月影猫丸くん

月影猫丸くん

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ちょっと疲れただけ…

名前はミーコ。 この家のキジトラミックスで、保護猫としてここにやってきてから早くも1年が経つ。 私の日々は、大体が窓辺で日向ぼっこをしたり、家の中を探検したりすることで過ぎていく。 けれど、今日はいつもと少し違った。 今日は3月18日、月曜日。 外は曇り空で、春を感じさせるような暖かさも、冬の寒さもない、どこか中途半端な天気だ。 人間たちはこの時期、花粉症に悩まされるらしいが、幸いなことに私は猫なので関係ない。 それでも、人間たちがくしゃみをしている様子を見るとなんだか気

    • 3月も半ばを過ぎて。。。

      3月18日、月曜日。 空は曇りがち、春の訪れを告げる花粉の季節真っ只中。 温かさも寒さもない、どこか中途半端な気候。 そんな日に、私は会社を休んだ。 正確には、少しの仮病と、心の疲れを理由に。世間ではよくあることかもしれないが、40代半ばにもなると、そんな自分にも嫌気がさす。 私の本業は、表向きには堅実なサラリーマン。だが、夜な夜な別の顔を持つ。 ライトノベル作家として、創造の世界に没頭する。 日々の業務に追われながらも、夜になると筆を取り、異世界の冒険へと心を馳せる。

      • 今日もニャンコな一日

        3月13日、水曜日。 お天気 晴れ。 今日も、私の小さな窓辺で太陽の光を浴びながら、一日を過ごした。 猫の私にとって、このぬくもりは何よりのごちそうだ。 人間の言葉でいう「仕事」にも、少しは手を伸ばした。 キーボードの上を歩いて、人間の作業を少々邪魔してやった。 彼らが笑っているのを見ると、なんだか私も嬉しくなる。 午後は、いつものように、窓辺でのんびりと外の世界を眺めた。 小鳥が飛び交い、風が木々を揺らしている。 その平和な光景に心が和む。 そして、一番大事な仕事—昼

        • 爽やかな春先の朝に

          爽やかな春先の朝に 今日は3月10日。 日曜日の爽やかな朝である。 天気は晴れ。 街は、春の訪れを告げるように、柔らかな光に包まれていた。 人々の表情にも、冬の厳しさを乗り越えた安堵と、これから訪れる季節への期待が浮かんでいる。 主人公の海斗(かいと)は、この春から大学生になる。 彼にとって、今日はただの休日ではなく、新しい人生の始まりを象徴する日だった。 彼は朝早くから目を覚まし、いつもよりも少し丁寧に身支度を整える。 窓を開けると、春先特有の、生命を呼び覚ますような

        ちょっと疲れただけ…

          飼い主を癒してあげよう! - ピノの小さな冒険

          春先、1歳になるキジトラのメス猫、ピノは、彼女の飼い主が元気がないことに気付いた。 いつも彼を笑顔にするアニメの話題も、今は彼の心を明るくすることができなかった。 飼い主が子供の頃から愛してやまないアニメの原作者と人気声優が相次いでこの世を去った。 彼らは病と戦いながらも、最後まで仕事を続けたという。 その話を聞いて、ピノは何とかして飼い主を元気づけようと決心する。 第1章: 計画 ピノはまず飼い主の部屋の中で、彼が普段楽しそうに見ているアニメグッズを見つけた。 彼女はその

          飼い主を癒してあげよう! - ピノの小さな冒険

          キジトラ猫ピノちゃんの冒険

          この物語の主人公、1歳になるキジトラ。 名前はピノ。 季節は春先。3月。 さて、今日はどんな冒険になるかな? 春先の温かな夜、キジトラのメス猫ピノは、1歳になる小さな身体と大きな好奇心を持って、今までにない冒険に出かけることにした。 3月9日、"感謝を伝える日"にちなんで、彼女は自分の人生において大切なものすべてに感謝する旅を始める。 夕暮れ時、ピノは家を抜け出し、春の香りが満ち溢れる公園を通り抜ける。その道中で、彼女はシルバスという老猫に出会う。 シルバスはピノに街の隠

          キジトラ猫ピノちゃんの冒険