木漏れ日

インハウスデザイナー

アドベントカレンダー20日目(https://adventar.org/calendars/3209)

インハウスデザイナーの_tomotakeです。
今年一年を通して、インハウスデザイナーを通して学んだことなど感想を書かせていただければと思います。
記事投稿が遅くなり申し訳ありません。よろしくお願いいたします。

長いこの業界にいたのにもかかわらず、制作会社での経験が強いため、やっと「運営する」という事を今年を通して学びました。

環境の変化

去年の年末からECプラットフォームで店舗を運営する新しいプロジェクトに携われるようになったことが一番大きな変化でした。

ECでの運営は初めてで、発足時は数人で、商品登録やイベントの運営、CSや店舗構築などなど、マニュアルを見ながらとにかくできることを作業をしました。現在は人数も増え、しかも全員とても優秀で粒ぞろい。人に恵まれたチームになりました。

見る方向が変わってきた

作った内容に関して、アナリティクスやプラットフォームの管理画面で数値を見るようになりました。

お陰でお店のことやプラットフォームの事、ECを知ることができました。今までは目立つバナーや視認性の良い広告が集客につながると思っていたのですが、実はあまりクリエイティブは関係なく、金額だったり商品の認知度の訴求力により変わるという事を痛感しました。
あと、数値を毎週1週間ごとにまとめて計測するようになったお陰でエクセルの集計に関しては本当に随分上達しましたw
去年の今頃はそもそもSUM関数ぐらいしか知らなかったという。

運営において制作する

変わり続ける環境に対応。
タイミングを見て改修。

当たり前なのですが、運営において制作する業務は、商品を探しやすくする仕組み、CSの作業工程数を減らすことに繋がる施策やページの改修などなど、やることが尽きない沼のような制作の規模感を感じています。しかも、いますぐにやらなくても良い制作が多い。かと言って先延ばしにするとどんどん負債がたまる。だから、ちから強く進んで、できるだけ早く変化する環境に合わせて適切に制作した方が良いと気がつきました。運営はずーっと同じではなく常に変わり続けている。そもそも時期やコンテンツの成長過程等いろいろな変化に追いついていかないと、置き去りになってしまう。

最近一番心に響いた言葉
「ニーリングデザイン」

インハウスで取り組むブランディング - InHouseDesigners #4
https://in-house-designers.connpass.com/event/107672/?fbclid=IwAR09eNDlXJTLJMsyyZEp65oi6DAhcgEMQKf586aJ1RfH7IiNA8ErGYnQx3M
に参加させていただいた時にパーソルキャリア株式会社佐藤 貴明さんが登壇されていた時に話していた言葉でした。

「ニーリングデザイン」の言葉を聞いた時に、デザイナーとして運営することとはなんだろうと考えていた事が一言にぎゅっと纏まって答えがでた瞬間でした。

デザイナーとして運営がんばります

デザイナーは運営において、制作だけでは、できることは少ないです。私の携わっている作業はリブランディングではないですが、寄り添って運営を助けるためにはどうしたらいいんだろうと、少し軸を変えて考えると、デザイナーもできる事がとても多くなります。
これからも運営業務と真摯に向き合ってゆけたらと思っております。
最後まで読んでくださりありがとうございました。


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