アラフォーエンジニアが特化型エージェント経由で転職した話

今回はいわゆる転職エントリです。
昨年11月から転職活動を始めて早3か月、2024年2月から新しい職場にジョインしました🎉
前回の投稿からほぼ2か月空いてしまいましたが、今後もマイペースに更新していくつもりです。よろしくお願いします。

転職活動に際して私が注意を払ったポイントが、求職者、転職エージェント、企業側リクルーターの方々の参考になったらいいなと思い記事を書きました。

求職者のスペック

年齢:40ちょっとだけオーバー
職歴:新卒から異業種4社でインフラ・情シスを経験、直近で小さいチームのマネジメント経験あり
資格:NW/SC/SM/SA、その他失効済みベンダー資格(CCNP, LPIC‐3など)
語学:TOEIC 800ちょい
学歴:大学中退→専門卒

転職理由

2年ほどかけて会社への不信感が少しずつ育っていき、最終的には経営層に不作為があるのでは…?と思ってしまうぐらいの温度感になってしまったため転職を決意。
(丸4年働き、労働条件はめっちゃよかったです。お世話になりました。)

転職活動にエージェントを利用した理由

正直なところ自力での転職は厳しそうな中、他に頼るところがなくエージェントに望みを託したという経緯です。

  • 業界内に知り合いやツテを作っておらず情報発信もしていなかったのでリファラルは厳しい。

  • ダイレクトリクルーティング系のサイトでは応募したい企業に出会えなかった。

と、転職活動を本格的に始める前から世間の厳しさを感じていて、さすがにこの年齢になると転職は厳しいのかなーと弱気になっていました。
私以外にもこういう人は意外と多いんじゃないかと思います。

そんな中、SNSのTLで何度か広告を目にしていた情シス特化型転職エージェントになんとなく、本当になんとなーく登録してみました。
登録後はすぐに面談スケジュールを設定することになるのですが、当時は面談を設定することもなく登録だけして眠らせていました。
それから1か月後、エージェントの方からフォローアップのメールをいただいたことがきっかけで、せっかくリーチしてくださったのだから面談してみよう!と転職活動を本格化させていくことになります。

エージェントさんとの初回面談

まずはエージェントさんとの面談でした。面談では求職者がもつ要件の洗い出しを行うことになります。ここで私が注意を払ったのは、エージェントさんに積極的に自己開示することでした。
転職理由のネガティブな側面や希望年収といった応募先の企業には直接言いにくいことも正直ベースで伝えてOKだと思います。
自分のキャリア志向を理解してもらうとともに、潜在的に職場に求めていることを把握してもらうことで紹介してもらう求人の精度が上がります。
あと、エージェントさんも複数の求職者をサポートしているはずなので、キャラが立っている人のほうがサポートしやすいんじゃないでしょうか。
アピールというか爪痕を残すぐらいの感じでお話しました 笑

応募先の検討

初回の面談が終わるとマッチしそうな求人をいくつか紹介してもらえます。
応募先を検討する際は、求人票の内容だけではなく採用ページの会社紹介、経営者や従業員の発信内容(企業ブログ、SNS、note、Youtube)を見て企業に対する多面的な印象を自分なりにもつことが大事だと思います。(上場しているなら株価も)
事前に調べた情報をもとに、こんな会社かな~、こんな会社だったらいいな~という印象をもっておけば、カジュアル面談や面接で滲み出てきた印象と突き合わせることで、書いてあることと言っていることの辻褄が合っているかなんとなくわかると思います。
採用ページにはいい感じでカルチャーについて書いてあっても、カジュアル面談で現場の方から受けた印象は違っていた、おや、これは…?みたいなことがわかるということです。(伝われ)

複数のエージェントとやり取りする

エージェントさんとの相性がいまいちだったり、紹介してもらえる求人が自分に合わないと感じるなら他のエージェントと同時並行で進めてもOKだと思います。
私の場合、情シス or インフラ/SREのどちらで進めるか迷っていたこともあり、情シスは特化型のA社、インフラ/SREはB社という形で進めました。
その際、各社のエージェントさんに他のエージェントを利用していると伝えてもまったく問題ありません。
特に選考に進んでいる場合、各社に情報共有しておくとエージェントさんが上手にスケジュールを組んでくれます。
内定後は1週間程度で承諾するか決める必要がありますので、複数社に応募して内定後に比較決定したいならスケジュール調整は超重要です。

両面型エージェントの特性を理解する

私が利用したエージェントは両面型エージェントでした。
両面型とは、一人のエージェントさんが企業側の採用担当者と求職者の両方を担当することをいいます。
応募先企業が決まり書類選考を通過したら面接に入りますが、面接に入ってからもエージェントさんとのコミュニケーションは重要で、伴走してくれるはずです。特に私が助けられたのは面接でポイントとなる話題の整理です。

大事なことなのでもう一度書きますが、両面型エージェントは企業側の採用担当者と求職者の両方を知っています。つまり、企業側が求めている人材を把握しているわけです。こんな人がほしいとか、こんな人は選考落ちしてしまった、というような解像度が高い情報です。
もっというと、面接官がどういうことを質問するかだいたい知っているといっても過言ではないです。
なので、この面接でポイントとなる事柄は何か?という観点でエージェントさんと話をしておくと効率よく面接の準備ができると思います。

まとめ

今回は転職はできましたが、それが成功なのかはまだわからないです。ただ、能動的に動くことでやりたかったことの一つは達成できたといえます。
自分で決めたことなら継続できる、最後までやり遂げられる人って多いんじゃないでしょうか。(会社で働くことはそれほど単純ではないですが…)
楽しく働き続けることは大変なことですが、そのために力を尽くそうと思います!
転職はこれで最後にしたいです。本当に。。

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