山と岩魚

春から秋は源流で岩魚と戯れ、冬は登山や山スキーを楽しんでいます。在来種を求め年間50日…

山と岩魚

春から秋は源流で岩魚と戯れ、冬は登山や山スキーを楽しんでいます。在来種を求め年間50日以上は源流へ訪れ岩魚が居なくなるまで遡行しています。 岩魚、風景、山スキー、カメラについて投稿していきたいと思います。

最近の記事

【渓流釣り】天竜川水系 ヤマトイワナ探訪

本釣行は2023年8月の内容を記事にしたものです。 林道を歩き最終堰堤から入渓。堰堤上で朝日を浴びる。午後からの雷雨予報が嘘のように快晴、、、 道中登れない滝が現れたので左岸から高巻く。下部は土が脆く少し怖い、帰りは別の場所から降りた。頻繁に釣りに出かける友人は全員登山から釣りを始めたので歩行技術、ルーファイ、体力はパーフェクト、安心して写真を撮れます。 目的の沢に到着しいよいよ釣り開始。早速ヤマトイワナがお出迎えしてくれました。虎柄が印象的。 友人に先行してもらう時

    • 【渓流釣り】南アルプス 2水系のヤマトイワナ探訪

      本釣行は2023年5月の内容を記事にしたものです。 アプローチ標高2000m越えの源流域で釣りをするのは時期尚早な気もしたけど、せっかく山登りするなら反対の谷の岩魚を拝みたい。釣り道具を持って南アルプスのヤマトイワナ探訪へ。 ※釣りする日の遊漁証を購入しましょう 遊漁証はコンビニ、つりチケ、フィッシュパスなどで購入するのが手間が掛からずおすすめです。 登ってきた尾根を見下ろす。3000m級の山々が連なる稜線には5月上旬でも多くの雪が残っています。歩く場所を選べばアイゼ

      • 【山スキー】杓子岳-北東ルンゼ

        本山行は2023年2月の内容を記事にしたものです。 二股ゲートから猿倉荘までの道を黙々と進む。ここは相変わらず長い。杓子尾根1802ピーク西南西コルを目指す道中で朝を迎える。杓子尾根と双子尾根のジャンクションピーク(JP)が遠くに見えテンション回復。 尾根に乗り標高2300mからシートラ歩行となった。右側に白馬乗鞍岳〜白馬岳の稜線を見ながら歩く贅沢な時間。 JPを過ぎると杓子岳の東面が姿を現す。夏は白馬鑓ヶ岳からの杓子岳が定番ですが、冬はここからの景色が定番になりそう。

        • 【山スキー】大喰岳-大喰沢

          本山行は2023年1月の内容を記事にしたものです。 2023年初山行は大喰岳へ。 冬は奥飛騨温泉郷観光案内所の前(市営新穂高第2駐車場P3)に無料で停められる。夏は人が多すぎて、あまり来る気になれない(鍋平遠い、、、)。 右俣林道に入ると早速シール歩行できた。というか新穂高→白出沢→滝谷避難小屋→槍平小屋→飛騨沢(乗越まで150m手前)までシール歩行可だった。 飛騨沢は西面なのでなかなか太陽を拝めない。朝焼けが気になる中ハイクアップ。 槍平小屋から先はトレース無くラッセル

        【渓流釣り】天竜川水系 ヤマトイワナ探訪

          【渓流釣り】木曽川水系 ヤマトイワナ探訪

          本釣行は2023年5月の内容を記事にしたものです。 アプローチ藤の花が咲き、新緑の季節になるといよいよテンカラ最盛期。人が入っていない山奥に行けば行くほどよく釣れる、沢までの距離と釣果は比例して上がると言ってもいい。山深い谷に入ろうとすると日帰りは厳しいので沢で一泊することになる。今回は林道を使って沢に入り、魚止めまで調査した後沢伝いに下山、そのあと林道で下山予定なのでMTBを使用し時間短縮しました。 MTBは早いけど、カロリー消費が凄まじい。そして重い荷物を背負っている

          【渓流釣り】木曽川水系 ヤマトイワナ探訪

          【渓流釣り】スキーを担いで源流へ

          本釣行は2022年3月の内容を記事にしたものです。 解禁日解禁日に休みを取れず第一週の土日に釣りへ出かけました。4ヶ月の禁漁期(10月〜2月)を乗り越え岩魚に出会える待ちに待った釣行日。まだ多くの雪が残っており予定通り山スキー道具を持って山に入りました。帰りは林道や美味しそうな斜面があれば滑ろうと言う算段。 ※遊漁期間は漁協により異なります やっぱり激渋分かっていたがこの時期のテンカラは渋い。餌であればもっと簡単に釣れるだろう。岩魚もこの時期に飛んでない「虫っぽい何か」

          【渓流釣り】スキーを担いで源流へ

          【渓流釣り】北アルプス南部の渓流

          本釣行は2022年7月の内容を記事にしたものです。 アプローチ車止めから林道を無心で歩く。昔使われていたであろう廃隧道なんかも通過する。こういう場所を見ると自然の力を感じる。ワクワクすると同時に少し怖いなとも思う、心霊的な意味ではなく自然には勝てないんだなという畏怖というか何というか、、、土砂の中から普通に木が生えてるなんて凄すぎ。 泊まりがけの時はアプローチが長いので、「先行者がいたらどうしよう」とか「良い寝床がなかったらめんどいな」など考えてしまう時もあるが、先行者

          【渓流釣り】北アルプス南部の渓流

          【渓流釣り】佐渡島の岩魚

          本釣行は2022年5月の内容を記事にしたものです。 ロマンを求めて「海を渡って岩魚を釣りたい」そう思い、妻と一緒に佐渡島へ。 長野県に住んでいるため、普段の釣り場は北アルプス、中央アルプス、南アルプス、御嶽山近辺。河口を見ながら沢を決め岩魚に遊んでもらうことに浪漫を感じ、長野県からある程度アクセスの良い佐渡島を選択。 通行止めからの、、、山の上に雪が残っている影響かドンデン線は通行止め、狙っていた河川へは山越えして源流部にダイレクト入渓。知らない土地でいきなり源流部に訪

          【渓流釣り】佐渡島の岩魚

          【渓流釣り】岩魚との出会い

          登山のモチベーション低下大学生時代から続けてきた登山。 山登りを初めた頃は見るもの全て新鮮で、純粋に景色を楽しんでいた。いつしか、綺麗な景色を記録に残したいと思いカメラを始め、山岳写真、ネイチャー写真を撮るように。時が経つにつれ「綺麗な景色を楽しむ」から「写真を撮るために山に登る」ことが目的となっていた。それが悪いことではないけれど、ファインダー越しに見る景色が多いと気づいた時は少し残念な気持ちになった(それだけ自然が好きなんだと思います)。 自分は何度も同じ山に通って渾身

          【渓流釣り】岩魚との出会い