2022.11記載（で、下書きに保存したまま2023.10になってしまいました…汗）

11月28日　夜
生理痛の1/10レベルだが、なんとなくお腹が痛い。
陣痛なのか、前駆陣痛なのか、ただお腹が痛いだけなのか分からない。

29日　朝5:00
空腹で目覚める（笑）
何となくまだお腹が痛いような気がして、この後辛い陣痛がくるなら食べておくべきでしょ！と思い、冷凍ご飯を解凍するなどして食べる。

7:00
6分〜15分間隔くらいの痛みがくるが、まだ普通に喋って耐えられるくらい。
さすがに陣痛だと分かったので、今日中には病院に行こうと決心する。
夫は午後から出張だが、午前休をとってくれた。

8:30
産科外来に電話をした。
通勤ラッシュの時間を避けて10:00過ぎくらいに行きますと伝える。

9:30
ちょっと前まで余裕だったのに痛みが増してきた。痛い時は立てない。
でも感覚は6分〜10分くらいなので、まだまだかなあと結構のんびり。

10:00
病院に到着
子宮口は4cm開いていると言われ、車イスで病棟へ。

12:00
食べられたら食べてくださいとお昼ご飯を出されるも、肉じゃが3口、ヨーグルト半分しか食べられず。
陣痛の合間は痛くないと聞いていたが、普通に痛いんだけど？？
でも陣痛も合間の痛みもまあ耐えられるレベル「ふ〜〜っっ」「は〜〜〜」「いだいっっ」と声は出していた。

助産師さんに「あと1段階くらい痛くなると思います！」と言われ、「えっ、あと1段階でいいんですか？」と返す。


12:30
子宮口ほぼ全開
初産にしてはかなりのスピードだと言われた。
寝ていたベッドがそのまま分娩台に変身！
移動しなくていいのは大変楽である。

13:00
陣痛に合わせて2、3回いきむ。
思うようにお尻に力が入らなくて、私っていきむの下手だなって思った（笑）
叫んだりはないけど、唸るくらいは痛い。
「ごめんねえ、1段階じゃなかったね。2段階くらいあった？」と言われた。
「（…コクコク）」

このあたりで研修医など人がたくさん入ってくる。
落ち着かないかと思ったが、こんなに人が入ってきたということはもう産まれるってコト⁉︎と逆に安心。

13:30くらい
痛み自体は耐えられるレベルだと感じるが
一向に頭が出てこないので、いつ終わるんだろうという不安に苛まれる。
「本当に出てきますか？涙」
「うんうん！笑　出てくるよ大丈夫だよ！」
「うぅうぅぅ…ぅうう。涙」
実際に涙は流れたわけではないが、気分的には号泣してた。

この後、助産師さんが小児科の先生を呼ぶ電話をかけた。
それを見て、これは本当にもうそろそろ出てくるやつだと確信。

しかし、その後もなかなか出てこず。
陣痛と陣痛の間もあまりにも痛いので、「えっ…まだいたい……」と言うと、「頭がはまってるからねえ、これは痛いやつです」と言われる。
頭がはまっている痛みは、陣痛ではないからいきんでも出るはずないのだが、自然に力が入ってしまう。
終わりのないマラソンを走っているような絶望的な気持ちになる。でも鼻からスイカ出すよりはマシな痛みだと思うよ。

14:00
だんだん意識が飛びそうになる。意識していないと目玉がどっかいってしまう（笑）
助産師さんに「会陰切開しましょう、そのあと一回のいきみで出しましょう！」と言われ、全力でうなずく。恐れていた会陰切開をこんなにも懇願するとは思わなかった。
麻酔された感覚や切られた感覚はあるが、なんにも痛くない。

その後、先生にお腹をグイグイ押されながらいきんだが出ず（涙）
さすがに私いきむのめちゃくちゃ下手じゃねって思った。


14:10
会陰切開後、2回目のいきみで息子爆誕！
お腹をめちゃめちゃグイグイ押された。あれはもう私のいきみの力ではなく先生の圧迫による出産である。出てくる瞬間は、産道を鉄球がとおる感じというのがしっくりくる。痛いけど、「あ！これで終わるんだ！」という確信があったので辛くはなかった。
その後放心状態。
胸に赤ちゃんをもってこられて、触っていいよと言われるが、どこを触っていいか分からず控えめに手だけ握った。

②に続く……。