2021年9月1日

彼の誕生日なのに、彼に祝福されてるかの様な素敵なプレゼントを貰ってしまった。
22:40くらいから1:30ぐらいまでぶっ通しで歌い続けて、日付を超える瞬間を共にして素敵なワンマンライブをプレゼントしてくれた。

なんて素敵な人なんだ。

心から尊敬するジョングクの誕生日
世界中のARMYがお祭りムード
綺麗な彼の誕生日なのに、綺麗とは言えない私の思いを綴ってもいいかな
でも、一生に１回だけジョングク25歳の誕生日
このお祭りを機会に、彼への思いを綴ってみようか

祝福と愛を持って

私は彼が苦手だった

私はたまに、"羨ましさ"が理性を飛び越えて襲ってくる事がある。
自分自身のことが好きだからこそ、羨ましいという感情が、私をひどくやるせない思いにさせる。

ジョングクはすごい。
あまりにもちんぷな言葉だけど、1番私が彼に抱えている感情とよく合っている言葉
そんなジョングクの事が、痛いほどに羨ましくて、彼のことが苦手だった。
正確には、BTSとしてではなく、チョン・ジョングクとして彼のことを考えるのが苦手だった。

音楽には詳しくないけれど、ずっと聞いていられる綺麗な声で、気持ち良さそうに歌う彼の姿
センターにふさわしいダンス
端整な顔立ち
その綺麗な顔から流れる綺麗な涙
完璧に見えてちょっとおバカっぽい可愛い日常の姿
でも、「情熱なくして生きることは死ぬことと一緒」と発言するほどのメンタルの持ち主
絵も上手で、運動もできる
そして、勘が良い。例えば、こうしたらいい感じになるだろう！と言うのが一発でわかる人
アドリブや絵を描く姿を見てそう思う。

これだけ並べても、こんな人他にいるのかな？と思うほど

でも何よりも、私が羨ましく思うのは
彼の仲間と彼を守ってくれる周りの人間の存在だった。

自由にやりたい事をたくさんやって生きれているのは、その存在が大きいからだろう、と
私は最初漠然とそう考えていた

あまりにもジョングクの事を何も知らなかった
というより根本的に、世界的な人気を誇るアイドルの実態を知らなさすぎた。
そして、無知な私がジョングクを見る目が変わった決定的な出来事が、2019年に公開されたPAPER MAGAZINEのインタビューに記されていた言葉を見た時

これが本当に最大の困難だったとしても
他に言える事はたくさんあると思うのに堂々と自身で言及できる強さに目が丸くなった。

私はそれまで、ジョングクの感情が見えていなかった
それもそうだ。弱さを普段見せないから。
"その時の感情"はむき出しだったとしても、ジョングクの本質的な感情は簡単には見えてこなかった。
不思議で四次元だと呼ばれているテヒョンさんよりも全然不思議な存在だった。

彼が誰かに失望されたことを最大の困難だと感じた事、そしてそれを言及できる強さも一緒に知る事ができた

そしてもう１つ印象的だったインタビューがこれ

何故、過去の自分にこう言いたかったのか、心に何を思ってそう言ったのかはわからない
側にいる人を失ったのか、失いそうになったのか。
でも
ジョングクは、守ってくれる人がいるという事実や大切な仲間がいる事を普通だと、思っていないのか。
そう思った時、彼に抱いていた苦手意識が不思議となくなった。

今考えると、すごく単純な理由にも思えるけど
ジョングクの事を"何食わぬ顔をしたすごい人"だと思っていたのかもしれない。
絶対にそんな事ないのに、理解するまでに時間がかかってしまった

ごめんなさい

完璧な人に見えていたけど、恥ずかしいほどに彼を見くびっていた。

かっこいい。

そういう、経験をした上で考えをはっきり述べられるところも含めて、私はジョングクの事が羨ましい。
でも、やっと自己嫌悪を抱かない"憧れ"の感情を抱ける様になった。

よくわからない

私は正直、彼の言うことで共感できないことの方が多い
共感というよりは、感覚がよくわからないと言った方が正しいかもしれない
「情熱なくして生きることは死ぬことと一緒」という言葉にも共感できないし、よくわからない。

でも１つ、ハッキリと
"あ。わかる"
と思った事がある

2021年のFESTAのインタビューで
『執着』という質問に「歌」と答えていた。

ジョングクはやろうと思えば何でもできる。
テヒョンさんが「何かを始めても平均以上から始まる」と言っていたのも
ナムさんが「何でもうまくできるから、面白く無くなっちゃうのかも」と言っていたのも
すごく同感だ

ただ、彼の中で『歌』は何よりも極まっていると思う。

何でも上手くこなせてしまうからこそ、１つ秀でている物がある事への"執着"なのではないか。
そして"執着"をする内に、歌が愛してやまない、切っても切り離せない自分の一部になったのではないかな。

そう思った。

本当にそう思っているかなんて分からないけれど、私が私の尺度でジョングクの事をはっきりと解釈できたのはその一回きり

もともとこんな風に、会ったこともない人の
一歩間違えば大きな見当違いになってしまう気持ちの部分を考えるのは、私のポリシーには合わなかったのだけど
そのポリシーを曲げてでも、理解してみたかった

彼は、正真正銘の"Born Singer"

愛を込めて

ジョングクは私が見た中で1番"綺麗"な人。

澄んだ歌声とか、クセがない踊り方とか、端正な顔とか
そういうのももちろんなんだけど
素直な心がすごく綺麗。
感情がむき出しで、いつも可愛い。
自分に厳しいのに自信がないわけじゃなさそうだし、誰かに言われた厳しい事もしっかり受け止める。
器が広くてたくましい。

コンセプトのために最初は眉ピのシールを貼っていたのに、めんどくさくて本当に開けちゃうところとか、経緯やそもそもの見た目にも賛否があるのにタトゥーが増えているのも
"入れたいから入れる"と言っているかのようで素直で可愛い。

「可愛いって言われるのも嬉しいし格好良いって言われるのも嬉しい」なんて言っていたのも素直で可愛い。

『撮影』が仕事なのに撮影中に作業に必死になって背中を向けてしまうのも素直で可愛い。

情熱的な人が可愛くて素直なんて最高に綺麗だ。

闇をあまり感じない。
それも彼がいつも素直だからだと思う。
そんな綺麗な彼を見ていると、綺麗じゃない自分の心が少しだけ綺麗になる気がする。
その瞬間、少しだけ私は救われる

私だったらどう答えるかな？って考えてみた。

捻ったり歪めたりしないと、素直に受け止められない私にはあまりにジョングクは綺麗すぎる。

私の中の完璧の定義を綺麗に洗ってピカピカに磨いてキラキラのガラス玉みたいにしたとしたら
ジョングクは、完璧すぎるほど完璧だ。

やる事なす事のクオリティはもちろん、可愛いところも、綺麗な涙を流すところも、素直で良くも悪くも真っ直ぐなところも、燃えたぎる情熱もどれも私には持っていないものだから余計に遠く感じる。

だけど、そんな真っ直ぐ受け止めれない私でも真っ直ぐな彼がおじさんになった時、真っ直ぐに伝えたいと思う言葉がある。

絶対に届かないからこそ書ける手紙

Dear. 전정국

お元気でしょうか。おいしいご飯は食べれていますか？相変わらず運動ばっかりしていますか？それとも、忙しいスケジュールに追われていますか？
どれもできていますか？

今、この文字を綴っているのはあなたの誕生日前日です。
明るい時間に「僕に言いたい事があったら残して」と募ったアミたちの言葉を歌詞に、即興で曲作りをしているあなたを眺めながらひたすらに文字を並べてます。

やりたい！と思った事をすぐに行動に移すあなたは本当に素敵な人
韓国語は理解できないのだけど、ジョングクが笑顔で「面白い、面白い」と言っているのは分かるよ。
今、この瞬間、世界で1番輝いてる

綺麗なものばかりを見ていたいけれど、世界は残酷だよね。
そんな中で、自分を奮い立たせるためにエゴサしていると聞いたよ。
すごいよ。共感できないよ（笑）

でも、そんなあなたを理解してみたい
だって最強じゃない。あなたは私の憧れ。理想とは少し違うけれど
あなたの心にどっしりと座っているその強さ
綺麗な涙を流せる愛情
それさえあれば何だってできてしまうんじゃないかって思う。

"共感"という感情は時にすごく大きな力になるけど、ジョングクの事を"理解"しようと考えている自分は結構好きだよ。

自分を好きでいてね。
Armyを使ってでも、アンチを使ってでも、何があっても好きでいてね。
言われなくてもわかっていると思うけれど

綺麗なものだけを見ていてなんて、言わないよ
だってあなたは汚いものを時に無視したり、時に強さにしたり、時に綺麗にすることもできるでしょ？
時に辛い思いをしたって、周りを見渡せばたくさんの人がいる。
それは1番ジョングクが分かっていると思うけど、絶対に忘れないで。
かっこ良い姿をこれからもずっと、見せてください。

お誕生日おめでとう。

幸せに、健康で。愛を込めて。