わたしの音楽遍歴ー中学生編②blurー

中学の時は、”広く浅く”色々と聴いたのだが、自分でも信じられないくらい、細かく、どの曲を誰から教えてもらって(もしくはラジオで聴いて)、どうハマったかを覚えていて、どこから書こうか? と言う位に刺激的な出会いが多くあった。

ただ、ちょっと時系列が曖昧だ。一番最初にハマったのは前回書いた通り、Shampooであることは確かだが、次は何だったろうか。思い出しながら書いていきたい。


多分、次はblurだと思う。
これも、知る人ぞ知る(つまり、知らない人は全く知らない!笑)あの洋楽のコンピレーションアルバム「NOW」に入っていた「Girls and Boys」が一番最初の出会いだ。

次に聴いたのが、これもまた「NOW」に入っていた「country house」。
「カッコイー!!」とまでは当時は正直思っておらず、”ブリテイッシュロックを聴いている自分に酔っている”状態であった自覚が明確にある。笑。

中学時代の先輩に「貸してあげるよ」と言われ、blurの1stアルバム「Leisure(レジャー)」を借りて聴いたものの、いまいち当時はよくわからなかった。


が、1997年に「ブラー、復活」というようなキャッチでリーリスされた「blur」というアルバムを聴いて、本当にハマった。

もちろんのもちろん、「Song2」にドハマリ。
TVで放映されていたMVをビデオテープに録画し、本当にビデオテープが擦り切れるんじゃないか、という位に何回も何回も見た。angee家は「TVは一家に一台」方針であったため、家に一人きりになれたら天国。ここぞとばかりに爆音でこのMVを見まくった。


そして、同アルバムに収録の7曲目。
「You're So Great」というグレアム・コクソンが弾き歌いした曲。これがもう最高だった。この曲を聴くためにCDコンポの「7」のボタンを何回も何回も押したので、未だに「7曲目」ということを憶えていた。

この曲のレコーディングの時のグレアム・コクソンのエピソード、「恥ずかしくて、机の下で歌った」という話に、きゅん&きゅん&きゅん…。そこからグレアムの虜になった。


あ!!思い出した!!
「Music Life」(雑誌名)だったかなぁ、確か。お小遣いをはたいてblur特集の音楽雑誌を購入した。

そして、付録でついていたポスターが両面プリントで、
なんと、

表面が”カラー”のデーモン・アルバーンで、

裏面が”モノクロ”のグレアム・コクソンだった。

笑。

(アレックスとデイヴは!?という話については、ちょっと脇におかせていただく。というのも、2人についてはポスター自体が無かったのだ。)

モチのロン、私は、グレアム・コクソンを表にして、勉強机の隣に貼っていた。毎日グレアムを見ていたので、今でもそのポスターをくっきりと覚えている。グレアムが眼鏡をオデコにかけている写真だった。


ちょっと話は逸れる。
大人になってからblurを改めて聴きなおしたのだが、やはりすごいバンドだと思う。特に「great escape」の1曲目がすごいカッコイイ。


正直、中学生の頃は「blur」以前のアルバムは、いまいちピンと来ていなかった。

”ザ・中二病”。
うんと背伸びをしてblurを聴いていたのだが、まぁ、当時からアンテナはきちんと立っていたということで、中学生の時の自分をちょっと褒めてあげたいと思う。笑。


blurについては1曲位書いて終わりかな?!と思っていたのですが、あれこれ思い出してしまって、すっかりblurの思い出日記となってしまった。


この日記は、同世代の方は「わかるわかる!!」となってくれるかと思います。

…中学編はまだまだ続きそうです。


▼完全に主観で書いてます、という記事です。

▼「#スキな3曲を熱く語る」で入賞させていただいた記事です。


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