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熱海でのワーケーション体験 (2日目)

前回の記事で、今年熱海にて開催したワーケーション1日目についてご紹介させていただきました。
今回は、2日目の詳細とワーケーションを実施して感じたメリットや課題について投稿していきます。


2日目スケジュール

2日目には、グループワークの研修をメインのスケジュールを組みました。
1泊2日で参加していた社員は、早起きして温泉施設の露天風呂にて水平線から昇る朝日を鑑賞しました。普段では味わえない絶景を堪能することができました。

5:30   朝風呂を堪能
7:00   ホテル敷地内散歩 海岸沿いをウォーキング
7:45 朝食
9:00 各自業務
10:00  チームビルディング 情報共有ゲーム (約2時間)
12:00 ランチ
13:00 チームビルディング ハートビーイング (約2時間)
15:00   各自業務 
    フレックス利用者は熱海観光
18:00   業務終了
18:35  熱海駅出発

グループワークについて

2日目は、グループワークを中心にスケジュールを設定しました。
普段の業務ではなかなかできない、他部署の社員に自分のことについて深く話す機会や、業務をするうえでの情報共有の重要性と方法を学ぶことを目的として、ゲームを使ったプログラムを考えました。

研修の様子

【午前に開催したグループワーク】

研修に利用したのは、産能能率大学総合研究所が発売している、コラボレーションゲームというツールです。(参考:https://www.hj.sanno.ac.jp/cp/inhouse-support/game/GM002.html
)
今回は、その中の「販売促進会議」というゲームを利用し、断片的な情報をつなぎ合わせながら、課題を見つけ、メンバー間で情報を共有しながら答えを導き出します。

チーム分けはくじ引きで行いました。早さと正確さで競い、順位をつけ、お昼のお弁当のをかけて各チーム研修に取り組みました。

「いいお弁当をゲットできたのはもちろん、何よりチームで勝ち取ったお弁当が嬉しい」という会話も生まれており、ちょっとした違いを付けることで、盛り上がったり、達成感を実感してもらえる機会になりました。

研修を経て社員からは、新たに生み出された情報をいかに目に見えるようにしてメンバー間で共有することが大切かを学ぶ機会となった、とポジティブな意見が多く寄せられました。

【午後に開催したグループワーク】

午前中と同じようにくじでチーム分けを行いました。
(前回のチームとばらけるように調整)
まずは、【ハートビーイング】を行い、自分が「言われて嬉しいこと」「言われたら嫌なこと」を書き出し、チーム内で共有しました。
コミュニケーションを考えるために有効な方法で、普段使っているやりとりなどを書き出していくことで、無意識で使う言葉を見える化することができます。

次に自分のこと、相手のことを理解し、相手の意見を否定せず受け入れることを意識して、ブレインストーミングの手法を使って、当社のメインサービス【スカイベリーWiFi】のキャッチコピーを考える研修も実施しました。
社員全員で一つのことを深く考える機会がなく、今回の研修を通じて、自社商品の良いところを改めて認識すると共に、もっとこういうサービスができたら更に便利にご利用いただけるのではないか等意見交換することで新たな気付きが生まれました。

普段の業務では、知ることができなかった他の社員の考え方を理解できる場となり、参加後のアンケートでも研修については全ての社員が参加できて良かったと解答しています。

ワーケーションを実施しての効果と課題

前回の記事でも紹介させていただいていますが、当社のワーケーションは今年で3回目の実施となります。毎年、場所や内容を変え有意義な時間になるよう企画実行してきた中で私の感じた効果と課題について紹介したいと思います。

【メリット】

1. 非日常な開放的な雰囲気で社員同士の関係構築に有効。
2. 観光、温泉、地場食材を楽しみ、リフレッシュ効果
3. 自社商品を利用してワーケーションをすることで、気付くひらめき、アイデア出しが有効。

当社のワーケーションの今後の課題

当社のワーケーションを実行していくうえでの課題は「全員で取り組むアクティビティ」を実践することです。限られた時間の中で、そういった時間を創出することは難しい課題です。その場に行ったらその場でしかできない体験をひとりではなく、皆で取り組むことや、地域の人たちや自治体との出会いや交流が生まれ、世界が広がる機会にしていきたいと考えています。

コストもかかり、忙しい業務の中でワーケーションを導入することは難しいと考える企業が多いと思いますが、場所を変えて、リフレッシュすることで生まれるアイディアや社員の働くモチベーション向上、コミュニケーションが取れる機会になります。チャレンジしてみよう!と考えているみなさんも、思い切って実行してみるのはいかがでしょうか。当社のワーケーション内容が検討している企業の皆様の参考になれば幸いです。


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