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ヤギの目in鳥取 日報 2023年12月16日

ヤギの家の制作、急ピッチで進行中

ここ数日日報が隔日連載になってしまっている原因でもあるのですが、現在急ピッチでヤギの家の制作が進められています。

床は、フンが貯まらずに落ちるようにスノコになっています。ナナメなのは、第一義には入り口側から熊手で床をかく時に動かしやすいようにするためです。

上の写真は家の床部分です。ヤギはフンをする場所を特に気にしない動物です。(滞在する時間が長い場所ほどフンが多くなります。それに加えてよくいる場所の草は食べない、という習性を持ち、結果としてフン経由の感染を避けているようです。)ですので床をスノコにすると、フンが勝手に下に落ちてくれて掃除がとても楽ちんになります。フンを落としつつ、ひづめが挟まってしまわない絶妙な寸法をねらっています。

毎日、展示室でかたちを作っては持ち帰り、レジデンスで図面を書き直してその度に頭の中のイメージが思わぬ形で現実になっていく、一番楽しい時間です。次回はその過程のドローイングをアップします。

取手のヤギの様子

尺を稼ぐため、芸大取手キャンパスの元祖ヤギの目の写真を。(ヤギの目メンバーの方の撮影です。)
手前味噌ですが、今回鳥取に滞在させていただいている南が以前制作した小屋たちです。

竹の小屋。右がムギ(2)、左がたんぽぽ(1半)です。
移築を繰り返している小屋。
ガラスの小屋の前。エヒメ(13)


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