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ディスプレイオーディオを Android Auto に切り替えた

これまで、Yarisのディスプレイオーディオでは SmartDeviceLinkでナビを使っていましたが、SmartDeviceLinkのサービス中止以降、もっぱら BlueToothオーディオでの 音楽再生と ハンズフリーの電話機としての利用に限定していました
今回、ゴルフコンペに参加することになり、初めてのゴルフ場で ナビが必要になり、Android Autoを使ってみることとしました
下記 Toyota Yarisのディスプレイオーディオの使用レポートです

Android Auto とは

googleが提供する car multimedia platform です。AndroidAuto対応のスマホのアプリを 車のディスプレイオーディオから操作ができます。以前はAndroidアプリでしたが Android10からは、AndroidOSに一体化され、最初から組み込まれています
できる機能は、下記公式サイトがわかりやすいです

ちなみに、iphoneの場合は、car play になります。toyotaのディスプレイオーディオは、car playにも対応しています

利用開始で戸惑ったこと

  • SmartDeviceLinkのように BlueTooth接続に対応せず、USB接続しなければならなかったことでまずつまずきました。USB接続して初めて メニューにAndroidAutoのアイコンが出てきます。

  • Toyotaのディスプレイオーディオの場合、設定画面で、AndroidAutoへの切り替え設定を事前に行う必要があります。

  • SmartDeviceLinkを事前に利用していた場合、ディスプレイオーディオのMENUに Appのアイコンが出ますが、これはSmartDeviceLinkのアイコンです。押しても、Androidに切り替わるというものではありませんので注意が必要です

  • ディスプレイオーディオの利用マニュアルに AndroidAutoをインストールするようにあるのですが、googlePlayで、更新ボタンはあるものの、スマホ側のアプリ一覧にはみつからず悩みました。Android10以降はAndroidに内蔵されたので、AndroidAutoは、スマホ側のアプリ一覧には表示されず、手で起動するということもありません。USB接続で自動起動されるようです。

ディスプレイオーディオのMENUからAndroidAutoのアイコンを選択

スマホにインストール済みのアプリの内、AndroidAudioに対応したアプリアイコンが並びました。

  • Spotify

  • LineMusic

  • Navitime

  • Teams

  • VLC (オーディオプレイヤ:私の全CDをSDカードに入れました)

  • マップ、ポッドキャスト、カレンダー、ニュース、メッセージ、天気情報、電話

VLCが対応していて 私のSDカード上の全CDを再生できるのはうれしいですね。Navitimeはプレミアム+に登録しないと使えないようです(月額:1000円)

ディスプレイオーディオのMapを選択

デフォルトではGoogleMapsナビが起動され、 バードビューで現在地での走行がヘディングアップ表示されます。目的地無しのフリーナビ走行状態。
きっと他のナビアプリ(Navitimeなど)を起動すると、この画面のアプリが切り替わるものと思われます
今回は 目的地無しのフリーナビ走行状態で、走ってみて機能を確認してみました。

地図表示機能(ナビ)
googleらしい、シンプルな地図表示。見やすいけど文字少なめなのが気になりました。速度を上げると バードビューの視点高度が上がり広域が見れ、速度を落とすと バードビューの視点高度が下がり、近隣が拡大されるユーザーインターフェースはなかなか、好感が持てました。その他のビューへの切り替え、目的地検索、ナビ走行は、次回に確認

ナビ中の音楽再生機能
声で指示できるのですが、始動の合図は「Ok google」でいくはずですが、あまりうまく起動できずに、途中から、画面上のマイクボタンを押していました。Web上の情報では、ハンドルのボタンから起動できるような記述を見つけたので、次回やってみます
再生のほうですが 「ワンオクロックかけて」で、Spotifyから OneOkRockの曲がかかり、その後も 連続してOneOkRockがかかっていました。私は Spotifyは、有料会員でないので 広告付になってしまいます。有料会員でよく聞いている LINE MUSIC から かかればよかったんですが・・・
地図画面の最下行に 再生用のボタン群と お気に入りのハートマークがあり、これはアプリに連動するとありがたい機能
つまり、ランダム再生でお勧めMIXの楽曲を聞いていて よかったら画面からお気に入り登録して あとからまた聞けるわけです
普段使っていた Bluetoothオーディオ機能では、ほしかったけれどもできなかった機能でした
Spotifyから LineMusicの切り替えはできないものかと 思っていたら、できました! 
右側の丸いアイコンをタップすると アプリ一覧が表示されてLineMusicを選択すると切り替わりました。スマホ側のLINE MUSICで事前に聞いていた楽曲がでました

Line Musicの利用

一通り、スマホで利用している機能の主要部分が使えそうで、これは使えるという感触です。プレイリストの選択 今日のミックスの選択、お気に入りの登録・・・
今後、このあたりのレポートも行います

Android Autoの利用上の注意点

常に、通信が発生してしまいますので、パケットの利用上限がある場合、それを意識して使う必要があります。短時間でしたが、今回の利用ではそれほど、多くのパケットは消費していませんでした。

Android Autoは、前にも書きましたが、USB接続して初めて利用できます。単にスマホの音楽聞くなら BlueTooth Audioのほうが便利かもしれません。BlueTooth Audioなら、コンビニに立ち寄って スマホ決済を使って車に戻ってきたときに、自動で再接続され 音楽再生が再開します

その他感じたこと

SmartDeviceリンクより 格段に安定度があがった感じ。やはり、OSとの一体の作りにはかなわないですね
また、AndroidAutoも、2年前より、かなり使いやすくなっています。一度使ってやめた人も、最新版でまた使ってみるといいと思いました

Bluetooth接続ができなかったのは不満でした。今後に期待ですね
VLCで私のスマホのSDカード上の CD全楽曲再生が可能になったのは、非常に 大きな価値があります
AndroidAutoなら、今後のCarMultimediaの進化を観察していけそうな期待感が持てました

今後のレポートの予定

従来のナビを利用してこられた方には、ナビの操作としては、不満もあるかもしれません。このあたり、今後 GoogleMapsや Navitimeなど利用しながら探ってみようと思います。まずは、次回ゴルフ場の往復で利用してみます。



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