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映画『突然失礼致します!』特別試写会in広島 オフィシャルレポート

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で課外活動の自粛が余儀なくされる中、「『三つの密』を避ける」という条件の下で全国約100大学・120団体のクラブ・サークル所属の学生から、監督180人、スタッフ・キャスト総勢500人以上が制作に参加した長編オムニバス映画『突然失礼致します!』(総監督:熊谷宏彰/製作:A_JAPARATION_FILM)。

「劇場公開」を目的としたクラウドファンディングの成功を受け、2021年1月11日(祝)に広島県東広島市の「東広島芸術文化ホールくらら」にて特別試写会が開催された。

劇場公開フライヤー

今回の特別試写会では全180作品を収録した完全版194分が上映された。
また、本作の企画監修・製作を担当した小城大知(広島大学映画研究会)の選定による「2020特別セレクション」も同時開催され、以下の作品が併せて上映されている。

■ 同時上映作品
・『どこかに美しい村はないか』(能勢広監督)
・『灰の車輪』(ピーター・エマニュエル・ゴールドマン監督)
・『王国(あるいはその家について)』(草野なつか監督)

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(写真:当日配布されたパンフレット資料)

12時から『突然失礼致します!』の上映が開始され、30人以上の観客が本作を鑑賞した。
上映終了後には小城製作委員の司会進行のもとで、本作の製作及び劇中作『有漏(URO)』を担当した林 龍太郎監督(大阪芸術大学映画研究会)と劇中作『君にいちばん綺麗な焼き立てを』を担当した久保秋乃監督(就実大学映画研究部)による舞台挨拶が行われた。

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(写真:舞台挨拶の様子。右の男性が林監督。左の女性が久保監督。)

久保監督は「自分の作品がスクリーンに映るだけでも感動していましたが、上映後に私が舞台上で作品について話をする機会を作っていただけたこと、大変嬉しく思いました。コロナウイルスのこともあり、県をまたいで劇場に行くことを躊躇っていましたが、今では行って良かったと心から思います。素晴らしい企画に自分が携われた事を誇りに思います」と語り、広島での劇場公開は成功裏に終了した。

これ以降は試写会形式でない、本格的な公開形式で上映が挙行される。
今後のスケジュールとしては1月16日に「高崎電気館」(群馬県高崎市)、3月30日に「アテネ・フランセ文化センター」(東京都千代田区)での上映が告知され、その他に京都府・兵庫県・福岡県での上映会の実施が予定されている。
続報は映画『突然失礼致します!』公式サイトおよび公式SNSなどをチェックしてほしい。

・公式サイト : https://a.japaration.jp/
・公式ツイッター: https://twitter.com/A_JAPARATION

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[ 撮影:広島大学映画研究会 / 文:熊谷宏彰 ]

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