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10,000mで見る箱根駅伝 予想③

ここ数年の10,000mに対するそれぞれの記録の関連性を元に予測したデータです。

間違いなく駒澤が中心になる

以下敬称略で失礼いたします。

1区

21.3km
 注目はオリンピアンの順天堂 三浦。10,000mのタイム的には二番手グループだが何か期待してしまう。 ハーフの記録は1:01:41は2020年の記録, このまま1区の21.3km走ると1:02:16。今はもう少し良い記録が期待できます。
 記録的には、創価 桑田, 東海大 兵藤, 駒澤 白鳥の3選手が28分10秒台と頭一つ出ている印象。そこに続くのが中央 溜池, 青山 荒巻, 順天堂 三浦, 城西 野村, 神奈川 巻田の5選手。
 区間記録は中央 吉井大和の1:00:40。そのころ28'04"くらいだったことを考えると一番良くて1:01:00くらい。
 予想では先頭は1:01:30くらいから30-45秒のの間に上の8校が来ると思われる。このペースだと例年城西の箱根駅伝の調子の良さを加味すると首位争いは駒澤, 城西の二校。
 青山は去年くらいの出来だと1:02:20-30くらい。
 順天堂三浦はオリンピックを経験して距離は違うがどれくらいン伸びているかも楽しみであるが過去3回はトラックのタイムと比べると特別良い印象もない。
 中央、青山あたりはスローペースに持ち込んで駒澤を逃がしたくないところだろう。
 駒澤は2,3区の鈴木、佐藤に少しでも差を付けて渡して勝負を決定づけたいところ。逆に大きく遅れなければ良いという考えもあるかもしれない。

2区

23.1km
 エース区間とも言われる最長区間
 エントリーでは駒澤 鈴木の力がずば抜けている。1:05:49という区間新も狙える。現記録保持者ヴィンセントは当時は27’38”48であったことを考ええると十分可能。
 城西がキムタイを2区に入れてくるなら勝負ができる。
 ここに続くのは
 中央 吉井大和 昨年区間賞 1:06:22
 国学院 平林 昨年区間6位 1:07:32
 城西 斎藤(エントリー変更なら)
 この3人が1:06:10-30くらい
 青山 エントリー変更しただれか
 が1:06:30-40くらい
 山梨 キピエゴ
 が1:07:00を切るくらい
 創価 ムチーニ
 が1:07:20-40

先頭は
駒澤と城西(キムタイなら)
先頭からの差は
40-60"  中央, 国学院, 城西(斎藤なら)
1'00"-1'20" 青山
1'30"-1'50" 創価

3区

21.4km
 この区間もやっぱり駒澤がずば抜けている。2,3区で勝負を決めたいという気持ちの表れか?
 59:25の区間記録もヴィンセントは当時27’30”24と佐藤の現在よりも遅いことを考えると十分可能ではある。
 そこに続くのが
 中央 中野
 城西 斎藤(エントリー変更?)が1:00:30-40
 次が
 大東 入濱
 帝京 柴戸
 青山 小原
 日体大 山崎
 國學院 (エントリー変更) 1:01:20-40
 創価は1:02:00くらいで少し遅れる

 城西はキムタイ、斎藤を2, 3区にエントリー変更が想像できるがどちらに変えても大差なく2, 3区で駒澤と1分程度の差が付くことは避けられない。

先頭は
駒澤
先頭からの差
1'00" 城西
2'00" 中央
3’00” 国学院
3'00"-20" 青山
4'00" 創価

4区

20.9km
距離は短いが3区と同等に差が付く区間
 この区間は青山 佐藤が少し抜けている。ただ駒澤も27'38"のタイムを持っている篠原のエントリー変更の噂が出ている
もし駒澤が篠原ならこの区間も区間記録が出てしまうかもしれない
 駒澤 篠原 1:00:00
 青山 佐藤 1:00:30-50
 城西 山中 1:00:50-1:01:10

に次ぐのが
 中央 伊藤
 神奈川 尾形 1:01:40-02:0
 駒澤もエントリー変更が無ければこのあたりだと思われる

 國學院 辻原
 創価 山森 1:02:20-40

 駒澤のリードは広がるばかり…

先頭は
駒澤
先頭からの差は
2'00" 城西
3'40"-4'00" 中央 青山
5'30"-6'00" 國學院
6'00"-7'00" 創価

5区

20.8km
有名な山登り。区間記録も1:10:04と時間が一番かかる区間であるので差も当然タイム差が出る。

 ついに駒澤の選手が絶対的じゃない区間が出てきた。この区間は間違いなく城西 山本です。1:10:04の区間記録保持者。1:10:00を切れると思います。
 そこに続くのが
 早稲田 工藤
 国学院 上原
 青山  若林 1:10:30-50
 エントリー変更が噂されている駒澤は昨年5区を走っている山川。昨年は区間4位で1:10:45ですの城西以外は差を縮められないかもしれない。
中央は昨年5区3位の阿部が8区にエントリーされているのがなんとも不気味。昨年4区を走っている吉居駿恭も4区の伊東の力を考えると4区を走るとも思えない。5区にエントリーされると城西 山本を超えるタイムを出すかもしれない

先頭は
駒澤
先頭からの差は
1'00"-30" 城西
3'00" 中央(吉居駿恭をエントリーすれば)
3'40"-4'00" 青山 中央(吉居駿恭をエントリーしなければ)
5'30"-6'00" 國學院
7'00"-8'00" 創価

往路まとめ

 天候次第ではあるが1区以外は区間記録が出そう。かなりの高速レースになる。
 駒澤の2, 3, 4区の鈴木, 佐藤, 篠原(エントリー変更されれば)の27分30秒前後のトリオはかなり強烈である。この3区間で3分のアドバンテージを得られそう。それに対するのが城西の山本。5区と言う一番タイム差の付く区間で3分のアドヴァンテージをどれだけ削れるかの勝負になりそう。
 今回の予想では青山の去年の出来の悪さから厳しめに予想しているが一昨年くらいの出来であれば、もう少しタイム差がなくなるだろう。
 駒澤が圧倒的に見えるが27分30秒前後のトリオも11月末の八王子ロングディスタンスで出した記録で有り、今までと比べると10,000mの記録に対して遅くなる可能性も十分にある。ここは気がかりではある。


 当日のエントリー変更後やレースが始まってからは「X (旧Twitter)」につぶやきますね
https://twitter.com/s_nozawa_







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