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【渓流釣り】木曽川水系 ヤマトイワナ探訪


本釣行は2023年5月の内容を記事にしたものです。

アプローチ

藤の花が咲き、新緑の季節になるといよいよテンカラ最盛期。人が入っていない山奥に行けば行くほどよく釣れる、沢までの距離と釣果は比例して上がると言ってもいい。山深い谷に入ろうとすると日帰りは厳しいので沢で一泊することになる。今回は林道を使って沢に入り、魚止めまで調査した後沢伝いに下山、そのあと林道で下山予定なのでMTBを使用し時間短縮しました。
MTBは早いけど、カロリー消費が凄まじい。そして重い荷物を背負っているので悪路のちょっとした坂は手で押して歩く。行きは殆ど押して登りました。e-bikeがあれば楽だと思う、爺になったら考えよう。

MTBと沢泊荷物

予定外の入渓

元々別の沢を予定していたが、あまりにも遠く釣りする時間が無くなると思い、道中にある気になっていた沢で竿を出す。魚影がすこぶる濃く、一投目で綺麗なヤマトイワナが釣れました。
友人と話し合い、狙っていた沢は諦めこちらの沢の魚止め調査に変更。

エルクヘアカディスを咥える岩魚

釣り師の痕跡も無く、魚の反応も素晴らしいの一言。毛針をどこに流しても追いかけライズしてくれるので、釣りが上手くなったと勘違いしそうになる。

幕営地

幕営地到着後、早々にハンモックを設置してチルタイム。リフレクションが綺麗な立地、増水時はちょっと怖いかも。

幕営地


滝上調査

滝下に幕営したので高巻きからのスタート。右岸より取り付き、見えていた滝を巻く。滝を巻いて見えた景色は連瀑帯。渓流釣りあるあるですね。高巻いた滝が一番大きく魚止めの滝の可能性があったので淵で竿を出すと滝上にも居ました。

連瀑帯の淵で釣れたヤマトイワナ

上の写真を撮っていると無線から連瀑帯の上にも岩魚が居る!と聞こえてきた。この沢のポテンシャルは連瀑帯を越えた先にありました。

連瀑帯上部の渓相

連瀑帯の上には楽園が広がっていて、34.5センチの尺上ヤマトイワナを釣り上げると、今度は相方が1-2m先の落ち込みから尺を釣り上げてきた。白斑のない尺ヤマトイワナをポンポン釣れる場所はなかなか無いだろう。この沢にして良かったと心から思いました。

34.5センチ ヤマトイワナ

釣れすぎて魚止めに辿り着く前に時間切れとなりましたが、地形図から止めは予想出来たので大満足の一日だった。

帰り

一日目に飽きるほど釣ったので、二日目は幕営地点の目の前の淵にいた岩魚に遊んでもらい終了としました。帰りはMTBで楽々下山。

木曽ヤマト

※源流泊する際はゴミはもちろん焚き火跡など全て綺麗にして帰りましょう。

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