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サンマ最強戦2023自戦記〜予選A-2〜

思いのほか内容が濃すぎるので、長い局と短い局に分かれてます。ゆっくり振り返っていきたいと思います。

本日もお忙しいところこのページを開いていただき、ありがとうございます。


〜東一局〜



西家、華が2枚、ひとまず北を切ることは間違いないですが、ソウズ二度受けを背負って9mから慌てて仕掛けなくても、ポンを考えるのはもう一手進んだ形でいいかなといったところです。


7sの2枚すら大事にする5s切りでもいいと思いますが、いつも通り7s切りを着手します。華が2枚あるだけに、両方の赤が余ることを「全然OK」だとは思いません

こういう5s切りに抵抗があるんでしょうね。今思い返せば5sで良かったのかなと思うんですけど、5は他者に情報を落としやすいので、2シャンテンで着手するほどのことではないかなぁというところもあります。

まだ2巡目ですし、7s縦の可能性だけ消えますがその他の変化に柔軟に対応する手を選びました。


結局4巡もノンキにツモ切っていたら先制リーチを受けました。ひとまず現物の5s切りで自然に対応しますが、


手が進んでこの形です。6-9sが親の現物で裏目を引いても着手しやすく、5pを切らないルートに持っていける現物8s切りとしました。7sから先に行くか、8sを切って親リーチが入った時に親にはほぼ通るけどペン7sに当たり得る7s差し込みルートを残すかを比較して、ギリギリ8sかなと思いました。


親が追いついてしまったので、致し方ない、7sよりも危ない9sを先に切ってみます。


アタ〜リ〜♪

放銃打点が2000点0枚なのマジでツキスギw

〜東二局〜



OK、字牌整理、ヤクハイイラナイ!


オーノー、ワカッタヨ、1ブロックみてあげますヨ〜


あまりに自然な2p切りなはずなのになぜかこのあとこいつがフリテンになりやがる。。。


帰ってくんじゃねぇ〜!!!!!!

ところが、ここで2pではない牌を切ります。

先ほどの2p切りは4巡目の話です。今は9巡目ですから

4巡目は自己都合でよろしいんですがね、ここでもう1回2pを切ったらどうなりますか、と。

ピンズで2メンツを想定するわけですから、将来さらに2pか6pが余りますよ。と。

サンマの平均テンパイ巡目は概ね7巡目と言われているので、すでに大幅にすぎてるんですよね。

いつ誰からリーチが来てもおかしくないんです。

つまり、この次の手番には誰かからリーチを受けてるかもしれない前提を考えて手を組み替えないと、いざそうなってからでは何を切るのも嫌になるような展開になりかねません。

裏目のリスクを多少とっても、ここである程度は形を決めなくてはいけない、ということです。

9sは二人の親の現物でいつでも着手できるので、9s切りはしません。

發か8sかは悩ましいところですが、大前提に役ありになるルートを好みます。追われる立場としては、めくりあいに自信のない待ちで臨んでスキを与える行為を避けたいので、これだけ巡目も経過していて相手からの押し返しも見込めるときは、常に打牌を自分の意思で選べるようにするためにも役ありを目指します。

下家は役牌から切り出す進行なのに対し、親は西から切る進行なので、役牌の所持率も親の方が高いかなというのと、7sの景色もそんなに悪くないと思っていたので、一旦8sを切っておいて、このルートから押し返せる形にならなければ諦めようという構想です。

發を切って親にモチモチをシバかれたら、切腹しなくてはいけませんからね。


これならば、發がポンテンになる形を残して8s切りにします。


1pは親の現物ですが、下家から先にリーチを打たれるとくだらない牌になってしまうので先切りします。先ほど言ったとおり3p引きは役なしテンパイなので少し困ってしまいます。


ここらへんも細かいのですが、共通現物9s<親現物北<親現物2sという順番にしています。いかに親に対して不利に打とうかということを考え、かつ自分のアガリもみた時に取れるバランスを考えています。


今度はこの1p切らないんですよ。1pが2枚切れ、2pが4枚見えなので。この局、巡目と落ちる情報で選択変わりすぎて面白かったな〜


ボクのオヒキの炎上!さんが親を蹴ってくれました。

展開に恵まれすぎ・・・・

〜東三局〜



1m重ねても打点元にならないのでとりあえず切ります。この局は手なりに進行して迎えた10巡目


打点がとにかく不満です。私の河が強いので対面も押し返してこざるを得ない手牌になっている可能性が高いです。とはいえ、6s切りからのポン出し7pですから、ピンズ雀頭の6sマタギリャンメンはあまりにも自然に当たりうるので、ここで行くしかないですね。。。


たっちゃん本当にかわいそう。。。でも私にとっては好都合!

炎上さんありがとね〜♪

〜東三局一本場〜



親は打点!

南から切るけどホンイツダッシュするぞ〜


はい、テンパイ!アガレズ!残念!

〜南一局〜



ダブ南アレルギー!


手なりof the year!

もちろんこれくらい余裕がある時は役ありもリーチして更なる加点を目指します!

しかしアガレズ!次!

〜南二局〜




役牌の対子が二組、鳴きを強要されています。


打6s、あまりに自然に着手しているんですが、これ、本当にオススメです。

5667という形は、リャンメンを作るのに適しているんですけど、どっちも1枚使いリャンメンになってしまうのが気になるんですよね。

めくりあいになるときって、「リャンメン」とか「カンチャン」とか、そういう話ではなく「残りの枚数」だけを評価するんですよね。

当然3メンチャンになってくれたら嬉しいし、2s引きの1-4sも超強力です!

3-6や4-7が待ちになる入り目、そうなったら取らざるを得ないけどそうならないようにするという工夫ができるならそれがいいですよね。

カン2sを経由してからの1-4-7s変化もありますし、35667や34457は間をぶっちぎるのがオススメです。

打点を追いたいときは5が使いやすい方を残すといいと思います!


起きた結果は100%運です

〜南三局〜



カンツがありますが、七対子の目を消さないために温存です。


アガリトップなのになぜ打点に寄っているんだ・・・

5sを残してソウズ1メンツ構想も面白いですが、天秤8pがあまりに中途半端で嫌ですね。5sを残した時の7p引きは、2枚見え4-7pができて大変嬉しくありません。

下家のピンズ切り出しを評価してピンズの受け入れで勝負!


テンパイしたときにリーチをする気がないので、カンせず。トップをとればかなり通過濃厚のポジションになるため、無理をせずリスクは控えめにいきます。

アガリトップテンパイ、今回は悔しいですがあがりやめを選択する予定です。


イェ〜イ♪


こうなると追われる立場でもなくなるので、次戦はさらに親番で大暴れしたいですね!!!

次回もぜひご期待ください!!


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