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桜花賞出走馬分析【トライアル組編】

こんにちは!キッツマイネルです。
いよいよ今年もクラシックの季節がやってきましたね。
近年のクラシックは賞金的に余裕のある馬が直行するので力関係を把握するのが難しくなっています。
今回は桜花賞出走馬を自分なりに能力比較してみましたので参考になればなと思います。今回はトライアル組の評価を上げたいと思います。
なお、先日上げた 桜花賞出走馬分析【阪神JF組編】 
と合わせてご覧頂ければと思います。
よろしくお願いします。

モズメイメイ
前走のチューリップ賞では内前有利のトラックバイアスの上にうまくスローに落として後続を完封する内容で勝利。

ひと昔前だとチューリップ賞と桜花賞では馬場傾向が変わり開催が進む事で外差しが決まるのでこういった馬は消すのがセオリーだったのですが今は馬場が劣化することなくチューリップ賞の馬場にかなり近い状態で行われますしペースも落ち着きそうなので前走の再現を狙えそうな状況です。

完全には消しにくい馬ですね。


コナコースト
前走のチューリップ賞では内前有利のトラックバイアスの中で馬群の中で一番外々を回りながら追走しながらハナ差まで追い詰める2着。

チューリップ賞組の中では一番内容を評価できる馬です。
うまく内で脚を溜められれば全然チャンスがある馬だと思います。

内枠なら押さえは必要です。


ペリファーニア
前走のチューリップ賞では内前有利のトラックバイアスの中で馬群の中で一番外々を回りながら追走しながらハナ、クビ差と僅差の3着。

17番枠の分積極的に位置取りを取りに行った分甘くなったところをコナコーストに差された感じなので内容はほぼ同格です。

こちらも同じく内枠なら押さえは必要です。


シングザットソング
前走のフィリーズレビューでは内有利のトラックバイアスでしたが超ハイペースになりながらも先団に取り付いてその中では一番外を回りながら抜け出して勝利。ペースとトラックバイアスに恵まれない中勝ち切ったのは評価したいです。

2走前のエルフィンSも展開不利の中追い込んで3着という内容でしたが相手はチューリップ賞2着のコナコースト。距離も問題ありません。

例年フィリーズレビュー組は桜花賞での成績は良くないですがこの馬は例外的に通用する可能性があります。


ムーンプローブ
前走のフィリーズレビューでは内有利のトラックバイアスで超ハイペースを差しに構えてシングザットソングより内を回り脚を溜めながら立ち回り2着。

ペースとトラックバイアスに恵まれてのものなので評価はできません。
消しですね。


ジューンオレンジ
前走のフィリーズレビューでは内有利のトラックバイアスで超ハイペースを差しに構えてムーンプローブより内を回り脚を溜めながら立ち回り3着。
ムーンプローブよりペースとトラックバイアスにさらに恵まれてのものなので評価はできません。
消しですね。


トーセンローリエ
前走のアネモネSはフラットな馬場で平均的なペースを2番手から抜け出して勝利。内容が平凡で強調点が見つかりませんでした。
消しです。


コンクシェル
前走のアネモネSはフラットな馬場で平均的なペースを後ろから追走し道中も外3列目を追走し4コーナーでは外9頭分を回す絶望的な競馬からそこから追い上げて2着。

このレースはメンバーレベルも低いと思いますがこの内容で2着まで来るこの脚力は普通の馬ではない可能性もあると思います。

展開と馬場は恵まれない可能性が高いですが一番の大穴ですね。リバティアイランドと一緒に追い込んで来ても驚けません。


ライトクオンタム
前走のシンザン記念ではフラットな馬場で平均ペースを外から差し切るレースは見た目には派手で楽勝に見えます。

自分も当初は強いなと感じていましたがその後のシンザン記念のメンバーの戦績を見ると同じような位置で競馬していたサンライズピースが次走1勝クラス6着だったり、2着のペースセッティングもファルコンS11着と大敗しており重賞勝ちのイメージ以上にレベルは低いのかなと思っています。

ディープのラストクロップで鞍上が武豊。調教師は弟の武幸四郎という事で話題性には事欠かない馬ですがイメージ先行で人気するならここは軽視したいです。


ハーパー
前走のクイーンⅭでは阪神JF3着のドゥアイズを制して勝っていますしある程度能力の高さは認めざるを得ませんが強いて言うならドゥアイズの方がペース的には少し厳しい内容だったのかなと思うのでそちらの方が評価は高いです。

馬券としては押さえるかどうかは非常に微妙なラインですね。
鞍上が今回ルメールという事で距離ロスなく立ち回る乗り方をするので内枠引いたら非常に怖いですね。いっそのこと大外枠引いてほしいです。


エミュー
前走のフラワーⅭは不良馬場でスピードが削がれる中スタミナを問われる競馬で差し切る内容は強かったですが戦績を見ても上がりが最速で34.5しかマークできない馬ですので今の高速馬場の阪神では厳しいと思います。馬場が渋ればチャンスはあると思います。


以上になります。
前回の阪神JF組編と合わせていかがだったでしょうか。
この分析をベースに枠順や土曜の馬場を見て最終結論の方を出したいと思います。そちらも是非ご覧ください。

ご覧いただきありがとうございました。

Twitterもやってます。リンク貼っておきますので見て頂ければなと思います。

https://twitter.com/kitzminele

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