【Revit】プロジェクトファイルをアップグレードしよう! / アップグレード、プロジェクトファイル
ソフトは便利になり、どんどんアップデートされ、Revit2019、2020、2021……とバージョンは増えていきます。もしRevit2019のプロジェクトファイルをRevit2020で開くためにアップグレードする必要があったら?
今回はそんな時のためにアップグレードする際の注意点について学んでいきましょう!
実はRevitでのアップグレード自体はそんなに難しくないんです。
今までRevitの古いバージョンで開いていたプロジェクトをRevitの新しいバージョンで開くだけなんです。
新しいバージョンを開くと起動している際に「モデルをアップグレードしています」とアップグレード前後のバージョンが記載されたウィンドウが表示されます。
ここで注意点!
アップグレードしてプロジェクトファイルを新しいバージョンで保存した場合、古いのバージョンでは開けません。バージョンの下位互換はないのです。
「あ、間違えて上書き保存してしまった…」
そんな人はいるかと思います。もうだめだと思っているかもしれませんが、保存してしまっても大丈夫です!
例えばRevit2019で作成したプロジェクトファイルがあります。それをRevit2020にアップグレードして上書き保存をしてしまいました。それが「サンプル建築プロジェクト」です。保存する前、つまりRevit2019で作業していたファイルがバックアップとして「サンプル建築プロジェクト.0001」として作成されています。
この「サンプル建築プロジェクト.0001」をまたRevit2019で開いて保存をすえば、アップグレード前の状態に戻れます。
Revitは本来上書き保存を繰り返すと、保存前のデータ(バックアップファイル)が作成されます。それを利用すれば、新しいバージョンで保存しても前のバージョンで復活させることができるのです!
アップグレード以外に簡単ですね
って思ってたらあれ?エラーが発生したりして……?
次回はアップグレードをする時の注意点を追加で紹介していくよ。
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