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話が止まらない子

黙ってしまう子もいれば、おしゃべりが止まらない子もいます。
コーチングを行うコーチであれば、基本的には時間が許す限り口を挟まずに聴きます。話しきることで、子ども自身が自分に必要なことに気づくことが多いのです。(オートクライン)

しかし、忙しない日常で、子どもの話をずーっと聴いているわけにもいきませんよね。

ついつい、「あとで聞くから」とか、「それよりも宿題やったの?」とか言ってしまってはいないでしょうか。
このように、時間に制約がある場面では、「介入」のスキルを使ってみましょう。

介入のスキル
子どもが話に一区切りついたタイミングを見てこんな風に言葉を挟んでみます。

「なるほどね!」
「ちょっといい?」
「ありがとう」
「そうなんだ!」

適切なあいづちをうち、お話したい気持ちを受け止めてあげましょう。さらに、

「本当はもっと聞いていたいんだけど、そろそろ帰る時間だね。」
「続きをまた明日聞かせてくれるかな?」
「あなたの考え、よく伝わってるよ。」
「ここまでは〇〇の話だったけど、△△の方はどうかな?」
「じゃあ、今までのお話整理してみようか。」

あくまでも、あなたの話を聴きたいという姿勢で、話題を変えてみたり、そこまでの話を言い換えて整理してみたりなどして、最後に

「最後まで聞いてあげられなくてごめんね。
「あの時さえぎってしまったね。」
とフォローの言葉をかけると尚Goodです。

我が家は毎日の出来事を、部活の送迎の車中、ダイジェストで話してくれるので大変助かっています。聞いてあげるだけで子どもの心は安定していると思います。それに時間も長くならないので私も子どもも端的に話すようになりました。その日の愚痴や不満、嬉しかったこと、面白かったこと。10年以上毎日のことですから、話が無いと逆に私が心配になってしまいます。特にマイナス面の話は、毎日小出しにしていればストレスになりにくいようです。
嫌なこともさっさと口に出して吐き出してしまえば、その日の晩にはケロっとしています。親子お互いにストレスフリーなのは最高ですね。

次回は伝え方のスキルについて書こうと思います。
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引き続きよろしくお願いいたします。


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