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内向型が会話上手になるためのコツ 組織で働く内向型のためのTips#8

内向型=会話が苦手、という思い込み

誰かとの会話を楽しむより、一人で過ごすことを好む内向型。
会話自体を避ける傾向があるように思います。
でも、会話もやり方次第。
コツをつかめば、ストレスにならない程度に楽しめますよ。

ロールモデルを見つけてひそかにマネをしてみよう

あなたの身の回りにいませんか?
会話上手な人。
そんな人を見つけたら、ひそかにお手本にしましょう。

彼(彼女)が、
どんな風に相手の話を聞いているのか。
どうやって自分の話をしているか。
観察し、自分の会話にも取り入れてみるといいです。

おすすめは、「自分と似たタイプをロールモデルにすること」。
思いっきり外向型なタイプや、底抜けに明るくて何事もガハハと笑い飛ばせるような人。
憧れるかもしれませんが、そこをめざすと苦しくなります。
それよりも、あなたにはあなたの良さがあり、それを活かすことで、会話上手にもなれるんです。

だから、
・自分と似た内向型タイプで
・会話が上手だなと思う人
を、見つけましょう。

聞き役に回るだけで、いくらでも間はもたせられる

内向型にとって、もっとも手っ取り早く会話上手になるコツは、
聞き役に徹すること
です。
ほとんどの人間は、とにかく自分の話

を聞いてほしいと思っています。
だから、聞き上手は求められる人材なんです。

聞き方のコツについては、こちらの記事がお役に立てると思います。

心がけるべきは、
「決して、相手を否定しないこと」
話していて、
・自分の価値観とは合わないな
・そういう考え方、嫌だな
・ツッコミどころ満載だな

と思うような話もあるかもしれません。
でも、ちゃんとした会議ならいざ知らず、日常会話の中では、
クリティカルシンキング(批判的思考)
は、要らない
んです。

どうしても受け入れられないときは、
・心の中でのみ「閉店ガラガラ」をする
・「ふーん、◯◯さんはそう思うんですね」と返す
・笑顔で聞きつつ、「あっ、◯◯の時間だ!楽しいお話、ありがとうございました」と撤退する

ということも、自分を守るために必要。
でも、正面切って戦う必要はどこにもありません。

皆の前でのスピーチで、会話力も育つ

バリバリの内向型な私ですが、実はけっこうスピーチが得意です。
一時期はスピーチサークルにも所属していました。

「内向型」と「皆の前で話す」って、一見めちゃくちゃ相性悪そうじゃないですか?
でも、そんなことないのですよ。
むしろ、

  • 日常会話と違い、内容があらかじめ決まっているので、安心して話せる

  • 内向型は、話の構成を作ったり、相手に伝わる言い回しを熟考したりすることが好きな場合が多い

という理由から、内向型とスピーチは相性が良いと思います。

「話す」こと自体に、苦手意識を感じているなら、スピーチを学んでみることが突破口になるかもしれませんよ。

最近では、スピーチを教えてくれる場はたくさんあります。
また、「トーストマスターズクラブ」のように、安価にスピーチを練習できる場もあります。


自分の良さは大事にしつつ、会話も楽しめたらハナマル

ここまでをふりかえってみましょう。

  • 内向型は、会話が苦手という思い込みがある

  • ロールモデルを見つけると良い

  • 手っ取り早い会話上手への道は、聞き上手になること

  • スピーチを学ぶと、会話力もアップ

大事なのは、「自分らしさ」を犠牲にしないことです。
すこーしずつコンフォートゾーンをずらしていくつもりで、会話上手への道を一歩ずつ、歩んでいきましょう。

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