「タルマエ級」と噂の◎サンライズホープ、僕もこの馬の強さを今さら思い出した!
12月4日の日曜日は阪神競馬場に行く予定を立てている。
というのも、父親からのお誘いでして、新型コロナ禍でここ2年ほど競馬場に行けていなかったのでそろそろ行きたい、と。
そんなお誘い、もちろん断れるわけがない。僕も“我がホーム”と勝手に思っている阪神競馬場に行く機会が途絶えてしまっていたので、二つ返事でOKした。
でも、なぜ4日なのか。
せっかく行くんだったら来週、もしくは再来週のGIに合わせて行けばいいじゃないかと思われるかもしれませんが、そこはほら、「GI開催場だと事前の入場手続きが面倒だから」(父親談)というのが理由。
うん、まあ、僕でもそうするわな。この親にしてこの子あり、ですよ。
それに、一番の目的はやっぱり「競馬場にお馬さんを見に行く」ことと、競馬場での「親子交流」ですからね。
なんにしても日曜が楽しみですよ。寝坊しないように今日は早く寝なければ……
■すっかり忘れていたサンライズホープの強さ、これが老いか……
というわけで、チャンピオンズカップの予想もサクッといきましょう! どうせ時間をかけて濃密に予想したところで当たりませんから……(グスン)
本命はズバリ、先週1600勝を達成したばかりの幸騎手が手綱をとるサンライズホープ。
前走のみやこステークスでは、それまでのスタイルからガラリ一変、驚きの捲り追い込みで鮮やかな差し切り勝ちを決めた。何事かと思ったが、レース後の騎手、調教師などのコメントを総括すると、どうやら「ようやく本気になって走った」結果らしい。
そして、その時に話題になったのが、かつて幸騎手がサンライズホープについて語ったという「タルマエくらい走るかも」との言葉――。
その記事を見て、改めてサンライズホープの競走成績を見返してみたのだけど、そういえば去年、3勝クラスの灘ステークス、OP特別の三宮ステークスを連勝した際、「えらい強いダート馬が出てきたなぁ」と、僕自身も思ったのを思い出した。
いや、後付けではなくて、確かにそう思っていた(はず)。
で、重賞初挑戦だったプロキオンSがすんなり先手をとれずに6着という競馬を見て、気象的に難しいところがあるのかなと思ったら、休養を挟んだ次走シリウスSで即巻き返しての重賞初Vだったので、やっぱり能力のある馬だと、当時は思い直していた(はずだ)。
今年に入っていいところがなかったので、サンライズホープの存在が僕の中ですっかり薄れていたのだけど、競走成績を見ているうちにそういった当時の記憶がどんどん鮮明によみがえってきたわけだ。
こうまでしないと思い出さないなんて、老い、って悲しい……(いや、もともと僕の記憶容量が少ないだけという可能性は大いにあるが)
まあ、そんなこんなでサンライズホープだ。
週中に配信されている記事の情報のみではありますが、昨年の好走と今年の凡走から分かったことは、とにかく気分屋であり、集中力が続かないこと。馬自身が走る気になったところで他馬に邪魔されるともう止めてしまうらしいし、レース中に鞍上から前へ行く指示を2回も出されるとイヤになるらしい。
思っていた以上のクセ馬ではあるけれど、その分、最後まで本気で走ったときの強さは前走を見れば明らか。
要は4日のレースで、サンライズホープがどこまで本気で走ってくれるか、否かということだ。こういう馬を本命にするのはまさにギャンブルだけど、だからこそ面白い。
それに、前走の好走例があるだけに、幸騎手も「こうすれば走ってくれる」という手応えがあるだろうし、あれこれ悩まずに腹をくくって乗ることができる。また、調教もよく動いており、陣営からも好気配のコメントが届いているからGIでも十分にやれそうだ!
――と思っていたら、1枠2番は正直、う~ん……という感想。とにかくもまれるのが良くない馬だけに、この枠順はどうなのだろう。だったら、強力な逃げ馬もいないから以前のように先手を取る競馬でもいいのかなとも思うが、中間のジョッキー、トレーナーのコメントからは今回も控える手を考えている様子なので、思い切って最後方あたりからという競馬があるのかもしれない。
まあ、外野がアレコレ考えても仕方ないので、サンライズホープの力を信じて、そして幸騎手の腕を信じて、仁川から全力応援したいと思います!
■チャンピオンズカップ
◎②サンライズホープ
○⑫テーオーケインズ
▲①グロリアムンディ
△⑪バーデンヴァイラー
△⑦オーヴェルニュ
穴⑬シャマル
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