雨が降ってきた

なんだか昨日今日と疲れて(対して仕事もしていないのにごめんなさい)
今日は外食した後、ずっと横たわっていた。
髪も乾かさず、勉強もせず、なんか今日だけは全てを放棄したくなってしまった。

だいぶ眠いのに寝るのにも抵抗感がある。
うまくいかなかったことが頭の中をぐるぐるしてしまう。
情緒は安定してるけど不安症なのは変わらない。小さいことにくよくよする性格も変わってない。
なんか色々な変化や苦境を経ても結局本質的なものはなんら変わってないと感じる。

苦手なものは苦手で好きなものは好きなままか興味をなくすか。

日中暑い日もあるのに今日は風が肌寒かった。
そして夜も雨がサアサアと降ってきた。

少し窓を開けるとひんやり。

雨の降る夜は、杜甫の『春夜喜雨』という詩がぴったりくる。

 好雨知時節
 當春乃発生
 随風潜入夜
 潤物細無聲
 野径雲倶黒
 江船火独明
 暁看紅湿処
 花重錦官城

春の雨は音もなく細やかに万物を潤していく。
時期的にもうこんな細かい雨ではないけど
なんとなく夜の人知れず降る雨に合う感じがする。
日中の雨は本当に鬱陶しいものですが、
夜横になって布団に潜りながら感じる雨の気配は悪くないものです。

同じ雨をとってもシチュエーションによって異なるものを心にもたらす。
自然はいつもそうやってメッセージを送ってくれる。
それを受け取って生きていく。

だるいなーのノリで死にてーと言う人はたくさんいますが、
人生の中で一度くらい本気で死にたいという気持ちと向き合うのも悪くない気がします。


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