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動体検知監視カメラ使用レポ planex編

事務所への入退出履歴の保存の実験として、動体検知監視カメラを購入してみました。

運用し、実用性を検証しながら、将来的に 動画解析を行って クラウドに結果を保存、検索照会できるような実験システムを作ってみたいと思っています。

まずは、動体検知カメラの性能検証から始めてみました。カメラはいくつか購入しましたが、まずは、入退室検知の運用検証としては、上記 planex社のカメラを使ってみました。
日本製で、データが製造先メーカーのクラウドに保存されることなく安心して使えます

使えたこと・わかったこと

  1. 動体検知性能は 非常に高く 入退出時に 安定的に動画がとられました。(SDカードに保存されます)

  2. 動体検知時にスマホに通知が来る設定が可能なのですが、これも非常に安定して稼働していました。外出時にも入退室をチェックできます。

  3. 夜間の暗闇でも撮影可能なカメラが搭載されていました

  4. 動体検知前 7秒 動体検知後 12秒 余分に動画保存されていました

  5. 入退室時だと、30秒弱の動画が撮影されますが、ファイルは約1.5Mバイトほどでした

  6. SDカードの保存先フォルダは日付+時刻(hh)

  7. 動画フォーマットは H265で、圧縮率は高くてよいのですが、現時点でのWindowsMediaplayerでは 再生ができず、H264のmpegなどに変換するかH265対応のMediaPlayerが必要でした

  8. H265動画は ffmpegで直接静止画切り出しが可能でした

使えなかったこと・わからなかったこと

  1. 『スマカメクラウドレコーダー』連動で googledrive へクラウド保存が可能とのことでしたが、これは使えなかったです。サポートに聞いたところ 評価版のファームウェアへの切り替えが必要とか 連続撮影の保存しかできないとか、動体検知のクラウド保存は 新機種のQS40でとか、サポートと会話していてまともに使えそうな印象がなかったのでこれはいったんあきらめました。

  2. 外出先からも スマホ経由でリアルタイムの撮影状況が見れるはずなのですが、これは不安定でした。この部分にあまり期待しないほうがいいかもしれません。他のカメラのほうがいいでしょう。

  3. カメラは WiFi接続が可能なはずですが、これも不安定だったので有線LAN接続で運用しています

  4. QS20はバッテリー駆動には対応していません。バッテリー駆動はQS40からだそうです。いずれにせよ長時間運用には 電源コードでの接続が必要です。これはどのカメラでも仕方ないでしょうね。

  5. 動画に日時が付与されるのですが、日本時間でないです。別途時刻合わせが必要なのか UTCなのか、この辺りは、別途サポートに確認しようと思います

設置場所について

設置場所はなかなか難しいです

  • 遠くから撮影すると 画面のはじを人が通り過ぎるだけで 無駄に撮影されてしまいます。

  • 近くから撮影すると どの部分にフォーカスすべきか考える必要があります

  • 電源コード LANケーブル ネジ付け可能か否かなど考慮が必要です

当面ドア付近の 下のほうから見上げる形で設置しましたが 少し遠方から遮蔽版で仕切って検知場所を限定させるのがいいかもしれません

今後の試験運用

今後は 以下を予定しています
進捗がありましたら、また内容を公開していきます

  • 引き続き最適設置場所の模索

  • 撮影方法の模索

  • 他のカメラのテスト

  • 動画抽出 解析運用 バッチの作成

  • AI分析 & 結果照会

A3lab エイスリーラボ


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