコーティングが剥がれてきたが、めんどくさがりのため画面をゴシゴシと拭き始めてしまった。「時間をかけて丁寧に」という注意事項はすっかり忘れている。画面の端は綿棒にアルカリ電解水を染み込ませてゴシゴシ。

5回ほど繰り返しただろうか。コーティングは綺麗に拭き取れた。画面内部に電解水が染み込んでしまうのではないかと心配したが、大丈夫だったようだ。あらかじめ購入しておいた画面保護シートを貼って完成とした。
所要時間は約1時間。

このMacBook Proはすでに最新OSのアップデートから外れてしまっているが、今もサブディスプレイ的に活躍してくれている。