詩書きおすすめの詩の本

今回はタイトルの通り今読んでいるおすすめの詩の本について書いてみようと思います^ ^

『ウイルスちゃん』暁方ミセイ
ジャンル／現代詩

ふとした時に暁方さんの言葉に触れたくなって定期的に読んでいる詩集。傑作。王道の現代詩の詩人といった感じ。重吉も少しは見習って欲しい🤏暁方さんの言葉の運びや言葉の選択がとても好み、とても。
暁方さんの淡い詩の世界に浸っていたいと思わされてしまう。ひたひた。

『斎藤茂吉歌集』と『新古今和歌集』
ジャンル／短歌 和歌

近代歌人の中では茂吉がいちばん好きだ。白秋もいいけれど。おそらく万葉集の影響から来る力強さと、音の豊かさ。耳が楽しい茂吉の歌。様々なテーマで詠んでいて、それぞれに優れたものを残している。音だけでなく、茂吉の詠んだ光景の数々が胸に焼き付いている。
（今読んでいるのは『小園』）

和歌は塚本邦雄の影響で読み始めた。
塚本の『王朝百首』を読んで和歌の異常なまでの美しさに目覚めた。新古今和歌集は全巻持っているけど今読んでいるのは八十首を厳選したコンパクトなもの。
生命力に溢れた万葉集もいいが、新古今の洗練された歌を一首一首味わうのもまた格別。

以上〈詩書きおすすめの詩の本〉でした^ ^

〔簡単な自己紹介〕
詩書き。〈青い鳥書店〉店主。
noteでは詩の投稿や販売、人生で出合った特別なものを紹介する『重吉おすすめの本・漫画・音楽マガジン！』の運営などをしています。
詩の面白さを伝えたい。
何度も読んでもらえる詩を書いていきたい。