僕は下を向いたまま

僕は下を向いたまま
穴の開いた靴を見てる
僕は吊革につかまり
穴の開いた靴を見てる

学校へは
行きたくない
教科書を
枕にしたい

僕は下を向いたまま
蟻の巣を眺めている
公園のベンチに座って
蟻の巣を眺めている

忙しく
動いている
僕は今
サボっている

知らない町の肉屋さんで
コロッケ買って食べてる

僕は河原に寝転んで
大好きな本を読んでいる
時々川を眺めたり
あくびしながら過ごしている

先生や両親に
バレちゃったら怒られるかな

僕は下を向いたまま
帰りの電車に揺られてる
射し込む夕陽がまぶしくて
僕は下を向いたまま

※清志郎の歌を聴いてたら浮かんだ詞。
曲を作るなら多摩蘭坂っぽい感じがいいかな。

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