見出し画像

小さな同居鳥

 うちには真っ白で小さな文鳥と同居している。真っ赤なクチバシがチャームポイントだ。


 名を「フランシス・フランソワ」と言うのだが、一度も呼んだことはない。
いつも朝起こすと、不機嫌にブランコに八つ当たりをするし、不機嫌につねってくるし、とにかく朝は不機嫌である。


 でも「ふーちゃん」と呼ぶと、必ず「ピッ!」と返事をする。もう一度呼ぶと、やっぱり返事をしては、頭や肩にめがけて飛んでくる。

 旦那さんと文鳥は仲良しなのか、犬猿の仲なのか不明である。旦那さんが文鳥に指を差し出すと、「キャルルー!」と言って激怒する。もう一度指を近づけると、ガブリ!と噛むのだ。でもその後結局、旦那さんの指に乗ったり、頭に乗ったり、なんだかんだで寛いでいる。

 なんだか、そんな光景をふと思い出すのは、やはり旦那さんが側にいない時だ。今はその期間で、しばらく出張で今月末まで会えない。



会いたい時は、文鳥を愛でて過ごしている。


ご覧いただきありがとうございます🐼 いただきましたサポートは動物園への撮影行脚中のおやつや、森永ラムネを購入させていただきます🐱 動物写真を愛でたい時はこちらへ🐻 https://www.instagram.com/yuricamera/?hl=ja