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Juneお散歩&冒険記②

京都市左京区在住の私。

左京区ってどのあたりなのかをパッと想像できる方は、かなりの京都通でいらっしゃいますね。

左京区と言っても実はとてもエリアが広いのです。

京都の左京区エリアに南北に伸びる”叡山電鉄”というローカル電車が通っている『出町柳駅』周辺から、北は『鞍馬駅』、東は『八瀬駅』または大原などが一般的に左京区と認識されていますが、更に北に位置する花背や美山などの山々も、実は左京区エリアとなっています。

「左京区」と一言で言った時に、京都市内でも”より一層自然が豊かなエリア”だと想像していただいて、間違いはないかと思います。

そして私自身が暮らしているのは、左京区でも、山と集落のちょうど境目あたり。

叡山電鉄の市原駅と二ノ瀬駅のちょうど中間あたりに住まいがあるので、自宅の裏には山があります。

自然が豊かなので、自宅の庭にはいろいろな植物が自生しています。

春先には山菜が取れたり、今の季節は破竹や筍や三つ葉、夏にはミョウガやら紫蘇やら。

花も紅葉も新緑もとても美しく、冬には”雪山”になります。

そんな贅沢な、でもちょっと不便な場所なのですが、この辺りには一般的な会社員も多いですが、大学の先生などの知識人や、モノづくりをしている人たちも実は大勢います。

私自身は織物に携わっていますが、染めものをしている人、家具を作る人、藍染をしている人などなど、色んな種類の職人さんと出会うことがあります。

そんな自宅付近なのですが、実は今年のゴールデンウィークあたりに、道を挟んでお向かいにとても素敵な金属工芸のお店がオープンしました。


6月4日

暮らしの器 SALUKさん。


外からお店の中を覗いた様子。


以前からご自宅を改装されている様子は存じていたのですが、私自身が”離れ”をアトリエとして改装する工事やらなんやらかんやら諸々で、バタバタすることが多く、なかなかお店を覗きにいくタイミングが掴めずにいました。

そんな中、昨日はいつもと違うタイムスケジュールで動いていたので、ふと思い立って、お店を覗きに行ってみることにしました。

金属工芸品のプレートや箸置きや酒器やグラスなどの数々。


綾 METALWARE を主宰されている金属工芸作家の甲斐さんの作品を中心に、暮らしの器を販売されています。

手前左手にはキセルがあります。

艶のあるテクスチャーと、マットなテクスチャーの器。

こちらのお向かい(私の自宅のお隣w)にある『綾はな』さんというカフェバーでは、こちらの素敵なビアグラスでクラフトビールをいただけるそうです。

テキスタイル作家 田代貴子さんの作品

一角にある、とても色鮮やかで美しい布地が目をひきます。

Bird tale Flower tale さんの作品たち。艶やかな色合いに心惹かれます。


こちらのお店のオーナーさんでもある甲斐さんのパートナーさんは、植木屋さんだというお話を聞いていたのですが、まさか金属工芸作家さんがこんなにご近所にいらっしゃったとは思いもよりませんでした。

突如として現れたこの素敵なお店に釘づけの私でしたw。


平日は、奥の工房で作品の制作をされていらっしゃるそうで、こちらのお店は、土日祝・11:00〜18:00にオープンされています。

Instagramのアカウント saluk_kyoto やHP👇などから営業時間などをご確認ください。


もし、SALUKさんまでいらっしゃったら、私のアトリエも目と鼻の先なので、お立ち寄りの際は、TwitterやInstagramのDMなどからご一報いただけたらありがたいです♪

最近、土日はアトリエにこもって諸々の作業をしていることが多いので、タイミングが合えばお茶などご一緒にどうぞ〜。


フランスからスペインに抜けて進む、サンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼旅へいつか出たいと思っています。いただいたサポートは旅の足しにさせていただきます。何か響くものがありましたらサポートお願いします♪