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日経新春杯◎イクスプロ―ジョン 得意中京この条件なら勝負になる!

■DAZN3700円、グリーンチャンネル1100円

DAZNの値上げが結構な話題になっていますね。

まあ、そら2年ほど前から2倍近くも月額料金が値上がりしたんですからビックリしちゃいますよね。食料、電気代など生活に直結するものが軒並み値上がりしている中、せめてもの趣味までバカ高くなるなんて……と、怒りがフツフツと沸くその気持ち、お察ししますよ。

一方、僕が普段熱心に見ている競馬はと言いますと、グリーンチャンネルWEBはスマホ・タブレットだったら月額550円、PCで観ようと思ったら1100円。DAZN3700円と比べると破格の安さだ。

もちろん、サッカー、野球、その他いろいろなスポーツを総合的に観ることができるDAZNと、基本的には日本の中央競馬のみと限定されたサービスを比較すること自体がナンセンスなのは十分承知していますが、競馬しか見ないよという人にとってグリーンチャンネルはやっぱり夢のようなサービスだなと、今回のDAZN再び値上げニュースを見て実感した次第です。

だって、DAZNを契約している人の中にも「サッカーしか観ないよ」とか「サッカーしか観ないし、さらに言えば特定のチームしか観ないよ」という人だってたくさんいるでしょうからねぇ。そういう趣味嗜好のファンとしてみれば、特定の競技・チームだけ見られればいいから安くしてくれ!と思うのは当然だろうなぁ。

さらに競馬中継でもう一つ、二つ付け加えるなら、テレビで観るならグリーンチャンネルは午前中はタダで、午後からのレースはBS11→地上波とハシゴすれば観ることができる。また、今年の3月25日からはJRAのホームページ上において無料のライブ配信がスタートする。

『レースを観る』ということだけなら、今後ほとんどお金がかからなくなる時代がやってくるわけだ。

いやあ、競馬ファンで良かったー!

……でも、ちょっと待ってください!

競馬ファンは本当に月額550円~1100円を払ってグリーンチャンネルを観るだけ、あるいはBS11、地上波を観るだけで満足していると思いますか?

していませんよね?

だって、馬券を買うじゃないですか!

あ、いえ、僕は馬券を買わなくてもレースをただ見ているだけで大満足なんです……っていうファンはごく少数派。ほとんどの在宅派の競馬ファンは、グリーンチャンネル(あるいはBS11、地上波)を観るだけでなく、馬券を買って、その馬券が当たってはじめて競馬の楽しさを100%享受するのだ。

つまり、競馬そのものに対して使うお金は月額3700円どころの話ではない。1日でその何倍、何十倍も突っ込んでいる人だっているでしょう。

僕自身の身の上を振り返っても、月額3700円を払うだけでサッカー、野球、あるいはその他のスポーツ観戦を100%楽しむことができるのだとしたら、それは競馬と比べてある意味では十分にリーズナブルとも言えるサービスなのかもしれないよなぁ。

■人気の盲点、ここは狙い目!

いや、もちろんね、こんな“負ける前提”で話すこと自体、間違っているんですけどね。

やる前から負けること考えるバカいるかよ!と天国から声が聞こえてきそうですし、競馬ファンはいつだって“勝つ前提”“大儲けする前提”で馬券を買っている。だから、

え、DAZN民さんはまた値上げされちゃったんですか? いくら? え、月額3700円! そら大変ですねぇ。僕らですか? いやあ、僕らは最大でも月額1100円ですわ。でも、毎週それ以上に儲かっていますから、競馬視聴サービスに関しては実質タダみたいなもんですよ、ガハハ……

なんて、しょーもないマウントを取ってみたい。

というわけで、日曜の日経新春杯は◎イクスプロ―ジョンから勝負する!

最初にハンデ57キロというのを見て、さすがに見込まれ過ぎでしょ!と思ったけど、今年から斤量に対するルールが変わったことで、明け4歳馬を除けば全体的に各馬とも重たいハンデを背負っている。

それらと比較すれば、古馬のオープン特別を3走前に勝っている実績ならば57キロは妥当なところか。もちろん、そもそもこの斤量がつけられたのは、実績だけでなく同馬の実力を評価されてのことだろう。

また、中京コースは[3・2・2・3]と好相性で、前走の中日新聞杯も7着とはいえ勝ち馬とは0秒4差。さらに、このレースは3カ月ぶりだったこともあり、今回は久々をひと叩きした効果も十分に望めるだろう。最終追い切りも3頭併せでビッシリと攻め、騎乗した和田竜二騎手からもポジティブなコメントが出ている。

天気と馬場状態に関しても、土曜に雨が降って芝は終日重だった。その影響で日曜もパンパンの良馬場にはならなそうだから、ピリッと切れる脚があまりないイクスプロ―ジョンにとっては、上がりの時計がかかることは有利な材料となるはずだ。そして、内めの芝が荒れてきているから、外枠発進もプラスと捉えたい。

1歳上のヴェルトライゼンデ、ロバートソンキー、1つ下のプラダリア、ヤマニンゼスト、ヴェローナシチーら4歳勢は確かに強い。でも、得意の中京コースでこの条件であればイクスプロ―ジョンも好勝負になると信じたい。

そして、6歳、4歳勢に注目が集まるということは、それだけ5歳イクスプロ―ジョンへの注目が外れ、人気の盲点に入るということだ。イクスプロ―ジョンが激走すれば、DAZNの3700円を払ってもお釣りがたんまり戻ってくるくらいの配当を期待していい。

■日経新春杯
◎⑪イクスプロ―ジョン
○②ヴェルトライゼンデ
▲①ヤマニンゼスト
△⑧ヴェローナシチー
△⑫プラダリア
△⑨プリマヴィスタ
穴⑭サンレイポケット

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