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大手証券に10年勤務。現在は独立。 経済に関することなどの情報発信。 Twitterも…

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大手証券に10年勤務。現在は独立。 経済に関することなどの情報発信。 Twitterもご覧ください。

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つみたてNISAについて

今回は最近よく耳にする【つみたてNISA】についてお話しようと思います。そもそもつみたてNISAって何?運用を始めたいけどなにから手を付ければ良いのか分からない…という方にも分かりやすく解説します。 【つみたてNISA】とは 2018年1月にスタートされた長期的な資産形成を行いたい投資の未経験者・初心者をサポートするために導入された非課税制度です。 point① 日本国内に住む20歳以上の人なら誰でも利用可能 point② 非課税となる投資枠は年40万円まで。最長20年間

    • PER(株価収益率)とは?

      今日から株の超基礎的な分析方法について記事を書いていきたいと思います。 第一弾はPER(株価収益率)に関してお話ししようと思います。 【PER】とは、 簡単に言うと、、、 現在の株価が、その企業の利益と比べて、割高か割安かを判断するのに使われる指標です。 PERは、株価÷EPSの計算式で求められます。 例えば、A社の株価が1,000円でEPSが100円なら、 PERは1,000円÷100円=10倍となります。 A社の株価が2,000円になった場合、 PERは2,0

      • 行動不足、情報不足、想像不足

        【1月】 ~株~ 1月の主要国の株式市場は概ね上昇。 米国は、インフレのピークアウト観測を背景にFRBが利上げペースを緩めるとの見方から、米長期金利が低下したことを支えに堅調な展開。 欧州の株式市場も、エネルギー不安が後退したことや、中国がゼロコロナ政策を終了したことを受け、景気への先行き懸念が後退したことから反発。 日本の株式市場は、欧米の株式市場の上昇を受け、投資家のリスク選好姿勢が強まり、上昇。 中国株式市場は、ゼロコロナ政策終了に伴う経済活動の正常化や追加の

        • 最近の米国株式市場

          なかなか方向感の出ない相場ですね。今週はGAFAMの決算で波乱。 ネットフリックス ○ テスラ × マイクロソフト × グーグル × メタ × アップル △ アマゾン × 大型テック株の売上高成長率の減速感がやばすぎる 去年はどこも40~50%あったのに 今は1桁、悪いところはマイナス、、、、 GAFAM神話は終焉するのかな? どうしていいか分からない時は基本に立ち返って考えましょう。 次回は、景気サイクルのお話しますね。 ↑ これ大事なんで。 最近、投稿でき

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        つみたてNISAについて

          9月相場振り返り、今週のスケジュール

          【9月相場振り返り】 S&P500 → -322$(-8.25%) NASDAQ → -969$(-8.40%) ドル円 → +4.5円(+3.2%) 米10年債利回り → +0.6(+18%) 6月中旬からの上昇から一転、厳しい下落の月となりました。 長期金利も一段と上昇し、一時4%台まで付けました。 10月はどのような相場になるのか。リーマンショック時と比較すると、今はほぼ似たような動きをしています。 そこから考えるともう少しの下落はありそうです。ただ総悲観のさ

          9月相場振り返り、今週のスケジュール

          2022.9.27米国株式市場振り返り

          【マーケット総括】 ・先週からの急落を受け、反発して始まるものの徐々に売り優勢の展開に ・10年債利回り、4%付近まで上昇。英金利も上昇続く ・VIX指数も33台と依然として高い水準 【独り言】 S&P500が6/16に付けた安値を今晩で割り込みそうですね。 長期金利もこれだけ上昇しているし、リセッションリスクもあるし厳しい期間は続きそうですね。 ブルトラップはあると思うので注意しましょう。 長期投資の方は安いところ拾う意味ではいい時期かもしれないですね。

          2022.9.27米国株式市場振り返り

          2022.9.20米国株式市場振り返り、明日未明FOMC

          注目のFOMCは日本時間、明日の3時です。 ここで経済見通しや政策金利の発表があります。 先週からFOMCを控え様子見ムードが強まっていました。FRBはタカ派姿勢を強め、強硬策にでるのか? はたまた、大方の市場予想通りに動くのか? 今のところ75bpの利上げが優勢ですが、タカ派姿勢をのぞかせればさらなる市場の混乱もあるでしょう。 また、11、12月のFOMCの方向性や、来年の政策などにも必ず触れてくるのでここも要チェックです。 チャンスと捉えて頑張っていきましょう。

          2022.9.20米国株式市場振り返り、明日未明FOMC

          2022.9.15米国株式市場振り返り、CPIショック

          【マーケット総括】 ・8月CPIが市場予想を上回り、大幅下落、ドル円145円付近まで急速なドル高進行 ・NYダウは1200ドル以上の下げを記録し、2020.6以来の下落幅に ・来週のFOMCでは75bpの利上げ織り込む、100bpの利上げ予想も浮上 【今週~来週の相場展望】 来週にFOMCを控えていることもあり、投資家は再びリスクオフの姿勢を強めると思います。 先週から昨日まではCPIの数値を気にしつつも、若干楽観ムードが漂ってました。 しかし昨日のCPIの結果

          2022.9.15米国株式市場振り返り、CPIショック

          2022.9.8米国株式市場振り返り、パウエル議長発言

          【マーケット総括】 ・パウエル議長のタカ派姿勢が見られ寄り付き直後は下げたが、リセッション入りが回避できるとソフトランディング期待が広がり買い優勢に。 9月FOMCでの利上げ幅には言及しなかったものの、75bpの利上げが濃厚か ・ヨーロッパ中央銀行は政策金利を75bp引き上げると決定。ユーロが導入されて以来、最大の上げ幅に 【ひとりごと】 マーケットは一進一退ですね。 6月からの急激な上昇から一転、8/26を境に下落。 半値戻しを達成して、このまま上昇するのか、それ

          2022.9.8米国株式市場振り返り、パウエル議長発言

          2022.9.6米国株式市場振り返り、ISM非製造業景況指数、円安加速

          【マーケット総括】 ・ISM非製造業景況指数、堅調な結果に。→利上げを長期に渡り実施することが可能になる裏付けになる ・米長期金利大幅上昇、円安ドル高加速 ISM非製造業景況指数は56.9と、2か月連続の上昇。 重要項目である新規受注は61.8と年初来で最高に。 消費需要が回復していることが確認された。 なんで景気悪くないのに株が下がるの? それは今アメリカがインフレ退治のために行っている政策金利の引き上げによって、これまでは景気を冷やしてしまうと恐れられていました

          2022.9.6米国株式市場振り返り、ISM非製造業景況指数、円安加速

          今週の米国株スケジュール&雇用統計結果

          結果は市場予想並みで大きな反応なし。発表後は株価は上昇したが、終盤にかけ下落。 今週は月曜日がレイバーデイで休場。 例年、レイバーデイ明けに相場が大きく動きます。夏休みモードから相場がどのように動くか要チェックです。 【きになるニュース】 ・NY原油先物上昇、OPECプラス会合に焦点 OPECとOPECプラスが生産縮小を決める可能性や、G7がロシア産石油の上限価格導入計画を支持したことに伴う欧州のエネルギー危機の悪化が背景。

          今週の米国株スケジュール&雇用統計結果

          8月相場振り返り、エヌビディア対中輸出規制

          【8月マーケット総括】 ・8/25まで好調だった米国株式市場、26日ジャクソンホールでのパウエルFRB議長のタカ派発言により急落 ・米10年債利回りも6月以来の水準まで上昇、それに伴いVIX指数も20前後で推移していたが25まで上昇 ・6月からの上昇分の約半分を消化して8月を終了 【気になるニュース】 ・米エヌビディアなどのAIチップに対中国輸出規制 半導体大手エヌビディアは31日、人工知能向け主力半導体2種について、中国への輸出を停止するよう米当局から通知があっ

          8月相場振り返り、エヌビディア対中輸出規制

          2022.8.30米国株式市場振り返り

          【マーケット総括】 ・NY連銀総裁が利下げを考えていないとの発言からタカ派警戒が強まり、続落 ・8月の消費者信頼感指数、市場予想上回る。しかし、インフレ懸念は依然として強く、警戒感は収まらず ・求人数増加、FRBによる積極的利上げ路線を維持するのでは?という観測 【相場の格言】 強気相場は悲観の中で生まれ懐疑の中で育ち、楽観の中で成熟し、陶酔の中で消えていく これは市場参加者が悲観的になっている時が買い場であり、逆に楽観的になっている時が売り場である、という意味で

          2022.8.30米国株式市場振り返り

          今週のスケジュール&米国株式市場振り返り

          先週末に米国株が急落したことを受け、昨日のマーケットも様子見ムードが続きました。 今週は金曜日の雇用統計を軸に重要な指標の発表が相次ぎます。 10年債利回りもも3.1%と6月以来の高水準となっています。 来年には利下げに転じるのではないか?という市場の思惑が後退し、長期金利が上昇し株が急落しましたが、今週発表される経済指標で金利はどのように推移するか要チェックです。 【ウォール街に昔からある相場の格言】 ・株式と結婚するな 株式投資は結婚や就職などとは違います。

          今週のスケジュール&米国株式市場振り返り

          2022.8.22米国株式市場振り返り

          【マーケット総括】 ・今週開催のジャクソンホールでパウエル議長のタカ派姿勢を警戒し、3指数とも大幅下落 ・米10年債利回り、5週間ぶりの水準まで上昇 【9月利上げ予想】 8/26ジャクソンホールでのパウエル議長の講演で9月以降の金利政策等の展望が示されると思います。 今のところ、50bp、75bp利上げ予想が拮抗している状態です。 【きになるニュース】 ・ビデオ通話の米ズーム決算こける 需要低迷で通期売上高、利益見通し下方修正出しました。 ビデオ会議市場はマイク

          2022.8.22米国株式市場振り返り

          米国株今週のスケジュール

          今週は25-27日で開催予定の年次経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)が注目です。 26日にパウエル議長の経済見通しが予定されており、今後の相場の方向を左右するかもしれません。 市場ではインフレのピークアウト観測を受けて、FRBの利上げ減速の思惑も強まっていました。 これに対してFRB高官はタカ派姿勢を崩さず、9月FOMCでは75bpの利上げ観測が再燃。 このほかにもコアPCEデフレーターやミシガン大消費者信頼感指数なども注目です。 【ひとりごと】 6月半ばか

          米国株今週のスケジュール